トロントに長期間暮らすために重要な6枚のカード

1997年に住み始めて20年、カナダ(トロント)で外国人(日本人)として暮らして得た「身分証明」が今回のブログのテーマです。

あらためて手元にあるモノを見ると、すべてクレジットカード大のプラスチック製カードに統一されていて、ほとんど出さないものと頻繁に使うものにはっきり分かれています。最後のカードまでたどり着くのに数年はかかったでしょうか。

カナダでは州によってルールが若干変わる部分があります。ここではオンタリオ州について、記憶を辿って順番に書いて行こうと思います。

1)社会保険番号(SOCIAL INSURANCE NUMBER)

おそらくこの登録が、トロントに来て長期に暮らし始めて最初に行ったものだったと記憶しています。トロントは日本のような住民登録票はありませんが、それに近いものと考えて良いかもしれません。ただし引越した場合に届け出は必要ありません(したことはない)。

住所があり、長期にカナダに居住していることが証明できる書類があれば、政府の出先機関(Service Canada)で登録ができます。

毎年の税金の申告時には、住所とこの番号で書類を作ります。プラスチックのカードを渡されますが、実際に提示したりすることはめったにありません。

2)運転免許証(Driver’s Licence)

一般的に身分証明書というとこれを指すほど重要なカードで、常に携帯しています。(手前はTTCの交通系スマートカード)

例えば銀行口座を作る時など「2つ写真付きの身分証明書を提示してください」と言われる場合がほとんどで、運転免許証と健康保険証の2つを持っていけば条件を満たされます。移住して来た当初は運転免許証がないので、2通の身分証明書を揃えるのに苦労します。当初はパスポートと銀行から郵便で送られてくる口座記録などで証明していたと記憶しています。

オンタリオ州の免許証は、日本の免許証を持っていると簡素化され、書類手続きのみの試験なしで発行してくれます。それ以外は、英語で筆記・実技と試験を受けて取得します。

更新はオンタリオ州の事務所(Service Ontario)で行いますが、視力検査のみの簡単なものです。

3)健康保険証(Health Card)

オンタリオ州で税金を払っていれば原則として医療費(診察・治療・手術)はタダです。それを証明するのが、このカードになります。診察が必要な時以外は、ほとんど持ち歩きません。

診療はファミリードクターに登録し、そこから病院を紹介してもらうシステム。毎回このカードを提示する必要があります。診察費は無料ですが、薬代と救急車は別。2度ほど救急車に乗ったことがあり、ルールでは有料と聞いていたのですが請求書などは送られて来ませんでした。

更新は免許の更新と同時期に、同じ Service Ontario で行います。

4)永住者カード(PERMANENT RESIDENT CARD)

ビザのステータスが移民に変わると必要になるカードです。5年に1度永住者カードの更新が義務付けられ、カナダ国外に出る時の携帯が義務付けらます。国外に出なければ、必要になることはないので、日本のパスポートと一緒に保管しています。

特典としては、カナダ行きの飛行機に乗る場合に航空会社のカウンターで提示するとeTA免除、トロント国際空港では税関申告書とともにキオスク(自動入国機)にスキャンさせると入国審査が簡素化され早く抜けることができます。

5)銀行カード(Client Card)

別名デビッドと呼ばれるこのカードが、暮らしている時に一番使用頻度が高いものだと思います。運転免許証と同じホルダーに入れて、常に持ち歩きます。

収入は銀行の個人口座に入って来ますので、入出金の管理を銀行の端末でする場合は、このカードが必要になります。

スーパーやコンビニ、デパートや商店、レストラン(ファストフードも含む)には端末がありこのカードで支払を済ませることができるので、普段からあまり現金は持ち歩きません(持っていても20ドルくらい)。

最近はスマホのApple Payに銀行カードを入れることができたり、アプリで入出金管理ができるようになったので、実際に銀行に行くことはほとんどなくなりました。

6)クレジットカード(Credit Card)

ある程度収入が落ち着いてくると、銀行からクレジットカード発行の勧誘が来ます。

長く住むのであれば、できるだけ早めにカードを持っておくと後々クルマを買う、家を買うなどといった大きな買い物をする時に融資の審査に使われる「クレジット・スコア」が付きますので早めに持っておくと便利ですし、オンラインショップなどでは頻繁に使いますので必要なカードの一枚です。

普段持ち歩くのは運転免許証、銀行カード、クレジットカードにTTCのPRESTOの4枚。日本でも似たようなものでしょうけれど、違うところがあるとすれば、現金をほとんど持ち歩かないということでしょうか?

日本では電子マネーは結構進んでいてコンビニなどではキャッシュレスですが、何かと言うと現金が必要な社会ですよね。トロントでは、どちらかというとキャッシュを持っているかどうかより、こういったカードを持っていることのほうが重要。

特に外国人として暮らしていますから、身分証明(運転免許証)やきちんと仕事をして生活をしていることの証明(銀行カードやクレジットカード)が常にわかりやすくできるようになっていることは、物事を簡単に済ませる上でも大事なことだと感じています。

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