【検証】カナダで買った iPhone X に Suica を入れる方法
日本では iPhone に Suica を入れて JR や地下鉄・バスに乗るというのが当たり前の光景になっています。普段はカナダ(トロント)に住み一時帰国をするたびに不自由を感じていましたが、今回カナダで買った iPhone X に日本で買った Suica カードを入れてみましたので、その手順についてまとめてみたいと思います。
公式サイトには、条件と方法が説明されています。要約すると、
プラスチックカードの Suica を iPhone に追加するには以下のものが必要です。
・日本国内で購入した iPhone 7 または iPhone 7 Plus (モデル A1779 および A1785)
・iPhone 8 または iPhone 8 Plus
・最新バージョンの iOS
・デバイスの地域 (「設定」>「一般」>「言語と地域」) が日本に設定されていること
・Suica (無記名式)、My Suica (記名式)、または Suica 定期券のプラスチックカード
ここで注目したいのは、iPhone 8 から「日本国内で購入した」という記述が外されていること。調べてみると、この機種から従来の NFC に加えて日本で一般的に使われている FeliCa が標準搭載されたため「日本国内」表示が消えたようです。このブログ執筆時に新発売の iPhone X がリストアップされていないものの、下位機種でできるのですから条件的には問題ないと解釈します。
次にアップルストアから Suica アプリをダウンロードします。
アプリを開くと、一枚も入っていないと出ますので、追加をします。カナダ版 iPhone の場合、「デバイスの地域」を日本に設定するとクレジットカードの下に Suica という欄が出てきて、それをクリックすると「Suica を追加」画面になります。
カードの裏に記載されている4桁を入力し、転送画面になったらカードの上に iPhone を乗せます。
日本の夜中に行われていたシステムメンテナンスのため、この時は通りませんでした。
夕方もう一度試してみたところ、すんなり登録終了。自動的にエクスプレス設定(iPhone をタッチするだけで改札を抜けることができる)にもなっていました。
チャージ残額は、最初にカードに入れておいた500円プラスデポジットの500円、合計1000円と正しく表示されています。
料金表示の下に「ON トロント」とあるのは、オンタリオ州トロント、という現在地。一応 GPS で登録現在地を見ているのですね、興味深いです。なお手元のプラスチックカードはこれ以降は使えません。
これ以降 Suica へのチャージは Suica アプリ内で行います。
方法は、アプリ内にクレジットカードを設定するか、JR駅にあるチャージ専用機あるいはコンビニなど iPhone がタッチできる端末がある所で現金から行うかの2種類。
今まで残金がすぐに手元で確認できなかった PASMO から Suica に変えたことで、iPhone X 上でリアルタイムにわかるようになるのは便利。
コンビニや自販機でも使えるので、次回の帰国時に小銭から解放されるのが今から楽しみです。
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