【まとめ】トロント国際空港でエアカナダのチェックイン方法

海外の空港での出国は、言葉がわからなかったりして事前にわかっていれば安心できますよね。今回のブログは、トロント国際空港から日本へ出国する場合についてまとめてみました。

この記事の目次

空港までのアクセス方法

ダウンタウンから空港までのアクセスは3通り。お金がかからない順に書きます。

1)TTC(地下鉄+バス乗り継ぎ)

地下鉄でキップリング駅まで行き、そこから空港行きのバスに乗り換えます。

バスには簡単な荷物置き場はありますがノンステップバスではなく、スーツケースを持っての移動には向いていません。

運賃は3ドル25セント(キャッシュ払い)。出発点にもよりますが、全行程は1時間ほどかかります。

2)UP Express(ユニオン駅で乗り換え)

TTCでユニオン駅まで行き、そこから空港快速 UP Express 駅まで徒歩5分、空港へは25分で到着します。

地下鉄ユニオン駅のエレベーターはホームの中央、改札を抜けたら VIA 鉄道へ向かえば、スロープを経て階段を上らずに UP Express 駅改札へ抜けることができます。

車内はこんな感じで、スーツケース置き場(手前)もあります。

座席手前にはテーブル、下にはコンセントがあります。

運賃はTTC代+UP Express の運賃12ドル35セント(キャッシュ払い)です。PRESTO を使うと、9ドル25セントです。

3)タクシー(あるいはリムジン)

ダウンタウンからハイウエイを使うので最短で20分ほどですが、ほぼ渋滞につかまりますので45分〜最悪1時間は見ておいたほうがいいでしょう。

運賃は、タクシーがメーター制、リムジンは定額(ダウンタウン中心部からは約50ドル)。これに15%〜20%のチップが乗ります。スムーズに行くとタクシーとリムジンより安く上がることもありますが、渋滞にハマるとタクシーは部が悪いですね。事故以外の渋滞(ラッシュアワー)は、午前8時〜10時、午後3時〜7時です。

チェックイン・カウンターまで

国際線出発は第1ターミナル、エアカナダは向かって右側の5番(エコノミー)と1番(ビジネス&プレミアム・エコノミー)。

TTC は G階に到着(写真)。ここからターミナルビル内に入り最上階へ。カウンターを正面に見て右側方向に歩きます。

UP Express の場合は、下車してエレベーターで降り駐車場横を通り抜けてターミナルビルに入り、正面のエレベーターで上がり右手方向。

タクシー(リムジン)は乗車時に「ターミナル1、エアカナダ」と告げれば連れて行ってくれますが、高速からターミナルビルが見えてきたら一番手前です。

24時間前にウエブあるいはモバイルチェックインを済ませておきましょう。こうすることで、チェックインの時間を劇的に減らすことができます。そうしないと、同じ時間帯に出発するアジア向けの便の大行列に並ぶことになります。

カウンターに着いたらまずキオスク(自動チェックイン機械)で荷物のタグを印刷し、スーツケースにつけます。

その後は列には並ばず、「Bag Drop(荷物預け)」に向かいます。ゲートの前にはロープが張り巡らされていて入り口には係員が立っていますので、スーツケースに先ほどのタグをつけた部分を見せます。

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バッグドロップは、行列の最後にいる係員にタグを見せるとスキャンしてくれますので、その後自分でコンベヤーにのせます。機械が自動的にサイズと重さを計測するので、重量オーバーにならないように注意してください。(参考ブログ「【重量制限厳格化】エアカナダ・トロント国際空港でのスーツケース計量が自動化されました」)

もし手荷物のみでウエブチェックインを済ませているのであれば、そのままセキュリティーゲートに向かって構いません。

セキュリティー&出国

ゲート手前でもう一度チケットをスキャンし、列に並びます。

アメリカ行きと違い、アジア向けのゲートは大行列になることはありません。

ゲートでの注意点としては、ラップトップ類とジェル・化粧品類、ベルトは別トレイに。空のボトルや水筒などある場合は、出しておいたほうがいいでしょう。荷造りの時に、すぐ取り出せるよう手荷物は整理しておいたほうが良いと思います。

出国審査はありません。

出発ロビーで

セキュリティーを抜けたら、搭乗口までは長いエスカレーターで移動します。

搭乗口階はさらにエスカレーターで降りますが、その手前がメープルリーフ・ビジネスラウンジになります。

ロビーは左右に広がっています。免税店(Duty Free)は中央。バッグ、ウイスキーなど高級品が並びますが、クッキー程度であればコンビニでも手に入ります。飲食店はスタバ、バーガー、テイクアウト寿司、チャイニーズ、ワインバーなど一般的な国際空港にあるものとさほど変わりません。

特にカナダらしいというわけではないのは残念ですが、充電用のコンセントが沢山あるのは大変便利です。一見してレストラン専用に思われがちですが、誰でも利用できます。

全体的に高いので、安く済ませるのであれば一番奥のティム・ホートンズへ。

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トロント郊外でオーべルージュを探す

オーべルージュというのは、レストラン付きホテルのこと。特に郊外にあることが多く、クルマで出かけて食事をし、そのまま泊まることができるように20〜30室のこぢんまりとした宿がついている施設を指します。

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トロントに長期間暮らすために重要な6枚のカード

1997年に住み始めて20年、カナダ(トロント)で外国人(日本人)として暮らして得た「身分証明」が今回のブログのテーマです。

あらためて手元にあるモノを見ると、すべてクレジットカード大のプラスチック製カードに統一されていて、ほとんど出さないものと頻繁に使うものにはっきり分かれています。最後のカードまでたどり着くのに数年はかかったでしょうか。

カナダでは州によってルールが若干変わる部分があります。ここではオンタリオ州について、記憶を辿って順番に書いて行こうと思います。

1)社会保険番号(SOCIAL INSURANCE NUMBER)

おそらくこの登録が、トロントに来て長期に暮らし始めて最初に行ったものだったと記憶しています。トロントは日本のような住民登録票はありませんが、それに近いものと考えて良いかもしれません。ただし引越した場合に届け出は必要ありません(したことはない)。

住所があり、長期にカナダに居住していることが証明できる書類があれば、政府の出先機関(Service Canada)で登録ができます。

毎年の税金の申告時には、住所とこの番号で書類を作ります。プラスチックのカードを渡されますが、実際に提示したりすることはめったにありません。

2)運転免許証(Driver’s Licence)

一般的に身分証明書というとこれを指すほど重要なカードで、常に携帯しています。(手前はTTCの交通系スマートカード)

例えば銀行口座を作る時など「2つ写真付きの身分証明書を提示してください」と言われる場合がほとんどで、運転免許証と健康保険証の2つを持っていけば条件を満たされます。移住して来た当初は運転免許証がないので、2通の身分証明書を揃えるのに苦労します。当初はパスポートと銀行から郵便で送られてくる口座記録などで証明していたと記憶しています。

オンタリオ州の免許証は、日本の免許証を持っていると簡素化され、書類手続きのみの試験なしで発行してくれます。それ以外は、英語で筆記・実技と試験を受けて取得します。

更新はオンタリオ州の事務所(Service Ontario)で行いますが、視力検査のみの簡単なものです。

3)健康保険証(Health Card)

オンタリオ州で税金を払っていれば原則として医療費(診察・治療・手術)はタダです。それを証明するのが、このカードになります。診察が必要な時以外は、ほとんど持ち歩きません。

診療はファミリードクターに登録し、そこから病院を紹介してもらうシステム。毎回このカードを提示する必要があります。診察費は無料ですが、薬代と救急車は別。2度ほど救急車に乗ったことがあり、ルールでは有料と聞いていたのですが請求書などは送られて来ませんでした。

更新は免許の更新と同時期に、同じ Service Ontario で行います。

4)永住者カード(PERMANENT RESIDENT CARD)

ビザのステータスが移民に変わると必要になるカードです。5年に1度永住者カードの更新が義務付けられ、カナダ国外に出る時の携帯が義務付けらます。国外に出なければ、必要になることはないので、日本のパスポートと一緒に保管しています。

特典としては、カナダ行きの飛行機に乗る場合に航空会社のカウンターで提示するとeTA免除、トロント国際空港では税関申告書とともにキオスク(自動入国機)にスキャンさせると入国審査が簡素化され早く抜けることができます。

5)銀行カード(Client Card)

別名デビッドと呼ばれるこのカードが、暮らしている時に一番使用頻度が高いものだと思います。運転免許証と同じホルダーに入れて、常に持ち歩きます。

収入は銀行の個人口座に入って来ますので、入出金の管理を銀行の端末でする場合は、このカードが必要になります。

スーパーやコンビニ、デパートや商店、レストラン(ファストフードも含む)には端末がありこのカードで支払を済ませることができるので、普段からあまり現金は持ち歩きません(持っていても20ドルくらい)。

最近はスマホのApple Payに銀行カードを入れることができたり、アプリで入出金管理ができるようになったので、実際に銀行に行くことはほとんどなくなりました。

6)クレジットカード(Credit Card)

ある程度収入が落ち着いてくると、銀行からクレジットカード発行の勧誘が来ます。

長く住むのであれば、できるだけ早めにカードを持っておくと後々クルマを買う、家を買うなどといった大きな買い物をする時に融資の審査に使われる「クレジット・スコア」が付きますので早めに持っておくと便利ですし、オンラインショップなどでは頻繁に使いますので必要なカードの一枚です。

普段持ち歩くのは運転免許証、銀行カード、クレジットカードにTTCのPRESTOの4枚。日本でも似たようなものでしょうけれど、違うところがあるとすれば、現金をほとんど持ち歩かないということでしょうか?

日本では電子マネーは結構進んでいてコンビニなどではキャッシュレスですが、何かと言うと現金が必要な社会ですよね。トロントでは、どちらかというとキャッシュを持っているかどうかより、こういったカードを持っていることのほうが重要。

特に外国人として暮らしていますから、身分証明(運転免許証)やきちんと仕事をして生活をしていることの証明(銀行カードやクレジットカード)が常にわかりやすくできるようになっていることは、物事を簡単に済ませる上でも大事なことだと感じています。

g room(ジールーム) のフリップアップ

日テレ系で放映されていた「アンナチュラル」で葬儀屋さんの役を演じていた竜星涼(木村南雲役)さんがかけていたフリップアップ(跳ね上げ式)のサングラス。

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トロントで遊ぶカナダデー2018

毎年7月1日はカナダ建国記念日の祝日(カナダデー)。今年(2018年)は当日がちょうど日曜日ですから、前日の土曜日、翌日の月曜日と合わせて3連休の週末。たっぷりと過ごせそうです。
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トロントの月別年間気温と最適な服装について

スマホのお天気アプリは全世界の都市の状況をリアルタイムに知ることができるので、普段から多くの人が愛用しているでしょう。ただ、年間の気温を簡単に知るところまではカバーしきれていないようです。
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2018年カナダの祝日カレンダー

カナダ政府が定める2018年の祝日(Statutory holidays)をまとめてみました。

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休日の多くが月曜日に集中しているのは、週末を延長した連休にするため。週のど真ん中や中途半端な場所に祝日があるより、月曜日にしてもらったほうが合理的でいいですよね。

連休カレンダー
1月1日(月) 新年(New Year’s Day)
3月30日(金) 聖金曜日(Good Friday)
4月2日(月) イースターマンデー(Easter Monday)
5月21日(月) ビクトリアデー(Victoria Day)
7月2日(月) カナダ建国記念日(Canada Day)
8月6日(月) シビックホリデー(Civic Holiday)
9月3日(月) レーバーデー(Labour Day)
10月8日(月) 収穫感謝祭(Thanksgiving Day)
11月12日(月) 戦没者記念日(Remembrance Day)
12月25日(火) クリスマス(Christmas)
12月26日(水) ボクシングデー(Boxing Day)

出典:カナダ政府ウエブサイト

カナダの連休の特徴

大きな連休になるのがイースター(4連休)で、残りは3連休になります。こうしてまとめてみると、カナダの祝日は日曜日を挟んだ連休を多く作るということを考えているようです。まとまった休みが取れれば旅行の計画が立てやすくなりますし、生活の楽しみも増えますよね。そうした考えが優先されているようにかんじます。

一方、日本のような年末年始・お正月と言う考え方はなく、祝日という意味では1月1日のみ。ですが、実際はクリスマスあたりからお休みモード全開になり、年末はサービス業を除くと事実上の連休状態。仕事は2日から始まります。

連休関連のイベント

祝日のみのイベントとして花火があります。日本の花火大会に比べると地味ですが、それでも海外での花火は祝日感があっていいものだと思います。流石にイースターや戦没者記念日には上がりませんが、カナダデーやクリスマス、ニューイヤーの花火はとても印象的です。

日本にはない習慣として挙げられる祝日は、ボクシングデーですね。元々はクリスマスの翌日(12月26日)1日限りで、商店が一斉に商品を値下げして販売することを指します。ここ数年ボクシングウイークなどと称してどんどん日数を増やしてしまって、12月初めからひどい場合には年明けまでかけてセールを開催したりしています。それでも26日の当日は半額以下で買えたりするので、街中は早朝からものすごいことになります。

トロントアイランドのカフェ「Island Cafe」

ビクトリアデー(2018年は5月21日)が近づいてくると思い出す、ワーズアイランドのおしゃれなカフェ。冬の間はクローズしていますが、今年もそろそろオープンですね。
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CNタワーと日本の桜が一緒に撮れる場所は?

北米の桜はワシントンが有名ですが、トロントも1960年より日本の桜が植樹されてきました。「桜プロジェクト」と呼ばれた植樹プロジェクトは3,082本を植え2012年に終了していますが、このおかげで日本の桜は大変有名になりました。

今日訪れたのは、Trinity-Bell Woods 公園。ここの桜も2010年に桜プロジェクトによって植樹されたもの。行き方は、ダンダス駅から 505 West ストリートカーに乗り換えて約20分。Dundas St West at Crawford St で下車すると目の前に桜の木が見えてきます。

ここの桜の1番の魅力は、背景にCNタワーが見えるロケーションであること。私の知るところでは、トロントの象徴 CNタワーとともに桜を写真に収められる場所は、ここだけ。

紛れもなくトロントの桜であることが、一枚の写真で示すことができる唯一の場所ということになります。

没入感がすごい SHURE425 にワイヤレスアダプタをつけてみた

前々から使っていた高級ヘッドホンブランド SHURE の「SE425」。アップルの AirPods を入手してからすっかり出番がなくなってしまいました。絡まるケーブルから解放される便利さを一度経験すると、もう戻れません。

しまってあったSEイヤホンを再び取り出し、ワイヤレスに変身させる RMCE-BT1 BLUETOOTH アクセサリーケーブルをつけてみました。

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RMCE-BT1 概要

SEシリーズはイヤホンがケーブルから取り外しができる構造になっているため、既存のケーブルをワイヤレス対応のアクセサリーケーブルに変えるだけ。対応機種は、

SE215
SE215 Special Edition
SE315
SE425
SE535
SE535 Special Edition
SE846
SE215 Wireless
SE215 Special Edition Wireless

で、手持ちの425がリストにあることを確認。

セットアップ方法は簡単

ケーブル側とイヤホン側の・を位置合わせして軽く引いて抜きます。

あとは同様にして RMCE-BT1 側につけるだけです。

ケーブルにはバッテリーとコントローラー(音量変更や通話もできる3ボタン・リモート&マイク)がついているシンプルな作り。操作はこのコントローラーを指で押して行います。

ペアリングの方法は簡単。イヤホンをかけ、コントローラーの中心にあるポッチを指で押し続けると「パワーオン」というアナウンスがあるので、これで接続完了。続いて「バッテリー残量は・・・」と女性の声でアナウンス(英語)があり「ペアリングモードになりました」と続き「接続完了」という流れです。

もしうまくいかない場合は、iPhone などの機器で Bluetooth 選択画面を開き、接続させます。1台で2機種までペアリングができます。終了は同じようにポッチを指で押し続けると、サウンド音が2度鳴って電源オフ。

充電は、コントローラーにiPhone用チャージャーなどに繋げたマイクロUSBを挿して行います。

結論

装着感は、ケーブル時よりとても軽くなりました。

掛け方も中央にある楕円形のバッテリーを胸の正面に向ける方法と、右にまとめる方法の2通りに変えられます。

右にまとめる方法は、付属のクリップをバッテリーにつけてシャツの襟などに固定しておくことができます。この方法はスタイリッシュです。

カタログには15分のクィック充電で約2時間、最大8時間持続とあります。充電状況はオンにすると音声で教えてくれますが、公称よりは長く続くように感じます。クイック充電は嬉しい機能ですね。

高遮断性イヤホンと呼ばれるだけあって外からの音がほとんど聞こえないのは変わりませんが(公称90パーセントカット)、集中して作業したい時にはワイヤレスになってさらに没入感が増しています。部屋の中でこれをつけていると、テーブルに音楽プレーヤー(iPhoneなどですね)を残して歩き回っても途切れることなく音楽が聞こえて来るため、切れ目ない没入感を味わうことができます。機内など連続した騒音がある場所に長時間滞在する時には重宝しそうです。

装着感は AirPods より上。両耳をケーブルで結んでいますが取り回しに邪魔になることはなく、繋がっているぶん安心感が増します。また、ちょっと外したい時に繋がりっぱなし(AirPods は接続が切れる)なので、その点も使いやすいですね。

断線したらアウトですので、優しく取り扱いましょう。

マックのラップトップを徹底比較

しぶとく使ってきた 5年前の Macbook Air 。ここにきて動画編集を練習し始めると、なかなか辛いものもあり、Final Cut Pro X の編集と書き出しをもう少しスムーズに行えないものかと思案中。一方、この際新調に備えてマックのラップトップ全機種を調べてみました(価格は全てカナダドル)。

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 Macbook Airは動画向きではない?

Air の販売開始は2008年。基本は大きく変わらずこれまで9回のアップデートが行われています。

手持ちの Air 13インチ Mid 2011モデルに搭載のグラフィックカードは Intel HD Graphics 3000/384MB。現在のEarly 2015には第8世代 Intel HD Graphics 6000が使われていますが、最新型の Macbook に搭載されているのはさらに先、第9世代の Kaby Lake(HD Graphics 615)。

エントリーモデルとして外せないのが、価格。ベースモデルは1,199ドルはマックのラップトップの中で一番安い訳ですが、エントリーレベルという機種の設計は動画対応が遅れているかもしれませんね。

来月(2018年6月)にも新機種が出ると噂されていますから、ここがどう変わるかが注目です。

Macbook で動画編集?

2015年に販売が始まったRetinaディスプレイモデル。Early 2015、Early 2016、Mid 2017とほぼ毎年アップデートを繰り返して現在(2018年5月)に至ります。USB-C 1ポートのみという究極のミニマリズム、ファンレス静音とデザインの美しさなど、海外でも熱烈なファンが存在します。

価格は1,729ドルからと、Macbook Pro 13インチのベースモデルと同等。マシンコンセプトは省電力でCPUに負荷がかかる作業時にはクロックスピードを落とすため、長時間の動画編集には向かないとされます。

第9世代の Kaby Lake(HD Graphics 615)は動画編集に物足りない向きもありますが、YouTubeで検索すると 4K の画像編集についての話題が数多く上がっています。 3分〜5分程度の動画編集の場合に限り、書き出しも10分以内と早く終わるという動画も上がっていてビックリします。

それくらいの動画を考えている場合は、購入圏内と考えても良さそうです。アップルストアでCPUとメモリのアップグレードを選択するとこの値段。なんと Pro  13インチのタッチバーモデルが買えてしまいます。

本命Macbook Pro 13 インチ

CPU のパワーを前面に出す Macbook Pro ラインは、画面サイズ(13インチ/15インチ)とタッチバーの有無で区分されます。CPU 設定はインテルの Core i5 か Core i7 の2種類でクロック数(GHz)に違いがあります。

流石にパワフルな Macbook Pro ですから、動画編集のスペックを比較したビデオを多くは見かけませんが、13インチのベースモデルで充分な性能を発揮しているようです。

ベースモデル(Core i5 搭載)のお値段は約1,700ドル。最高スペック機種の15インチ(Core i7 搭載)はベースモデルで3,100ドルからとなり、Pro ラインでも機種によって値段が2倍の差があります

3,000ドルは出せなくとも、13インチのベースモデルを、アップルストアで 256GBのSSD、16GBメモリーにそれぞれ倍にアップグレードしてパフォーマンスを最大にしても約2,200ドル。先のYouTubeの情報も併せると、リーズナブルな選択肢になりそうです。

動画編集に最適化されている15インチ Macbook Pro

15インチになると、グラフィック周りの仕様が大きく変わり、Pro ラインに搭載されている Intel Iris Plus Graphics という統合GPU(CPU内部に組み込まれたもの)に、独立した Radeon Pro 555(2GB)/Radeon Pro 560(4GB)が加えられています。

動画編集に強い理由は、単独で 3D/4K・8K 動画/外部ディスプレイ処理を強力にサポートする「独立GPU(動画や画像を専門に処理するGPU)」の Radeon Pro の存在があるからです

実際問題としてのポイントは、動画を書き出すスピード。5分程度のムービーを書き出すのに30分かかってしまうのでは問題です。パソコンに高負荷をかける作業を助ける GPU の能力の差が実際の作業効率に大きく影響します。

15インチでは GPU を独立させ、動画作業に最大のパワーを与えるよう最適化した結果、2倍の値段差になったというわけですね。

結論

全機種を見てきての結論は2つ。

1) Macbook Pro という選択肢

真剣に動画にチャレンジするなら迷うことなく15インチの Macbook Pro でしょう。選べるモデルは3,199ドル/3,699ドルの2種類で、思い切って最上機種が清々しい選択肢ですが、税込で4,000ドルに近づきます。アップルストアで15インチのベースモデルで「BUY」ボタンを押し、グラフィックカードのアップグレードがコスパが高いですね。120ドル追加で最上位機種と同じ GPU の4GBメモリにする方法で3,319ドル13インチのベースモデルをアップルストアでアップグレードし2,219ドル。約1,000ドルを節約します。この場合独立GPUへのアップグレードはないので、より早い処理速度が求められるのであれば15インチという選択肢がベストですね。

2) Macbook Pro 以外という選択肢

Pro は高い、という声は根強いものがあります。YouTube で検索していると、「満足」「高すぎ」と様々な意見が交錯していて、立派なトピックスになっているのが面白いですね。

確かに高価で、一口に動画編集と言っても様々で、パソコンが良ければ良いムービーが作れるかと言いったらそうではありませんから、Pro 一辺倒に疑問を呈するのも当然。このテーマの焦点は Air のアップデートということになります。Pro 13インチとどう棲み分けをして来るのか、値段はどうなるのか(Pro 13インチのベースモデルは1,700ドル)、スペックはどうなるのか。10分以内の動画編集と書き出しをFCPXで行なった場合のスピードはどうなるのか、4K 動画はどうなるのか、ポートは USB-C になってしまうのか、など話題は尽きません。

ここを見極めた上で、最終的に判断するのが良いと考えています。