トロントの月別年間気温と最適な服装について

スマホのお天気アプリは全世界の都市の状況をリアルタイムに知ることができるので、普段から多くの人が愛用しているでしょう。ただ、年間の気温を簡単に知るところまではカバーしきれていないようです。
この記事の目次

旅行の計画を立てる時には、3カ月先〜半年先といった長期予報が必要になります。こんな時はやはりウエブ版のグーグル検索が便利。早速「トロントの年間気温」というキーワードで検索するとどうなるかを見てみましょう。

データで見るトロントの年間気温の推移

気温のピークとしては最も寒いのが1月と2月で、最も暑いのが7月と8月にピークがあります。グラフに気温の数字がついていて、最高・最低がわかりやすく表示されています。素晴らしいですね。出典はアメリカ海洋大気庁「NOAA(National Oceanic and Atmospheric Administration)」のため、カナダ環境自然資源庁(Environment and natural resources)の気象統計もあたってみると、1981年〜2010年までの統計データがありました。

グラフの全体的な形としてはグーグルのNOAAと同じ。細かく見ると一年で最も寒いのが1月、最も暑いのが7月。体感としてはこちらの方が正確に表現しています。全体像を掴むにはNOAAのデータグラフで充分でしょう。下には降雨量・降雪量・日照時間もついているので、さらに詳しい天気を知ることができます。

降雨量・降雪量

統計では年間を通じて切れ目なく6〜9日が雨。降雪量グラフと重なっている部分は雪のち雨、あるいは雨のち雪、というフリージングレイン(みぞれ混じりの雨)を含む冬の特徴です。

降雪量でゼロが続くのは、5〜9月の5カ月。残りの7カ月は雪が降っていることになります。その分雪対策は万全。降り始めるとすぐに融雪剤の塩を撒き始めますから、ダウンタウンで幹線道路に雪が残ることは滅多にありません。一方、歩道や路地には雪が残り靴は除雪剤まみれになるので、普段の外出にはお洒落なものより実用的な冬のブーツが好まれます。

日照時間

サマータイム制を採用するカナダは、3月初旬〜11月初旬の9カ月間、時計の針が1時間進み暗くなるのは午後9時〜10時。14時間を超える5月〜8月の日照時間も加わり、とても日が長くなります。一方冬時間が始まると日照時間も減少し、夕方も早くやってきます。

体感する季節と服装は?

データではわからない体感(季節感)についても考えてみました。

冬 12月〜3月(かなり寒い)
緯度が日本の札幌と旭川の中間くらいにありますから、気温だけを言えばトロントの冬は厳しいです。屋内は24時間連続暖房がかかっていて、日本の冬を連想すると拍子抜けするほど暖かいです。一方で大変乾燥していますから、保湿クリームや加湿器が必須となります。

全体としては、寒いからと言ってヒートテックの上下をしっかり着込んじゃったりすると、屋内に入った途端蒸し暑くてしょうがありません。暖かいしっかりとしたコートを1枚羽織り、中は軽装、というスタイルに落ち着きます。これって東京の冬とあまり変わらないですよね。

春 5月(朝は涼しくて午後は暖かい)
寒暖の差が大きいこの季節は雪の代わりに雨が多く降るので、軽めのダウンを羽織ります。フード付きであれば雨よけに使えますが、そうでなければ折りたたみ傘を持ち歩くことになります。実際トロントでは傘を差す人の率は高くありません。多分面倒だからだと思います。

この辺から、女性はノースリーブ、男性はTシャツ率が高まります。冬が長いので、ちょっとでも暖かくなると薄着にしたい、という気持ちはよく理解できるところです。

夏 6月〜9月(普通の夏のイメージ)
トロントには日本のような梅雨の時期はありません。全体としてはカラッとしていますが、実は6月〜7月に時々湿気の多い日に見舞われることがあります。これはオンタリオ湖の影響(Lake effect)です。

この辺りから外は暑くても屋内が寒い冷房問題が始まり、薄手の羽織るものは手放せなくなります。同時に紫外線も強くなるので、サングラスや日焼け止めも必須です。

夏の終わりは8月下旬。昔は9月末にインディアンサマーと称して一度30度近くまで気温が上がる数日間があったのですが、ここのところはっきりとは分かりづらくなってきました。これが過ぎると、秋が足早にやってきます。

秋 10月〜11月(日本だと冬のイメージ)
紅葉は10月初旬に始まり、10月31日のハロウィン付近になると初雪。これが最近の流れです。

トロント市公式クリスマスツリーの点火式は決まって11月最後の週末にやってきますから、半分冬と言っても良いかもしれませんね。

ここ数年は、ディスティラリーのクリスマスマーケットが盛り上がっています。

突発的な高温・低温について

先のカナダ環境自然資源庁の気候データには、ちょっと面白いデータが残されています。それが「Extreme Maximum(過去最大気温)」「Extreme Minimum(過去最低気温)」の2種類のデータ。

夏の最大気温は1936年7月8日の40.6度。冬の最低気温は1859年1月10日の-32.8度となっています。確かに最近、夏に40度までは行かないまでも、30度台後半を記録することが多くなりました。同時に冬もマイナス20度近辺まで体感温度が下がることもあります。

こうした状態の時は、やはり屋内にいるのが良いでしょうね。地下鉄や地下街「PATH」を上手に使うと、空調の効いた場所で動き回ることができるので、こういった情報も得ておくと良いかもしれません。

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