未来的デザインのトロントTTC地下鉄新駅

かつて Downsview 駅と呼ばれていた Sheppard West 駅。ここから終点 Vaughan Metropolitan Centre までの6駅がライン1の延長新線として、昨年開業しました。

今日は時間があったので、ユニオン駅で用事を済ませてそのまま40分かけて終点駅まで行ってみることにしました。駅名は以下の通り。

Downsview Park

Finch West

York University

Pioneer Village

Highway 407

Vaughan Metropolitan Centre

今回の延長で便利になるだろうと予想できるのは、ヨーク大学駅、パイオニアビレッジ駅。特にこれまで大変だったパイオニアビレッジや、隣接するロジャースカップの会場となるメインコートへのアクセスが、(それでもバスに乗り換える必要はあるものの)良くなりそうです。

終点駅だけ外に出てみましたが、新駅だけあってデザインが斬新で美しい駅舎でした。周りは開発中。今後大きく変わりそうです。

駅舎内で最も印象的な場所は、改札を出て地下から1階へと上がるエスカレーターから眺める風景。これは Paul Raff Studio によるパブリックアート。コンセプトは、「Atmospheric Lens」。反射板が独特な雰囲気を作り出しています。思えばトロントの駅は、一部を除いて無機的で機能的なデザインでしたが、その流れは徐々に変わって行くのでしょう。

もう一つ、改札付近には PRESTO カードの自動販売機が設置されていました。これは TTC の最近のトレンドで、カナダとしては珍しいことでもありますが、今後こういった販売機は増えて行くことでしょう。トークン、キャッシュ、紙のチケットというこれまでのレガシーな方法は人的コストがかかります。初期投資は大変そうですが、長期的に見れば PRESTO のようなスマートカードの導入と同時に、こうした自動販売機の設置は避けて通れません。

実はこの駅では「PRESTO を買うように」と書かれています。原則的に、トークン、キャッシュ、紙のチケットは使うことができないと決められているからです。これは徐々に全駅へと広げられて行きます。現状はようやく各駅に自動改札機が設置され始めた段階ですから、この流れが TTC 全体に行き渡るにはさらに数年がかかるはずです。この駅を訪れてみて改めて興味深く思うのは、TTC は大きく変わろうとしていること。この駅がこれから先何十年先も続く新しい TTC の姿を表している、というところでしょうか。

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