【検証】トロント国際空港からダウンタウンへ、リムジンと UBER 料金比較

日本と違いダウンタウンでは UBER と Lyft の2社でライドシェアが普及していますが、トロント国際空港からの UBER 利用は最近になってテスト運用が始まりました。そこで今回はリムジンではなく UBER を使った場合どうなるのかについて検証してみました。

(なお、ここで使用するアプリの写真は空港で撮ったスクリーンショットを使って再構成したものです)

この記事の目次

トロントでは普段、ほとんどタクシーには乗らずに UBER を使っています。今回空港からダウンタウンの帰りに利用できるか試しにアプリを開けてみた、というところから始まります。

UBER の呼び方と料金

第1ターミナル国際線到着ロビーでアプリを起動すると、上記のようなウエルカムメッセージが出て、その後通常の画面となります。

アプリ画面を見ると、UBER はタクシー溜まりの所に待機しているようです。いつものように行き先を指定後に車種選定を行います。

通常の UBER X は $43.30 と出ています。

今回新たに加わったのが、Uber XL / SUV。スーツケースと人数が多い時にはミニバンや大きめの SUV といった車種を選べるようになっています。気になる料金は Uber XL $76.16 / SUV $116.50。高めです。

車種を選ぶと、アプリで表示された場所に行くようにと指示されます。ターミナル1 Ground Level というのは、到着ロビーからさらに1階下がったフロアになります。このフロアは、TTC / GO バスを始めナイアガラ行きのシャトルバスサービスの発着場となっていますので、注意が必要です。

リムジン料金との比較

この日はスーツケース2個+3人のため、UBER を使うと間違いなく XL の$76 を選ぶしかなくなるわけで、これだと UBER を使う理由が見つかりません。UBER は安価で手軽だからいいのであって、高いサービスにお金を払って乗りたいと思っているわけではないからです。

そこで急遽リムジンに乗り換えることとしました。リムジンならこの人数とスーツケースでも余裕です。

リムジンの場合渋滞などに関わらずエリアによって定額制を取っています。ダウンタウンをゾーン制にして、それぞれの行き先に予め決められた料金が設定されているという仕組みです。詳細はここにタリフ(Tariff)一覧があるので、参照してください

行き先指定は乗車してからおおまかに「ダウンタウン」と言い、続けて近くの大きな交差点(例えばヤングとダンダス)などと言えば、間違いなく連れて行ってくれます。ホテルの場合はより簡単で、ホテル名を言えば良いわけです。

この支払いはクレジットカードで、このように端末を渡されますのでカードを差し込み支払いを済ませます。ダウンタウンまではこの料金。タリフ通りだと $50 程度ですから、端末に表示されている料金はそれよりも11ドル高くなっています。

リムジンサービスのウエブサイトを見ると、空港で待機しているリムジンを利用する際には待機料(GTAA Pre-Arranged Airport Fee)$10 がかかるようです。(詳細はこちらのリムジンサービスのウエブサイトを参照)待機しているためほぼ待たずに乗れるわけですから、これは仕方ないのでしょう。

降車時には15%のチップを加算しますので最終的には $70.15 の支払いとなり、Uber XL よりも安くなります。日本で Uber が普及しない原因と同様業界団体がビジネスを成立させている所への新規参入には規制がかけられているわけで、トロントも空港に関しては同様です。

結論

現状ではそれでもスーツケースが1個、一人だけなら Uber X で良いわけですから $43 は魅力的な料金です。

ただ Uber を使い慣れていない、海外の空港についてすぐ ネット接続が必要、などアプリ操作や乗り方などハードルは高くなることは留意すべきでしょう。

トロントの場合大きめの車両が必要ならリムジンの方が安くすみますが、待機料を加算したり料金明細が不透明であることは否めません。その点 Uber はアプリ上ですべて済ませられますので、料金明細や行き先も含めスマホ内ですべてを見ることができます。

今回は乗れませんでしたが、次回はぜひ一人で乗ってみたいと思います。

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【検証】トロント TTC 〜 UP Express 乗り継ぎでディスカウント料金にする方法

TTC と UP Express を乗り継いだ場合のディスカウント料金設定について、昨日用事で空港に行きましたので検証してみることとしました。

この記事の目次

実際に乗車した際のカード履歴と公式サイトの説明を比較して行くことで、どういう仕組みなのか、実際にちゃんと適用されるのか、注意点はあるのかについてまとめてゆきます。

カード履歴について

まずは下のスクリーンショットをご覧ください。

これは当日の PRESTO カード履歴ですが、下から上に向かってこの日に何が記録されたのか、下に和訳しました。

元々のカード残金〜$32.30
ユニオン駅まで TTC($3.00)〜カード残金 $29.30
UP Express へ乗り換え($9.25)〜カード残金 $20.05
車内検札
乗り換えディスカウント($1.50)〜カード残金$21.55

記録上は間違いありません。早速どんなことがカード上で行われていたのかを見ていきたいとおもいます。

TTC 公式サイトの説明

まず TTC の公式サイト上ではどのような説明が行われているのかについて調べてみます。オリジナルのテキストは、以下の通り。

抄訳してみます。

TTC と UP Express 間の乗り継ぎ

・TTC から UP Express を使い、目的地が空港のみに適用
・TTC で PRESTO を使って乗車(通常のディスカウント料金)
・UP Express に乗車の際、シルバーのデバイスにタップした時に乗り継ぎディスカウントが適用となる
・UP Express 下車の際にタップすると、$1.50(大人)あるいは$0.55(シニア&学生)のディスカウントが行われる
・TTC 乗車時から2時間以内に UP Express に乗車すること

UP Express 空港駅から TTC ユニオン駅へ

・UP Express 各駅(空港・ウエストン・ブローア)で PRESTO カードをタップし乗車・下車する
・空港駅から乗車した場合、1時間以内に TTC に乗車すると $1.50 のディスカウント料金が大人・子供・シニアに関わらず適用される

こんなことが書いてあります。時間制限としては、空港行きが2時間、ユニオン駅での TTC 乗車が1時間となってるところが注意点ですね。

カード履歴と公式サイトの説明の比較

この日私が TTC に乗車したのは 15:38 pm で、ユニオン駅から UP Express に乗り換え車内検札を受けたのが 16:39 分。すでに列車はホームに停車していて、数分前に端末でタップを済ませていましたからそこまでで約1時間。規定の2時間以内に入っていました。

ライブで履歴を見ていた時にはディスカウントが表示されていませんでしたが、今朝見たら最後の1行が加えられていましたので、システムの方で当日処理をしたのが反映されたと考えられます。

ユニオン駅には乗り継ぎ用と書かれた端末もありましたが、入り口の空港行きの端末にタップした状態でディスカウントが適用されていましたので、特別こちら側で何かをすることもなく正しく運用されているようです。

結論

帰りは別な交通手段を使いましたので、今回は$1.50 のトクをしたということになります。UP Express は正規料金で $12.50、PRESTO を使うと $9.25 と $3.25 のディスカウントがあり、さらに乗り継ぎで $1.50 がかかりますから合計で $4.75 おトク。こう見るとかなり大きなディスカウントが行われていますね。

トロント在住の場合 PRESTO を持たないのは定期券利用者になりますが、旅行者にとっては空港往復は何らかの形で必要になります。タクシーやリモなどを利用せず鉄道のみを使うのであれば、トロント到着時に迷わず PRESTO カードを購入しておいた方が良さそうです。

【イベントまとめ】トロントの夏(7月~8月)を遊ぶ2018

カナダデー(カナダ建国記念日)が終わると、トロントは本格的な夏。今回は7月~8月末に行われる主なイベントをまとめてみます。

■Toronto Beaches Jazz Festival(無料)
http://beachesjazz.com
日程:2018年7月6日~29日
場所:ビーチ地区

■YDS – INDIE FRIDAYS(無料)
https://www.ydsquare.ca
日程:2018年7月6日(毎週金曜日午後8時~11時)
場所:ヤング・ダンダススクエア

■Toronto Outdoor Art Fair(無料)
https://torontooutdoor.art
日程:2018年7月6日~8日
場所:トロント市庁舎前広場

■Evergreen Brickworks Saturday Farmers Market(無料)
https://www.evergreen.ca/
日程:2018年7月7日(毎週土曜日午前8時~)
場所:エバーグリーン・ブリックワークス

■Distillery District Sunday Market(無料)
http://www.thedistillerydistrict.com/events.html
日程:2018年7月8日(毎週日曜日正午~)
場所:ディスティラリー地区

カナダデー明けの最初の週末に行われるのは、以上の4つ。この時期お天気が良くなり気温が上がってきますから、ファーマーズ・マーケットが市内各所で盛んに行われます。週末のセントローレンスマーケットが有名ですが、変わったところでブリックワークスとディスティラリー地区に足を伸ばせば、ローカル感がたっぷりと味わうことができるでしょう。

この2つのマーケットにはそれぞれ雰囲気の良いカフェやレストランがあり、週末のブランチを兼ねて出かけるのがトロント流。

ローカル感と言えば、ビーチ・ジャズフェスティバル。こちらのブログにまとめを書きましたが(2018年ビーチジャズご紹介)、週末ごとにほぼ1カ月かけて行われる屋外コンサート・イベントは必見。

トロント市庁舎前広場で行われるアートフェスティバルでは、ひと味違ったローカルアーティストの作品を眺めることができます。この広場は地下鉄駅からも近くほぼダウンタウンのど真ん中。ショッピングや観光の途中にふらりと寄ることができるアクセスの良さも人気の秘密です。

■トロント・カリビアンカーニバル(無料&有料)
https://torontocarnival.ca
日程:7月10日~8月4日
場所:トロント市内各所

■Honda Indy Toronto(無料&有料)
http://hondaindy.com
日程:2018年7月13日~15日
場所:ダイレクト・エネルギーセンター

■Pedestrian Sundays(無料)
http://www.kensingtonmarketbia.com/
日程:2018年7月29日、8月26日(毎月最終日曜日)
場所:ケンジントンマーケット

2週目は夏のトロント・メジャーなイベントが2つ。どちらも有料と無料入場ができるイベントです。

カリビアンカーニバルはほぼ1カ月間行われていて、関連イベントが多岐に渡っています。

特に注目は最終日のパレードと、その週末に行われるイベントのキング&クイーン・ショー。結構な大音響の音楽と露出度が高い派手めのコスチュームが人気で、毎年観客よりも出演者の方が多いのではないかと思わせるほどですが、やはりカリビアンな雰囲気にどっぷり浸かることができるのが人気です。

モータースポーツではF1が有名で、ホンダがF1にカムバックしたこともあり大きく注目されています。トロントで行われるのは、その北米版とも言われるインディー・カーレース。こちらもホンダカナダがメインスポンサーで、佐藤琢磨選手が毎年やってくることでも有名です。毎年初日の金曜日は無料開放(ドネーション)されるので、まだ見たことがないという方はぜひ金曜日に。

7月の〆はケンジントン・マーケットの歩行者天国。こちらはローカルなネイバーフッドで行われるぐっとノンビリしたイベントですが、トロントの中でも異彩を放つエリアならではの雰囲気を味わいたい向きにはピッタリです。

■Rogers Cup(無料&有料)
http://www.rogerscup.com
日程:2018年8月4日~15日
場所:アヴィヴァ・センター

■Taste of the Danforth(無料)
http://tasteofthedanforth.com
日程:2018年8月10日~12日
場所:ギリシャ街

8月に入り、第1週はテニス・トーナメントのロジャース・カップ、第2週の週末には、ギリシャ街で行われるフェスティバルが行われます。

ロジャース・カップは毎年トロントとモントリオールで男女が交互に開催されるという変則的な形式ですが、2018年はトロントが男子。トーナメントのスケジュールはグランドスラムのNYに向けて直近で行われるATP1000ですから、例年トップ選手がずらりと顔を揃えます。グッドニュースはTTC地下鉄が延伸となり、地下鉄で行けるようになったこと。アクセスが抜群に良くなりました。

ギリシャ街で年一度行われるテイスト・オブ・ザ・ダンフォースは、北米で最も人が集まるギリシャ系のイベント。ストリートを閉鎖して歩行者天国にし、沿道にはたくさんの屋台が出ます。特設ステージではコンサートが行われるので、屋台で買った食べ物を持ちながらブラブラ歩くのも楽しいでしょう。時間帯によってはレストランに入る方が良かったりしますので、混雑具合を見ながらの判断になります。

Messini、Mezez、Astoria など人気レストランは入るのに時間はかかりますが、おいしいと評判ですからトライしてみてもいいかもしれません。

■CNE(有料)
https://theex.com
日程:8月17日~9月3日
場所:ダイレクト・エネルギーセンター

■Festival of South Asia(無料)
http://www.gerrardindiabazaar.com
日程:2018年8月18日~19日
場所:ジェラード・インディアバザー

■Busker Fest(無料&ドネーション)
http://torontobuskerfest.com
日程:8月31日~9月3日
場所:ウッドバイン公園

■トロント航空ショー(無料&有料)
https://theex.com/main/entertainment/canadian-international-air-show/air-show
日程:9月1日~3日
場所:レイクショア地区

8月の〆は、トロント夏の伝統的イベントのCNE。ひとこと言うと、屋外に設営される移動式遊園地で、入場料を払って入った後はアトラクション・チケットを買うスタイルです。オススメは夜。日没後に暗くなる10時頃に、遊園地の遊具のイルミネーションがきれいで、それを撮るためにカメラを持ってやってくるほどの人気です。

最終日の航空ショーは必見。

この他個性的なイベントとして、大道芸人フェスティバルと南アジアフェスティバルが行われます。入場無料の大道芸人フェスティバルは、パフォーマンスを楽しんだらチップを渡すユニークなシステム。夜には炎を使った規模の大きなパフォーマンスも行われます。

【検証】カナダで買った iPhone が日本で使いずらい理由

国をまたいで生活をしていると、普段は気づかないことに色々と気づかされることがあります。例えば言葉、気候、生活習慣、貨幣などなど・・・電子機器については、電圧が調整されるようになってから電源タップの形状を除いては世界のどこに出かけても気にすることはなくなりました。

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ただ iPhone はなかなかそういきません。各国の電波法や技術仕様が違うため、入国と同時にその設定に合わせなければならないからです。

カナダ版 iPhone X が日本で使いずらい理由は?

私の iPhone X は日本で普通に動作していたため最初は動作不良かと思い、ドコモのサポートに電話したり販売店まで行く大騒ぎとなりましたが、結局原因の特定には至りませんでした。試しに長男が使っている au にも SIM を挿してみましたが、状況は同じでした。

この結果として、カナダ版 iPhone X は日本の大手キャリアでは使えない(2018年5月現在)ということがわかりました。

調べたところ、日本とカナダの iPhone X は厳密には型番が違う仕様になっていることが判明。この話題は深入りすると難しいのでこれだけにしておきますが、大手キャリアは何らかの方法で日本仕様ではない iPhone について何らかの制限をかけているのでしょうか。

結果として、外観が同じ北米仕様の iPhone は日本で完全に動作しないと言う状況が生まれています。カナダ版の iPhone が日本の大手キャリアで使えないとは思いもよりませんでした。

カナダ版 iPhone X は北米仕様で、日本版とは型番が違います

法的なことを言うと日本には技適という決まりがあり、技適外の携帯(海外から持ち込まれるもの)は90日間のみ使用可と定められています。これは海外から多くの旅行者がやってくる現状に合わせて規制が緩和されてきたと理解して良いでしょう。

iPhone X には3つの型番(A1865、A1901、A1902)があり、北米仕様は 1901、日本の技適を受けているのは1902です。問題は、ドコモなど日本の携帯大手が販売している SIM を挿すと何らかの制限がかかることです。

これが判明したのは、妻用にカナダで買った iPhone X に、日本で使っている iPhone 用 ドコモの SIM を抜いて入れて動作しなかったことで発覚しました。具体的には、電話の電波は受診するものの、データ通信が全滅です。

なおカナダ版は、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、ロシア、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、フィリピン、マレーシア、台湾、韓国、メキシコ、UAE、ブラジル、コロンビア、コスタリカ、アルゼンチン、南アフリカの認証を受けていますので、日本だけが特殊、と言って良い状況です。

どうしても日本で使いたい場合の SIM の選び方

振り返ってみれば、私が契約している u-mobile は iPhone が正しく動作するようプロファイルと言う設定ファイルを配布しており、これをインストールすることでカナダで買った iPhone が日本でも使えた訳です。カナダで買った iPhone をどうしても日本で使いたい(新しく日本で買い直すのはイヤ)場合は、この方法があります。

当初私は一時帰国時に、外国人向けに日本で販売されている1週間〜1ヶ月使える SIM を使っていました。この SIM は指定のプロファイルをインストールすることで、対応機種であれば問題なく使えるようになっています。その後一時帰国用に MVNO の u-mobile のデータ通信 SIM を契約し、カナダ出国時に SIM の差し替えをして使ってきました。従って、最新型のカナダ版 iPhone X でも同じように動作するはずと考えていたわけですし、実際カナダ版 iPhone X は問題なく使えています。

実際この使い方だとカナダ・日本の両国でカナダ版 iPhone X を使うことは可能です。動作保証については公式サイト(ここ)に詳細がありますが、上記のようにSIMフリーの iPhone は確認されています。

このように、プロファイルのインストール方法もわかりやすく解説されています(ここ)。

結論

カナダに生活の拠点があり日本との間を行ったり来たりするのであれば、カナダでアンロック済みの iPhone を買って、MVNO の SIM を入れて日本で使える可能性は高いといったところです。

どうしてもカナダ版の iPhone を日本でも使い続けたい場合は、このようにすることで対策を取ることができます。ただ、技適外のため厳密に言うと長期利用となると法的に問題が起きます(が、ペナルティが課せられると聞いたことはありません)。

【搭乗記】エアカナダ・羽田~トロント直行便プレミアム・エコノミー

エアカナダにボーイング最新機種787が配備された当時、新たに設定されたプレミアム・エコノミー。今回のブログは、このテーマについて書いてみたいと思います。

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搭乗したのはB787の就航初便(2014年7月)。この後トロント直行便(羽田)機材はB777に変更になりましたが、内装はB787と同じものに作り替えられましたので、どちらの機材が来ても機能としては同じになっています。

ゲートから機内へ

羽田空港のエアカナダ出発ゲートは、セキュリティーを抜けて出国審査を終えたら右方向へ歩き、突き当りまで延々と歩きます。途中 DFS(免税店)やコンビニ、フードコート的なものがありますので、機内で飲む飲料はそこで調達しておくと良いでしょう。

搭乗アナウンスはゾーンで呼ばれます(チケットに表記)制を取っていて。ビジネス(ゾーン1)と子供連れなどアシスタントが必要な乗客が先に通され、その後順番に番号で呼ばれます。プレミアム・エコノミーはゾーン1の優先入場対象ですから、行列をスキップできます。なおラウンジは利用できません。

チケットチェック後、機内手前入り口付近でサインを確認。プレミアム・エコノミーは右に進みます。

座席周り

 

 

機材によって設定が変わりますが、イメージとしては機首側に2つのビジネスクラス席エリア、その後ろがプレミアム・エコノミーとなります。

座席レイアウトは2+4+2で、真ん中4席は詰まってくるとエコノミーと雰囲気が変わらなくなってしまいますね。シートの大きさはゆったりですが、やはり両端の2席が落ち着きます。

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先頭の12A。レッグルームが広いので、空いていればここがいいですね。

頭上の荷物置き場はタップリですが、これはエコノミーと変わりません。エコノミーのプリファード・シートだとここが小さくて困ることがありますが、安心です。特に一番前の席は座席下に手荷物が置けませんので、大きくないと困ります。小柄な身長だとノブが高い位置にあって届きにくいのがたまにキズです。

席に着くと、ウエルカムドリンクのサービス(オレンジジュースかミネラルウォーター)があります(この日は初便だったので記念グッズが配られました)。

座席にはあらかじめメニューが置かれていますので、早めに目を通しておきます(英語になっていますが、裏は日本語です)。ウエルカムドリンクが配られるタイミングでディナーのチョイスを聞かれます。

出発直後(ディナー):ビーフかチキンのどちらか
フライト中:サンドイッチとクッキー
到着前(朝食):お粥かスクランブルエッグのどちらか

これらはビジネスのサービスと流れが同じになっています。

 

 

ビジネスと同じアメニティ・グッズとイヤホン。

 

 

ディスプレイは通常は前の座席の背にありますが、最前列の場合だけ右側(窓側席は左側)肘掛の蓋を開け、ボタンを押してモニターのロックが外し引っ張り出します。USB とイヤホンジャックはモニターの正面左下にあります。

タッチスクリーン式なので、見たい映画や聴きたい音楽をタッチして選びます。音量のコントロール、スクリーンの明るさ調整(オフモード)スクリーンで選択。頭上のライトのスイッチは画面右下、左隣の人形マークはCAさんの呼び出しボタンです。

お食事

食事用のテーブルは、中央の肘掛の蓋を開けて引っ張り出します。

二つ折りになっているので飲み物だけの時はそのまま、

お食事の時は開いて配られたテーブルクロスを広げておきます。

 

 

まずは前菜のサラダプレート。その後に飲み物を選びますが、ロゴ入りのグラスで出てくるのが嬉しいですね。サラダのドレッシングは、小さなボトルに入ってきますので、それをサラダにかけてたべる、という具合です。飲み物もこのプレートに載せていきますので、ちょっと混雑してきます。

サラダが終わると、メインのプレートがやってきます。サラダのお皿は片付けて、スペースを作る必要があるので、やりくりが大変。この辺りはビジネスと違って小さなテーブルですので、仕方ありません。飲み物をこぼしたりしないように注意しながらのお食事です。

ディナーの締めにもお飲み物。コーヒーを注文すると、ちゃんとしたカップで淹れてくれます。

中間のスナック。

あさごはん。この時はオムレツを注文しましたが、これはエコノミーと同じですねぇ。初便だったので、用意が間に合わなかったのでしょうか。

サービスの概要は上記に加えて荷物がプライオリティ扱いになりますから、ターンテーブルでは最初に出てくるのは嬉しいです。

料金比較

料金の位置付けはエコノミーとビジネスの中間。実際どうなっているかを、予約システムで表示させてみます。

今の時期(夏)はチケットが一番高くなるので8月末出発で予約システムを見ると、こんな料金が出てきます。最近はこうやって料金比較ができるようなウエブシステムに変更されたため選択肢が広がり、料金を見ながら日付を選べるようになって便利になりました。

日付を決めて先に進むと、こう行った画面に代わり、さらに料金を詳しく見ることができるようになっています。画面は片道料金ですが、エコノミーとプレミアム・エコノミーは料金が倍と差が大きいのに比べて、ビジネスはプレミアム・エコノミーから僅か300ドル差。話題がそれるのでこれ以上触れませんが、タイミングによって興味深い現象が起きるのは、こういうシステムを見ることができるようになっているお陰です。

プレミアム・エコノミーを詳しく見ると料金は2種類あり、最安料金はキャンセル不可という縛りをつけて買いやすくしているわけです。日程が決まっていて絶対変更しないのであれば、安い方がいいですね。

結論

予約そのものは、旅行代理店でも自分でやっても料金に変わりがなくなりました。担当者にもよりますが、カナダに詳しくない方がほとんどだと思いますから、ウエブでの予約が有利と考えます。

エアカナダでは24時間前のオンラインチエックインの際、アップグレードのお知らせが来ます。利益率の高いシートをできるだけ埋めようということで、座席に空きがある場合に限りオプションが出てくるわけです。料金はその時によって変動しますが、プレミアム・エコノミーへのアップグレード料金は片道5〜6万円ほどだったと記憶しています。

最初からプレミアム・エコノミーを往復で予約するだけの余裕がある場合はともかく、片道だけでもアップグレードしてもいいかな? という状況ならば、表示されるアップグレード料金と、「ちょっと疲れてしまった」「ゆっくり足をのばして帰りたいかな」などその時の状況に応じてアップグレードを上手に使うのもやり方の一つでしょう。

私にとってプレミアム・エコノミーはそう言った位置付けです。

 

 

トロント・ビーチジャズ2018年の楽しみ方

今年で30周年を迎えるトロント・ビーチジャズフェスティバル(Toronto Beaches Jazz Festival)。今年は7月6日~29日に開催が決定されました。

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今回はこのテーマについてまとめてみます。

大きく5つに分かれるフェスティバル

期間的には3週間になりますが、全日程行われるわけではなく、場所を移動しながらの週末開催になります。

ローカルアーティストを中心に、ステージはすべて無料というのが伝統。週ごとにテーマが分かれていますので、トロントのネイバーフッドを味わうなら1)、ラテンが好きなら2)などという具合に選んで出かけます。

1)7月6日(金)~8日(日)
SOUNDS OF LESLIEVILLE / JIMMIE SIMPSON PARK

http://beachesjazz.com/sounds-of-leslieville-riverside/

2)7月13日(金)~15日(日)
LATIN CARNIVAL STAGE / WOODBINE PARK

http://beachesjazz.com/beach-salsa-festival/

3)7月20日(金)~22日(日)
TD PRESENTS BIJF CONCERTS / WOODBINE PARK

http://beachesjazz.com/td-main-stage-a-cappella/

4)7月26日(木)~28日(土)
STREETFEST ON QUEEN STREET EAST

http://beachesjazz.com/street-fest/

なお、BEACH VILLAGE MUSIC SERIES のみ7月8日~8月26日まで Kew Gardens Piazza で変則的に開催されます。

http://beachesjazz.com/kew-beach-world-beat-stage/

オンライン・ガイドブック:http://online.anyflip.com/tdfr/qbub/mobile/index.html#p=5

今年の注目は?

個人的な注目として、2つを選んでみました。両者に共通するのはストリートジャズを味わえる点。やはりビーチジャズと言ったらこの設定が伝統です。

まずは最初の週のブロックパーティー。

ジミー・シンプソン公園のメインステージを中心に、周辺の街ナカに小さなステージを作り「路地裏ジャズ」を展開するユニークな設定で音楽を楽しみます。周辺には美味しいレストランが数軒ありますから、土曜の午後などゆっくりランチを挟んで時間を過ごすのに良さそうです。

メインステージ:
7月6日(金)午後6時~午後8時半(最後のステージ開始時間)
7月7日(土)正午~午後8時半(最後のステージ開始時間)
7月8日(日)正午~午後4時半(最後のステージ開始時間)

ブロックパーティー:
7月6日(金)午後6時~午後10時
7月7日(土)正午~午後4時
7月8日(日)午後5時~午後9時

詳細http://online.anyflip.com/tdfr/qbub/mobile/index.html#p=4

次に注目は、ビーチジャズ・フェスティバルのハイライト〜7月26日(木)~28日(土)に行われる STREETFEST。

訪れる理由は、他の日程とは段違いの賑わいと、2.5キロにもわたる歩行者天国に数々のバンドが演奏を行うユニークな設定。ビーチジャズ名物は必見です。

演奏は、下記の時間帯に行われます。

26日(木) 7:00 pm – 11:00 pm
27日(金) 7:00 pm – 11:00 pm
28日(土) 7:00 pm – 11:00 pm

詳細:http://online.anyflip.com/tdfr/qbub/mobile/index.html#p=12

アクセス

行き方は、地下鉄クイーン駅下車後、ストリートカー501 東行きに乗り換えます。ブロックパーティーはシンプソン公園前で下車(10分ほど)、ストリートフェストは、Coxwell(コックスウエル)で終点になりますからここからは徒歩となります(全行程30分ほど)。

ストリートカーは時間が読めないところがあるので、時間には余裕を見て行動されることをオススメします。

トロントの映画館はモバイルアプリでチケットを買います

映画鑑賞、普段は家ですがたまに映画館に足を運びます。今日はジュラシック・ワールドの最新話が初日というコトで、近所の映画館に行ってきました。

この記事の目次

引っ越してからは初めてなので、流れを書いておきます。だいたいどこも一緒です。

チケットをオンラインで購入まずは、iOS の Cineplex アプリを使ってオンラインでチケットを買います(以下 iPad で)。

アプリを開くと、上映中の映画リストがこんな風に出てきますので、横スクロールで選んだら Find/Showtimes をタップ。

ロケーションサービスをonにしてあるので、近所の映画館の上映時間が表示されています。種類は大きく3つに分かれています。

VIP:大きなシートで、席で飲み物や食べ物を注文できる
AVX 3D DOLBY TRMOS(D-BOX):DOLBY ATMOSの高音質で映画を楽しめる
CC/DS:視覚障害のある方向けのサービス

BUY TICKETS をタップすると上映時間の詳細が表示されるので、ここから希望の時間を選びます。最初の区分はグレーのライン上に小さく書いてありますので、注文時に間違わないよう確認が必要ですね。

今回は、AVX 3D DOLBY ATMOS で観たいので。3つの時間帯から選びます。

まずは希望の時間をタップ。購入画面に表示された場所と時間、チケットタイプを確認して、スクロールダウンします。

大人二枚なので、3D GEN(14-66)を2枚。D-BOX というのは日本では 4D ですね。あれは楽しいですが、座席が動いたり振動するので私の年齢では疲労困憊。今回はパスです。

次は座席選択画面になります。希望の席をタップして選びます。初日の2時間前ですが、ガラガラですね。大丈夫でしょうか・・・

チケット情報が確定しました。画面で確認。

チケットの受け取り方法は2種類。Pickup Using Mobile は、購入後にメールで送られてくるチケットと使ったクレジットカードを使って入館する方法。Self-Print は自宅のプリンターでチケットを印刷する方法。もちろん、Mobile にします。

支払いはクレジットカード。VISA Checkout を使うと最後にパスワードの入力を求められます。わからない場合は、生年月日を入れてパスワードを作り直すことができます。

画面ではこのようなチケット(実際はバーコードと予約 ID がつきます)が画面に表示されて購入終了。

実際に入場してきました

2時間後に映画館に向かいます。

購入は iPad 上で行いましたが、メールで来たPDFを iPhone の Wallet に入れておきます。

入り口奥がボックスオフィス。

手前の端末でチケットを受け取ります。

基本的にすることは Wallet の受け取り証をかざすだけ。

紙のチケットがでてきました。かなり速いです。

今日はポップコーンは買わず、

ここでチケットをもぎってもらいます。ここだけアナログなんですねぇ。

奥まで進み、

ここに入ります。

入り口で 3Dメガネを受け取り、

席を探します。

座席は大きくてゆったりサイズ。

ジュラシックパークは3Dですので、メガネをかけて見ます。

結論

やはり事前にアプリで買っておくと、現場に着いてからが速いですね。今回は4時過ぎの回で空いていましたが、終わって出たらチケット売り場は結構な混雑でした。最終的に紙のチケットになってしまうのは仕方のないところなのでしょうが、流れとしてはとても良かったです。

シネプレックスでは VIP があり、この席を選ぶとラウンジから入るようです。今度来る機会があったら VIP にしてみようかと思います。

iPad Pro のケースを自作 DIY

市販のケースを探すのも楽しいですが、自作というのも味があって好きです。今回は iPad Pro のケースを作ってみました。

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自作といっても完全な DIY ではなく、いつものようにアレンジを施すという感じなので失敗も少なく材料は目に付いたモノを使う簡単な方法でやってゆきます。

好みの袋にであいました

トロントの Bellwoods でビールグラスを買った時に入れてもらった紙袋を捨てるのがもったいなかったので、iPad を入れてみるとなかなか良い感じでした。手提げの部分だけを切り取り、封筒にします。

そのままだと強度に問題があるので、薄手のビニール袋を内側に貼って補強します。

これがスタート。

最初のデコレーション

これだと素っ気ないのと、袋の底がパタパタするので、ステッカーを貼ってとめます。

チポットレーのチップスの袋はデザインがちょっと良かったので、切り貼りでおもて面を強化。

使っていると、最初に使っていた薄手のビニール袋がゴソゴソしてきちゃったので、iPad Pro 専用のクリアケースを買った時の外袋の上側を切ってそれを入れ込みました。これで強度はかなり増しました。

ここまでは iPad を買って間もなくやっていたこと。

最近のアップデート

あれから1年が経ちました。ここ最近でまた手を加えましたので、まとめてみます。

封筒なので、切手を貼ってみようということで、手持ちのカナダ1セント切手を。これは今市販されているのでしょうか、というくらい昔のものです。ついでにエアメールのシールも。下の CANADIAN はビール瓶から剥がしたラベルが余っていたので。アップルのロゴ入りメモ帳が出てきて、最初のページの色が変わっていたので、切って貼り付けます。

この段階で Apple Pencil を入手したので、ペン差しは LCBO(トロントの酒屋)でワインを買った時に入れてもらった袋をアレンジして。

裏面はこんな感じ。1年くらいテーブルに貼っておいた TTC(トロント交通局)のマップをはがさなければならなくなって、もったいないのでここに移設。

無地の部分がだいぶ少なくなってきました。

おまけ

初代 Macbook Air 以来2台目。本体をこんな風にするのは、自分的にはメインマシンの証ですが、この iPad は今後の私のメインマシンになって行くのでしょうか・・・・。

ステッカーだったり両面テープ貼りであったりいろいろですが、トロント濃いめのビジュアルになりました。センスがあるかないかはともかく、こうやっていろいろ貼り付けて行くと楽しいものです。

トロント・サマリシャス2018完全ガイド

トロント市が主催するレストランイベント。2018年の今年は7月6日~22日まで17日間、200件の参加レストランが趣向を凝らした3コース・メニュー(prix fixe)を提供します。

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ちょうど今日(2018年6月21日)から予約が始まりましたので、今年のまとめを書いておきます。

サマリシャスの仕組み

基本的な決まりは以下の通り。

・3コース(前菜/メイン/デザートの3品)
・ランチとディナーを提供
・3種類の値段設定

それぞれのレストランは、通常営業の価格帯に合わせてランチ($23スタートで$5間隔)/ディナー($33ドルスタートで$10間隔)の価格を選びます。

年々値上がりするにもかかわらず安定した評価を得て、2003年にスタートした時にはわずか35軒(もともとはランチが$15スタート、ディナーは$25スタート)だった頃とは見違える充実ぶりになりました。

レストランの探し方

結果として、超がつく人気レストランは予約が取れない、どのレストランへ行くったらいいかわからない、という問題が出てきています。最も高いディナー($53)でも「ランチは5時なら空いております」といった状態で、トロントのレストランがいかに高騰しているかを表しています。この辺の事情はあらかじめ頭に入れておいたほうが良いでしょう。

選ぶ際に最も便利なのは、公式ウエブサイト。よくできています。

https://www.toronto.ca/explore-enjoy/festivals-events/summerlicious/summerlicious-restaurants-menus/?view=tabList

200件ですから、カテゴリー検索で行きます。

カナディアンを選ぶと、瞬間的に199件の中から42件がリストアップされます。

次の項目はエリア。

ダウンタウンを選び、さらにランチで$23を選ぶと、4軒まで絞られます。

一番上のバノック(Bannock)をタップすると(ちなみに iPad 上でやっています)、レストランの詳細が出ます。偶然出てきましたが、ここはロケーションもいいしたまに訪れるレストランでした。自分的には「美味しいほう」にリストアップされています。

1タップでメニュー、しかもサラダ/メイン/デザートの3種がランチ/ディナー共に一発で見比べられるのは便利。実際席に着くと何を食べるかの選択に迷うことが多いのですが(それも楽しみの一つ)、あらかじめわかっているに越したことはありませんよね。その点で、この検索は非常によくできていると思います。

最近のトロントは Farm to Table が定着して、地の素材を使うのが大きなトレンド。メニューにローカル(Local)の文字が踊ります。多くのレストランがベジタリアンにも対応しているのは多様な街トロントらしいところです。

ウエブサイトや SNS へのリンクもありますから、詳しく知ることもできます。

予約方法

予約は、同じ画面の Reserve Lunch / Reserve Dinner をタップ。すると別ウインドウで OpenTable が開きます。このサービスを介して予約(あるいは変更)をすることになります。繋がらない電話をかけるよりも手軽です。

どうしても行きたいレストランがある、確実な口コミ情報がある場合は別ですが、食べてみたい料理のカテゴリーとエリアを絞り、最後にランチ・ディナーの料金で検索を絞って行けば、かなりな確率で好みのレストランにたどり着けるはずです。期間中の週末(金〜日)は大変混み合いますので、時間や日程を調べる意味でもウエブサイトは役に立つはずです。

結論

どうしても有名レストランに行きたい場合は、とにかくしつこくウエブサイトで空きを見るより仕方ないでしょうね。軒数が多いので、場所で行くのか、値段で行くのか、料理の好みで行くのか、検索項目の重点をどれだけ絞れるかが成功のカギです。

このイベントに参加していないレストランも多く、特に普段から人気のレストランは敢えて条件の厳しいサマリシャスを出す必要はありません。(2018年注目のレストランリスト

参加レストランでも最初に「サマリシャスにしますか?」と聞かれます。予約はあくまで席の予約でサマリシャスの予約ではありませんから、席に着いてから自由に選んで構いません。

なお料金に含まれないのは飲み物、チップ。最近のトロントではチップは$18〜$20 が中心で、昔から言われている「チップは15%」とは状況が変わっていますので念のため。もちろんサービスに対する感謝(Appreciation)としてのチップですから、別に少なくて怒られることはありません。

Adobe Lightroom アプリが大幅アップデート(2018年6月19日)

朝起きて iPad を開いたら、いくつかのアプリに自動アップデートが行われました。

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見ていると Lightroom 全体にアップデートがかかっていて、プレス情報ではプリセット周りだということだったので、情報をまとめておきます。

2018619日アップデートのポイント

今回の目玉は、これまでデスクトップ版 Lightroom Classic CC でしか使えなかったプリセットを、モバイルアプリと同期させることができるようになったこと。それ以外にもいくつか細かいことはありますが、普段から iPad Pro をメインに使っている私にとって大きなモノはこれです。(プレスリリースはここにあります

プリセットが使えないことでアプリ版では手間がかかっていた作業が改善されるはずなので、早速同期させてみることにします。

プリセットの同期方法

まずは全てのソフト/アプリを最新版へアップデートします。

スクリーンショット 2018-06-20 7.54.01

デスクトップ版 Lightroom Classic CC で、インストールしたプリセットの場所(メニューの Lightroom > 環境設定)をメモしておきます。

スクリーンショット 2018-06-20 7.43.02.png

次に Lightroom CC を開きます。

スクリーンショット 2018-06-20 7.43.30.png

先程覚えておいた場所を、メニュー>プロファイルと進み、読み込みます。

presetscreen.jpg

読み込みが終わり右下の「プリセット」ボタンを押すと、「ユーザープリセット」というメニューが出て来るのを確認します。

今度は iPad で Lightroom を開き上から2番目の二重丸アイコンをタップすると、先ほどデスクトップ版でインポートしたプリセットが「ユーザープリセット」欄にすべて取り込まれていることが確認できます。

iPhone のアプリも同様にアップデートされています。

プリセットをタップすると、ユーザープリセットが同期されています。

これですべての Lightroom でプリセットが使えるようになりました。

使い勝手

インポートしたプリセット以外に iPad 上で新しいプリセットを作りたい時は、ぷりせっとを表示させて右上の「・・・」をタップすると「プリセットを作成」メニューが出てきます。

作業を終えた写真を表示させたままで新規プリセットをタップすると、その情報からプリセットを作ってくれます。これは便利ですね。プリセットの並べ替えができればなお良いのですが、それはできないようです。

なおデスクトップ版のプリセット読み込みの際、ホームをデクストップに表示させていないとプリセットのあるフォルダまでたどり着けないので、もしそういう設定になっている場合は直しておきましょう(ドラッグ&ドロップ)。

カナダのノスタルジーを語る STUBBY ボトル

1960年代のカナダで盛んに製造されたスタビー。「ずんぐりした」という言葉の通り丸みを帯びたボトルは、その後20年間カナダ人に親しまれたのち、現在のほっそりした瓶やアルミ缶に取って代わられました。

まれに復刻版としてスタビーが売り出されますが、たまたま昨日訪れた LCBO(トロントの酒屋)にはカナダで代表的な3種類が揃い踏みなのを見つけ、早速レジに持っていくと「今日は父の日だからね」と店員さんに声をかけられ、合点が行ったわけです。

買ったのは6本入りカートン3種類(カナディアン・ラバット・バドワイザー)の合計18本。たまにはビールでも、と気軽に立ち寄っただけなのに大量に仕入れたのは、このレトロな瓶をどうにか保存できないものかと考えたことからでした。

ラベルがいいですね。

キャップはメープル。

ラバットはトロント近郊のロンドンという街に大きな工場がある老舗です。さすがにビールを入れたまま保存はしたくないので中身は飲むとして、保存アイテムとしては3種類(ラベル付きのボトルの状態・ラベルのみ・カートン)あるかな、と。

さっそくボトルを水につけてラベル剥がしを試みます。裏面は何とか綺麗に剥がせたのですが、おもて面は苦戦。

結局ラベル剥がしフィルムのお世話になります。糊の材質は変わらないのですが、ラベルが薄すぎて無理でした。

カートンをどうするかは思案中。

実は別なカートンは iPad Pro のケースに切り貼りしたものを DIY したのですが、内箱が決まっていないままになっています。

ここに切り貼りというのも良いかもしれませんね。候補はバドワイザーでしょうか。カナディアンとラバットは切ってしまうのは惜しい感じがするので、ラベル付きの空ビンを入れてどこかに飾っておきましょうか?

18本を飲み干すまでゆっくりと考えてみたいと思います。

トロントのベトナムサンドイッチ Banh Mi Boys

ランチにふと思い立って、息子を連れて近所のベトナム・サンドイッチ店に行ってきました。トロントに8店舗を構えるチェーン店のバーミー・ボーイズ(Banh Mi Boys)は、安価で美味しいと若者に評判です。

店舗ロケーション:http://www.banhmiboys.com/locations.htm

この赤い星が目印。

店舗内は明るくて綺麗。一番奥に注文カウンターがあります。

メニューは大きく、サンドイッチ(Banh Mi)、タコス(Taco)と蒸しパン(Steamed Bao)の3つに分かれています。

サンドイッチは、グリルポーク($6.50)、グリルチキン($7.00)、レモングラス豆腐($6.50)、蒸し煮ビーフ($8.00)、5種スパイスの豚バラ($7.50)、プルドポーク($6.50)、牛カルビ($8.50)、イカ($7.50)、鴨のコンフィ($9.00)。

蒸しパンは、5種スパイスの豚バラ($4.50)、蒸し煮ビーフ($4.50)、プルドポーク($4.00)、フライドチキン($4.50)、パン粉揚げ豆腐($4.00)。

タコスは、牛カルビ($4.50)、プルドポーク($4.50)、グリルチキン($4.50)、イカ($4.50)、豆腐($4.50)。

公式ウエブサイトのメニュー:http://www.banhmiboys.com/menu.htm

息子はサンドイッチの蒸し煮ビーフ、私は蒸しパンの蒸し煮ビーフを注文。サンドイッチはお馴染みサクサクなフランスパン風のバンズに具はタップリ、なかなか食べ応えがありますが、蒸しパンは小ぶりで食べやすいです。

サンドイッチのバンズにマヨネーズ・ソースがよく合います。

柔らか蒸しパンと、酢漬けの人参千切りがなかなか美味。サイズが小さいので、ちょっと食べたい時に最適です。このサイズ感は、なかなかトロントではお目にかかれませんので、貴重です。

タコスはまた別な機会に試してみたいです。

超便利な WSKEN マグネット・アダプター

手元にガジエットが増えてくると困るのが、規格の違う様々なケーブル。今回はこの話題について書いてみたいと思います。

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ここ問題は、普段から使っているガジェットが多すぎるということがあるんだと思います。モノが増えればケーブルも増える。これは致し方ないところです。だからこそ、何とかして解決したいという問題が起きてきます。そして、こういう問題を抱えている人が多いんですね。

増えるケーブルの理由

普段使っているのは以下の通り。

1)iPhone X
2)iPad Pro/mini4
3)Shure 425
4)GoPro Hero5
5)Bernet ソーラーPowerbank

それぞれケーブルの種類が違います。

A)Lightning – 1、2、5
B)USB mini – 3
C)USB C – 4

いちいち機器ごとにケーブルを変えなければならないのが面倒なのは、充電の時。基本的にすべてはUSB充電なので、コンセントに刺さっている iPad Pro 用の充電器に機器ごとに違うケーブルを抜いたり挿したり。これがストレスです。

ケーブルをまとめておくポーチの中はこんな感じでどんなに整理してもごちゃごちゃが止まりません。

1本のケーブルで解決する方法

そこで今回買ったのは、WSKEN 製の X-cable mini 2 – Metal Magnetic Cable($25〜$29)。

仕組みはシンプルで、小さな端子を差し込みマグネットでケーブル側とくっつけるというモノ。パッケージはいくつか種類があり、今回入手したのは Lightning 端子X2とケーブルがセットになったモノと、USB-C/Micro USB/Lightning 端子がそれぞれ1コずつのパッケージ。

今使っている Macbook Air の Mag Safe と同じ仕組みですね。現行機種では Air だけになってしまいましたが、これ、本当に便利です。Air と同じ便利さがこのケーブルで実現するのであれば、ぜひ試してみたいと思ったわけです。

実際に使ってみました

Lightning の場合、差し込む端子は表と裏があります。写真の上の2本線が入っているのが上。

この状態で iPhone に挿します。

挿した状態。

ケーブル側はこのように近づけると、マグネットになっているので自然につながります。WSKEN の良いところは、繋ぎがしっかりしていること。

結構マグネットが強いので、自然にパチンとつながります。ケーブル側のライトがついたら給電開始の合図です。

こちらは iPad Pro。給電しています。

Powerbank もオッケーでした。

別パッケージの USB-C を GoPro の充電器に挿してみました。

Shure 425 は USB – mini ですが、こちらも問題なく給電中。

結論

変えてみて良かったのは、様々あったケーブルを一本に集約することに成功したこと。いちいちポーチからケーブルを探して抜き差しする手間が省けました。

マグネット式でパチンとつけるだけなので、iPhone のソケットを傷めずに済みます。また Shure の USB mini は小さくてケーブルを挿すのにいつも苦労していましたが、マグネット式になってからはストレスフリー。

これ以上ガジェットは増えることもないと思いますので、WSKEN で充電ケーブル問題は解決したと言って良いでしょう。たった$25で解決できるのですから、これはお値打ちだと思います。

バンクーバーの交通系カード Compass をトロントで注文

バンクーバーに行ったのは、2013年のこと。その時にはまだなかった交通系カード Compass(2015年8月より開始)が今回のテーマです。

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世界中で急速に普及し始めている交通系カード。トロントでもようやくトークンから PRESTO への移行が本格化してきましたが、バンクーバーの様子を見ると、トロントより少し先を行っているようです。

Compass カード

Compass は Translink が運営するメトロ・バンクーバーの公共交通機関で使える交通系スマートカード。2013年当時はまだチケット制で、このように進化するとは思いませんでした。

今年(2018年)5月からロンドン式のクレジットカードをタッチすることで乗車ができるようにシステムが変更されたようで、Apple Pay なども使えるようになっているとのこと。

路線図を見ると、バンクーバーはこちらもロンドンと同じゾーン制。最初にタップすると、そこから全ゾーンに乗車した場合の最大料金を Reserve(仮予約)し、下車の際にタップ(tap off)した時に実際の乗車金額を確定させる、というシステムのようです。従って、下車時にタップし忘れると、最初に仮予約された最大料金がチャージされる、という仕組みになっているのですね。

トロントのTTCは全体が1ゾーンですからこの問題は起きませんが、UP Express は距離で料金が決まるため、チャージ料金に混乱がありました。振り返ってみると、日本のシステムは複雑なところを上手に運用しているのだと思わされます。

バンクーバーはトロントと違って海に面している港町。仕事で訪れた自由時間を見つけて街を歩きましたが、今度行く機会があったら、Compass を使って街歩きをするのも楽しいかなと思っています。そこで旅行気分を味わうために、カードを注文してみることにしました。

注文してみました

Compass カードの公式ウエブサイト(https://www.compasscard.ca)の右上「Purchase a Card」をタップすると、カナダ国内にカードを郵送してくれるサービスがあります。今回はこれを利用し、トロントでカードを入手します。

まずはカード購入のトップページ。カードタイプの欄は Adult(大人)を選び、その下のボックスはオプションとして名前を入れることができるようになっていました。Give your card a name instead of a number(番号の代わりに名前を入れられます)ということだったので、試しに自分のファーストネームを入れてみます。

スクロールすると、カードのチャージ額が決められます。取り敢えずバンクーバーに行く予定はないので、最小金額の$5を入れておきます。

$5をタップし Add a Pass to your card をチェックすると、その下に月払いのパスの料金がゾーンごとに表示されます。残念ながらデイバス(1日パス)はないようでしたので、このまま Add to order(注文する)をタップ。

Review your order(オーダー確認)ページが出てきます。カードには、$6(カード代)と$5(チャージ代)が記載され、合計金額が$11になっています。

次の画面では、送り先の住所を入れます。国のところがカナダのみになっていて、日本からは注文できないようになっています。今回はトロントの自宅に送ってもらいます。

支払いはクレジットカードで。

最後にもう一度注文確認の画面が出ます。送料はゼロですね。カナダポストが使われるようですので、8~10日で届くというのでのんびり待ちたいと思います。

オーダーが完了しました。

注文してから約5日で、無事トロントの自宅にカードが届きました。路線図が同封されているかも、と期待しましたが、規約のパンフレットのみでした。それでもロンドンの時はカード一枚がデカイ封筒で送りつけられてきただけでしたから、良心的と言えるでしょう。

大きさは標準のカードサイズ。申し込み時に「カード番号の代わりに名前を入れられます」とありましたが、送られてきたモノには名前は刻印されていませんでした。まあ、仕方ないですね。そもそも、トロントにいて Compass カードを手にすることができること自体が素晴らしいこと。これでいつでもバンクーバーに行くことができます。

トロント REC ROOM でゲーム三昧

「とにかく混んでるから」と聞いて二の足を踏んでいた REC ROOM に行ってきました。

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場所と営業時間

場所は、CNタワーの目の前。ユニオン駅から徒歩で10分程。営業時間は上記の通り。
公式ウエブサイト:http://www.therecroom.com/

混雑にはパターンがあるようで、ピークは午後10時台。空いている時間帯を狙うなら、夕方より前に行くのが良さそうです。

チェックイン時にすること

行ったのは、ちょっとした嵐が来ていた平日の昼。息子とランチを食べた後にちょっと遊ぼうということになって、ちょうどいいので出かけたわけです。

入り口すぐの受付はゲーム用のチケットを買うところ。奥の HOST と書かれたカウンターは、コートチェックとレストランに座って食べたい場合のチェックインです。

ゲームはすべてクレジット制。最初に受付でクレジットを買い、タグに入れます。値段はそれぞれ、

$10 – 40 クレジット
$15 – 80 クレジット
$20 – 120 クレジット
$25 – 160 クレジット
$30 – 200 クレジット

こうなっていて、通常のタグは無料。ブレスレットタイプのものは$5だったと思いますが、プロモーション的なものがあって、タダになる場合もあるようです。

ゲームは1回5〜6クレジットなので、2人だと$15もあれば軽く遊べます。

レストランの入り方と食事座って食事をしたい場合は、入り口奥の HOST と書かれたカウンターでチェックインします。

すると、係りの人が席まで連れて行ってくれます。

席はそれほど多くないのですが、パティオもあり夏にはそっちの方が良さそうですね。

メニューの内容は、一般的なパブメニュー。

こういった感じです。

サーモンのグリル。ちょっとポーションが小さかったですね。お値段はこれで$26だったと思います。

最初にこういう袋をくれます。中にはポップコーンが入っていて「ゲームしながら食べてね」ということでした。

店内にはカウンター席と、

カジュアルなファストフードカウンターがあります。これらはゲームをしながらちょっと小腹が空いた時に使える場所です。

ゲームで遊んでみました

いろいろな種類のゲームがありますが、まずはカナダでお馴染みのボール入れ。

バスケット。単純ですが、なかなか楽しいです。

ゲーム台には必ずこういう端末があります。ここでクレジットを確認し、

タップしてスタート。

どれだけクレジットを使ったかは、ここでチェック。

ポイントが貯まるゲームをすると、こんな風にカード内に記録されて行きます。

貯まったポイント交換は、入り口付近のショップで。

良さそうだな、と思うと1000ポイント。よほどやらないと貯まらないレベルです。

ビデオゲームもあります。これは巨大パックマン。

ギャラガ的なものもありました。

こちらは体を動かす系。まずはマリオカート。

バイクレース。

ちょームズでした。

せっかくもらったのでポップコーンを食べながら、遊びます。

結論

レストランはちょっと高いかな? という印象だったので、カウンター・バーでビールを飲み、ファストフードで済ませるという方法がいいかもしれませんね。

クレジットは$25を買い、2人でこれくらいは遊べます。この他卓球とかいろいろあるので、その場合は途中でチャージをすることになります(現金不可)。ビデオゲームの種類は日本と比べてしまうと見劣りしますが、ゲームの種類というよりグループで行ったら楽しい場所、と考えると納得できると思います。

ロケーションがいいので、それもポイントです。

進むトロントのキャッシュレス事情

もう20年を越えたトロント暮らし。そおいえばポケットの小銭はゼロ、財布もほとんど持たなくなりました。今回はこのことについて書いてみたいと思います。

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キャッシュを持ち歩かなくなったと書きましたが、外出時に必ず持つものは、

Air Pods、カード入れ、iPhone の3つ(あとは家のカギ)。これが重要な持ち物です。

ポケットの中身は?

カード入れには、合計5枚+5ドル紙幣(普段は20ドル札一枚)が入っています。カードは TTC 乗車用の PRESTO カード、銀行カード、クレジットカード、運転免許証、健康保険証の5枚です。移民ですが、パスポートと在留者カードは国外に出る時以外は持ち出しません。

小銭がなくなったので、本当にラクです。

銀行カード(デビッドカード)

トロントで仕事や長期滞在すると銀行口座を作りますが、その時に渡されるのが現金の入出金に使う暗証番号付きの銀行カード( Client Card と呼びます)。

このカードはチップ付きのコンタクトレスカードにもなっていて、キャッシュカードとしてトロントのほぼ全ての商店で使うことができます。

一般にデビッド(正式名は Intearac、インタラック)と呼ばれるこのカードを使うことができる端末は、街の小さなコンビニ、スーパーやレストラン、タクシーなどほぼすべてのお店に必ず置いてあり、トロントのキャッシュレスを大きく前進させている理由となっています。

カードは銀行口座と直結、即座に引き落とされますので残高がないとエラーになります。1日の利用限度額があり、設定によっては1,000ドル程度の比較的高額な買物もできます。また海外ではキャッシュカード(Plus)として、現地通貨の引き出しに利用することができるので、例えばカナダの銀行カードをセブン銀行の端末に入れて日本円を引き出すことができます。

クレジットカードのようなオンライン決済は始まったばかりですが、個人間で現金をやり取りする e-Transfer(電子送金)は、少額の送金手段として普及しています。これは登録された電子メールあるいは携帯電話番号を使って、銀行間で送金をする仕組みです。

こうしたことはスマホ上のアプリで行うことができますので、銀行に行くことがほとんどなくなりました。

クレジットカード

お店では「デビッドかVISAか」の2択になるほどの普及ぶりで、お店では共通の端末を使います。利用実績によって限度額が上がりますが、月締めで最低額を支払えば繰り越しても(利息は付きますが)継続して使える点が、銀行カードと大きく違う点。

オンライン決済では圧倒的に優位で、Amazon などの登録の際に必要なカードです。オンラインショップというと日本では宅配問題がありますが、トロントでは少し事情が変わります。コンドミニアム(日本のマンション)に住んでいる場合のみ、セキュリティといって建物の出入りを管理している係員が荷物を受け取ってくれます。これが大変便利で、自宅にいなくても良いので、毎日山のような宅配便が届くという状況になっています。

Apple Pay と専用アプリ

銀行カードとクレジットカードは、店員にカード番号を見られる&パスワードを見られる、という不安があります。最近はコンタクトレスが普及し、カードは端末にタッチするだけ。実際店員さんはカードには一切触りませんし、端末は支払う側が操作しますからよっぽどの場合でもなければこの問題は起きません。

それでも Apple Pay が普及し始めている理由は、指紋・顔認証でしか使えないセキュリティに加えて、必ず持って出るスマホで100ドル以下の買い物が済ませられるという気軽さゆえ。「ちょっとコーヒー」「ちょっとピザ」「ちょっとコンビニで買い物」など、「ちょっと」の時に威力を発揮します。

iPhone X に日本のスイカとカナダの VISA が同居しているのは、今の時代ならではのことなのでしょう。カナダと日本を行ったり来たりの暮らしをしていると、システムレベルで小銭が発生する買い物に対応できるカードがスマホに入れられる所が面白いと思います。

Apple Pay はまだ限定的で、銀行カードの便利さには負けています。一方で、興味深いのはこの「ちょっと」マーケットをターゲットにしたアプリブームが起きていること。

Tim Hortons・Starbucks・McDonalds・PizzaPizza など大手ファストフード店が積極的にスマホ用アプリを発表し、メニューからのオーダーと支払いを一括してアプリ内で行えると大々的に宣伝をしています。

キャッチコピーは「行列しないで、すぐ受け取れる」。確かに、これらのチェーン店は行列がすごくて、せっかちなトロントに暮らす人達にとっては分かりやすいコピーですね。店側とすれば人件費が高騰していることもあり、注文と支払いをアプリにさせておけば長期的な経費節減にもなるというわけです。

結論

トロントにおいてキャッシュレスは定番の風景。さらに進んで、フィジカルなカードも持たずに、日常の買い物をするのが普通のことになってきました。

結果として、ますますスマを使いこなすというテーマが、暮らす上で重要な役割を占めるようになってきた、というわけです。

トロントのマクドナルドが凄いことになっていた

何年かぶりに息子とマクドナルドに行ったら記憶とずいぶん変わっていたので、今回はそのことを書いてみたいと思います。

この記事の目次
驚きポイント1〜店内キオスクで注文

店内に入って驚いたのは、多くの人がカウンター手前にあるキオスクで注文をしていたこと。見慣れた受付カウンターで注文している人はごくわずか。店舗の広さによってはカウンター全体が引き渡し専用のようになっていて、常連さんは迷わず入り口近くにあるキオスクで注文しているようでした。

キオスクは、巨大な縦長のタッチ式ディスプレイ式。注文と支払いは画面に表示された写真をタッチして済ませることができるようになっていました。

注文が完了すると番号が書かれているレシートを受け取り、カウンターでバーガーを受け取る、という流れです。トロントは最近、キャッシュレスがどんどん進んでいて、左のキーパッドに銀行カードやクレジットカードをタップすると支払いが完了します。

この画面が出たら、注文終了です。

これが注文番号。

受け取りは一番奥。

美味しくいただきましたが、肉ばかりでした・・・・

驚きポイント2〜専用アプリでカスタマイズ

ずいぶん変わったなと思い、念のためウエブサイトにリンクが貼ってあった iPhone 用アプリ(My MacD’s)をダウンロードして、どんな感じか見てみることにしました。

開こうとするとアカウント登録(名前とメルアド)をしないと中がわからない仕組みになっていたので登録を済ませると、注文専用アプリでした。方法は店のキオスクと同じですが、家で注文をして一番近い店で受け取るのは便利かもしれません。支払いもアプリ内で済ませられるようなので、ピックアップだけです。

百聞は一見にしかず。早速注文してみました。今回はダブル・クオーターパウンダー。赤字で書かれた Customize をタップして、カスタマイズします。

最初に Comes With(標準でついてくるもの)のリストが表示されます。+か−で数や量を増減できます。ここはスルー。

次に、下の Additional Condiments(追加調味料)というメニューをタップ。

ベーコン・マヨソース・レタス・トマトの4種類が出てきます。マヨソース・レタス・トマトを追加して一番下の Save を押して注文を確定。

画面上にチェックアウトしますか? と出ているので、他に注文がなければこの黄色の帯をタップ。

お会計画面。マヨソース・レタス・トマトを足しても追加料金にはなっていません。そのままクレジットカードで支払いを済ませます。

オーダー完了画面。「お店に着いたらチェックインしてください。バーガーを作り始めます」というメッセージ。お店に向かいます。

驚きポイント3〜ピックアップ方法

お店に着いたらチェックインしてください、と言われていましたが、具体的な方法についての説明はありませんでした。お店に着いてアプリを開くと、Dine In(店で食べる)とTake Out(お持ち帰り)のボタンが出てきました。これがチェックインなんですね。早速 Take Out をタップ。すると Sending order to kitchen(キッチンにオーダーを通します)というメッセージの後、

オーダー番号が表示されます。これでキッチンにオーダーが通り、支払いが行われます。

カウンター上のディスプレイの In Progress(おつくりちゅう)に番号が表示され、出来上がると番号が呼ばれ Now Serving(お受け渡し)に番号が移ります。この間約2分。かなり早かったです。

おなじみの紙袋。

家に帰り、中身をチェック。ちゃんとしてました。

やはりレタス・トマトがはいるとバーガーらしくなります。

きっちり入っています。

おいしくいただきました。

驚きポイント4〜メニューがもの凄く増えていた

改めて、どんなメニューになっているのかウエブサイトをチェック。メニューは大きく時間帯で、Breakfast(午前11時まで)/Lunch & Dinner(午前11時〜午前3時59分)の2つに分かれていて、アプリでも時間帯で表示されるメニューが変わります。

Breakfast は、マフィン(4)/ラップ(3)/ベーグル(21)/グリドル(3)/ブリトー(1)/オートミール(1)/イングリッシュマフィン(1)/ハッシュブラウン(1)/ホットケーキ(1)/ビッグ・ブレックファスト(1)の10種類。

Lunch & Dinner は、メニュー上はバーガーが Beef と Chicken、さらに Sandwiches & Wraps、サラダ、スナック、デザート&シェイク、マックカフェの全7種。

Beef バーガーは、アンガス(2)/ビッグマック(2)/チーズバーガー(1)/ダブル・クオーターパウンダー(2)/クオーターパウンダー(3)/ハンバーガー(1)/チーズバーガー(2)/マックダブル(1)の8種。モントリオール・ステーキスパイス BBQ が美味しそうです。

Chicken バーガーは、クリスピーチキン(3)/グリルチキン(3)/マックナゲット(4)/マックチキン(1)/ジュニアチキン(1)/ラップ(8)の6種。グリルは焼いてあるもので、クリスピーは揚げてあるもの。カロリーが違います。

よけいなお世話ですが、これだけ種類があると、働いている人は注文をさばくのに大変そうです。

結論

ずっと同じで変わらないサービスでは生き残れない、ファストフード。ここの所、ティム・ホートンズ、スターバックスなどが盛んに新しいテクノロジーを入れ、お客に来てもらう工夫を積極的に行なっています。「美味しいものさえ作って入れば客は来る」的な考え方とは真逆ですね。

ビッグマックとクオーターパウンダー、マックシェイクくらいしか思いつかなかったメニューがいつのまにか山盛りなので、アプリで色々見ることができるのは便利だと思います。
そのまま注文までできるとあれば、ちょっとした時にマックに行こうかとなりやすいかもしれないですね。キオスク&アプリでオーダーして受け取りまで、流れさえ分かっていれば特に問題となるようなことはありませんでした。

アプリのオーダー履歴からお気に入り(Favourite)を指定しておくと、次回からカスタマイズした状態のものをすぐに注文できるという機能があって、これは常連さんには便利です。

【体験】動画初心者が iPad Pro で編集してみました

前からやってみたかった動画編集。今回のブログは、一つの動画をアップするまでをドキュメント風にまとめてみました。

この記事の目次

普段は写真と文章でブログを構成していますが、動画で見たほうが分かりやすいテーマがあります。ステップ毎に写真を撮って流れを解説しているブログを書いている時、実際どうなるのかについては動画で出したらさらにイメージがつかみやすいと感じていました。それが今回動画作成をするきっかけとなったものです。

 

素材と使ったアプリの説明

今回の素材は、3分57秒あった PRESTO カードのチャージ場面。もともとは駅に入ってチャージをしホームに降りるまであったのですが、チャージの部分だけ切り取って使います。

使ったアプリは以下の3つ。

1)Luma Fusion〜動画編集と書き出し
2)Graphic〜説明画面の素材作り
3)Photo Affinity〜パーツ作り

どれも有料アプリですが、パソコンで揃えることを考えると驚くほど安価で済み、使ってみるとなかなか本格的。私のような初心者にとっては持て余すほどでした。

編集のポイントについて

あらかじめ iPad の 写真に取り込んでおいた素材動画を、Luma Fusion に読み込みます。

元の動画をタップすると左側に表示される(左右は変えられる)ので、必要な部分だけを選んで取り込みます。

問題は、このまま流したら初めての人にはよくわからないこと。特に表記が全部英語ですから、画面に何が表示されているのか、その説明があったら親切ですよね。

初心者なので難しいことはできません。できるだけシンプルに、やってみようと思います。

パーツ作り

そこで、Graphic というアプリを使い、キーポイントとなる画面のスクリーンキャプチャを取り、文字で説明を入れることを思いつきました。

書き込む日本語を矢印で指し示し、機械のどの部分の説明かを分かりやすくするため丸で囲います。

この作業は、iPad を少し寝かせて指と Apple Pencil を使い画面をタッチして進めます。そのため純正のスマートキーボードではなくアンカーのスタンドと Bluetooth キーボードを使うことにしました。

慣れは必要ですが、しばらくすると円を描いたり矢印を引いたりするのにも慣れてきます。

Adobe イラストレータ風のツールアイコンも分かりやすく、次第に慣れてきます。

ただ素材となる画像はクラウドからしか引っ張れないようなので、その辺はちょっと不便を感じました。

最終的にはこんな感じで素材に埋め尽くされてしまうのは、ファイルシステムがパソコンのようではない iPad の仕様のせいですから、この辺も工夫しないとならないでしょうね。

Graphic で作成した画像は、保存後に共有アイコンから Save to Photos を選ぶと直接 iPad の写真フォルダに戻すことができます。

この画像を Luma Fusion に取り込んで、タイムラインに埋め込むという作業を繰り返して行きます。

最後にタイトル画像を作る際に、カードの切り抜き画像が必要になりましたので、iPad のカメラでカードを撮影し、Affinity Photo で開きます。

このアプリは、右下の?を押すとこんな風にヒントが出てくるので目的のツールが探しやすいですね。今回は選択ツールを使って、ペンで境界線をなぞり綺麗にくり抜くことができました。

書き出しはメニューから選びます。

面白いのは、ファイルサイズを「寸法」の円をペンで動かして行くことで小さくできること。この辺のインターフェイスに慣れるまでは、腕組みをしながら画面を見つめる時間が結構あります。

Graphic に戻り、タイトル画像を作って行きます。その際レイヤーがあるので、パーツが多くても快適に作業を進めることが出来ました。

操作法がなかなか分からない部分があって、文字の装飾がテキストをオブジェクトとして選んだ後に右上の「i」をタップすることで出来るというのは一日中かけて見つけたものです。考えてみれば単純なのですが、一事が万事こんな感じです。

無事タイトル画像が完成しました。

結論

初心者ということもあり、編集作業はタップリ半日かかりましたが、いろいろ新しい発見もあり楽しかったです。

あらためて iPad pro がパワフルであるということが良くわかりました。1分20秒の短い動画ですが、待ち時間もなくほんの10数秒で書き出しが終了します。長くなればまた違ってくるはずですが、スピードは充分と感じます。

編集はアプリを3つ頻繁に行ったり来たりする作業でしたが、半日続けて一度もアプリは落ちることはなく、待たされることは一切なかったのを、後から思い出したくらいです。

これが実際にアップされた完成品。

唯一使いづらいと思ったのは、やはりファイルシステム。iPad は仕様で外付けハードディスクには繋げられません。また何枚もパーツ画像を作りましたので、素材があちこちに散らばります。もしかしたらやり方はあるのかも知れませんが、クラウド経由でなければ画像を取り込めないのは、ちょっと不便でした。

この辺は慣れて行くしかないのでしょうね。iPad の仕様がもう少し改善されることを期待したいところです。

【直前情報】トロントジャズフェスティバル2018を楽しむ方法

毎夏トロントでは、2つのジャズフェスティバルが開催されます。今回はダウンタウンで行われるTDジャズフェスについて書いてみます。

この記事の目次
会場はヨークビル

昨年からメインステージの場所が変更になりました。

中心はカンバーランドストリート。アクセスは地下鉄ベイ駅の真上と大変便利です。この辺はレストラン・カフェ・ブティックなどが密集しているヨークビル。ボックスオフィスと本部がある建物は Whole Foods のあるビルで、ショッピングのついでに立ち寄ることもできます。

(マップはこちら http://torontojazz.com/sites/default/files/yorkville-map.png

魅力の無料コンサート

コンサート・スケジュールは以下のように発表されています。

WEB版:

http://torontojazz.com/sites/default/files/calendar.html

PDF版:

http://torontojazz.com/images/calendar.pdf

会場は建物が密集するダウンタウンでの開催ですから、やたらと大音響で演奏するわけにもいかない難しいところがありますが、地元商工会の全面協力で、良い移転先が見つかりました。

企画としては、道行く人々が足を止め、その時間を音楽で楽しんでもらう小ぢんまりとした屋外の無料コンサートが中心。今年も3カ所に屋外特設ステージが作られます。

設営や歩行者天国の実施もあり、それぞれ初日の金曜日は午後5時スタート。

OLG Stage on Cumberland St.

7月22日(金)~7月1日(日)

ウエブサイト:http://torontojazz.com/venue/olg-stage-cumberland

ここは地下鉄ベイ駅の真上、ヨークビル地区でもっとも賑わうストリートで、全期間開催されるメインステージ的な役割を果たします。

ここは全体が横長の公園になっていて、ステージに横の巨大な岩に座ったり(充分注意してください)、芝生やベンチで音楽を聴くことができます。

OLG Stage on Yorkville Ave

7月22日(金)~24日(日)

ウエブサイト:http://torontojazz.com/venue/yorkville-ave-street-stage

ここはオープニング・ウイークエンド限定ステージ。フォーシーズンスからベイを渡って向かい側、ブティックが並ぶストリートの入り口付近にあります。

手前にはパイプ椅子の観客席が作られますが、基本は立ち見です。

OLG Stage on Hazelton Ave

7月25日(月)~7月1日(日)

ウエブサイト:http://torontojazz.com/venue/olg-stage-hazelton-ave

会場は、地下鉄ベイ駅のカンバーランド側を出たら、路地を抜けて正面の通りを奥へ。ちょうどホールフーズのある建物への抜け道です。

このステージ横の路地を入ると、イベント本部のある Yorkville Village という建物に入れます。ここはブティックやセレクトショップが集まるビルで、最近リノベーションが終わり綺麗になりました。

建物内には、オーバル・ラウンジ・レインウエイと3つのステージが作られます。ウインドーショッピングやフードコートでの食後、ホールフーズでのショッピングの際に立ち寄ってみると楽しいかもしれませんね。

ヨークビルにはヘーゼルトンというブティック・ホテルがあります。この1階の ONE RESTAURANT のパティオは、お天気の良い日には気持ちのいいお食事ができる評判の良いレストランです。ここに宿泊してジャズフェスティバルの雰囲気を味うというのは、良さそうですよ。

会場マップ

http://torontojazz.com/venues

ユニークな有料コンサート

いわゆるビッグネームと呼ばれる超一流ミュージシャンはめっきり減りました。原因はいくつかありますが、フルサイズのジャズフェスティバルを企画できるほどのスポンサーが付きにくい時代になっているのは事実でしょう。

ここでは、トロントならではのユニークな場所や企画をピックアップしてみます。

ROM Friday Night Live: Jazz Club (7月22日金曜日)

ロイヤルオンタリオ博物館を会場にして行う Friday Night Live プログラムの一環として行われます。

ステージは各階に分散し、DJ付きのダンスフロア・スタイルになります。館内は自由に歩けるので、貴重な展示物に囲まれて過ごす夜はなかなかユニークです。

またこのイベントに限り、館内での飲食が許可されます。各階に屋台風のステーションが設営され、事前に買ったフードチケットで支払います。

ここを訪れる時は、地下鉄ミュージアム駅からアクセスするとより雰囲気が増します。

http://torontojazz.com/concert/rom-friday-night-live-jazz-club

Gregory Porter が出演する Elgin and Winter Garden Theatre Centre はとても美しい、カナダの史跡となっているダブルデッカーホール。音楽はもとより、ぜひコンサートホールの美しさを楽しんでください。

http://torontojazz.com/concert/gregory-porter-5

Herbie Hancock、Sealなどが出演するソニーセンターは、ユニオン駅から徒歩5分。近代的で大きなホールです。

数年前にアース・ウインド・アンド・ファイアが来た時はオープニングから総立ちで、観客席がディスコ化していたのにビックリしたのを思い出します。

http://torontojazz.com/concert/herbie-hancock

結論

ヨークビルの街の雰囲気を楽しむくらいのつもりで行くジャズフェスティバル、というのも新しいかもしれません。ちょうどモントリオール・ジャズフェスティバルをやっているので、ハシゴも楽しいかもしれませんね。

トロント・プライド2018、注目イベント15選

6月になると、気になる月末にかけて行われるプライド・イベントの確定情報。今回は公式ガイドブックを元に、ポイントをまとめてみたいと思います。

なお最新情報は、下記リンクから(英語)。

公式ウエブサイト:http://www.pridetoronto.com

公式ガイドブック:http://www.pridetoronto.com/wp/wp-content/uploads/2018-Pride-Guide.pdf

この記事の目次
注目イベント15

プライドと言えば最終日のパレード、はもう過去のこと。それ程充実したイベント・ラインアップを見ると、どこに行くかが悩みどころですね。まずはオンラインの公式ガイドブックでフィーチャーされているものを中心に、15のイベントをリストアップしました。

1)プライド旗掲揚

日時:6月1日

場所:トロント市庁舎前広場

2)AGO First Thursday イベント

日時:6月7日 午後7時~

場所:AGO 美術館

3)Showtunes Karaoke! カラオケ大会

日時:6月11日(月) 午後7時15分~

場所:The Second City Mainstage (51 Mercher St)

4)トロント交響楽団演奏会

日時:6月13日(水)午後8時~

場所:Roy Thomson Hall

5)NUIT ROSE フェスティバル

日時:6月13日~17日

アート・音楽・ダンス・映像の NUIT ROSE フェスティバル。最終日16日(土)午後9時から Light Parade を開催

場所など詳細:nuitrose.ca

6)Cabana Pool Party

日時:6月14日(木) 午後6時~11時

公式キックオフ・パーティー

場所:Cabana Pool Bar (11 Polson St)

7)Friday Night Live

日時:6月15日(金) 午後7時~

場所:ROM 博物館

8)Toronto Island Party

日時:6月17日(日) 午後1時~9時

場所:トロントアイランド島 ジブラルタル・ポイント

9)Aids Candlelight Vigil (キャンドルサービス)

日時:6月19日(火) 午後9時~

場所:Barbara Hall Park (519 Church St.)

【プライドウィーク(6月22日~24日)】

10)Night at the Aqueerium

日時:6月22日(金) 午後8時~0時

場所:トロント水族館

11)Street Fair フェスティバル

日時:6月22日(金)~24日(日) 正午~(金のみ午後7時~)

場所:チャーチストリート(ベイからダンダスまで歩行者天国)

12)2018 Trans March

日時:6月22日(金)午後7時

場所:チャーチストリート(Church at Hayden St)から出発

13)Dyke March 2018

日時:6月23日(土) 午後2時~

場所:チャーチ・ストリート(Church at Hayden St)からヤングストリートへ

14)Drag Ball

日時:6月23日(土) 午後6時~

場所:YDS メインステージ

15)Pride Parade

日時:6月24日(日)午後2時~

場所:Bloor X Church を出発

なお、閉会式は午後5時より YDS メインステージで。

押さえておきたいイベント5

鉄板は、プライド・ウィークの週末。チャーチストリートが歩行者天国になるため、歩いているだけでプライドな気分に浸ることができます。加えて5つ、個人的に気になるイベントを上のリストからピックアップしてみました。

5)NUIT ROSE フェスティバル

アートフェスティバルということですが、昨年まで行われていたのでしょうか? メイン会場のチャーチストリートとは離れた所で行われるようなので、ひと味違ったイベントになるようです。

7)Friday Night Live

博物館の営業時間外を利用して行われる人気イベントのプライド・バージョン。飲食をしながら(ルールあり)博物館内を歩き回ったり、クラブ風のライブバンドとDJがつくユニークなイベントです。

9)Aids Candlelight Vigil (キャンドルサービス)

なかなか賑やかなプライドですが、取材を始めた7~8年前は今ほどの規模ではなく、様々な問題に寄り添ったイベントが多く行われていました。これは、そんな当時を思い起こさせるものです。

11)Street Fair フェスティバル

チャーチストリートを歩行者天国にして行うお祭りには、パレードのある日曜日になるとジャスティン・トルドー カナダ首相もやってくる程有名なイベントになりました。ファミリーイベントとして、なかなか楽しい雰囲気を味わえます。

13)Dyke March 2018

最終日の大規模なパレードは有名ですが、アピールの強いダイク・マーチは、よりトロント・プライドらしさが表現されます。

パレード見物で予め知っておくべきこと

年々規模が大きくなり、観客が増えるプライド。パレード直近の週末は、どこもごった返す人。

カナダのトルドー首相も常連さんです。

賑やかなのは良いことですが、あまり人が増えすぎると本来の趣旨からそれてしまうことも起きるかもしれません。イベントが盛り上がるのは結構なことですが、特にパレード沿道にはものすごい人が集まります。

場所によっては、一旦入ったら身動きできない状況になることもあります。お天気によっては30度を越す暑さになります。昔は消防車から盛大に放水をしたものですが、今はそういうことも控えめ。暑さ対策&水分補給ができるように準備をしておいてください。

ただ、ルート内にはスタッフがかなり配置されていて、中にはメディカル専門の方々もいますので、気分が悪くなったりしたらとにかく周りに声をかけてください。迷惑になるというようなことは一切ありません。プライドは皆んなで助け合う精神で行われています。

見どころですが、メディアとしてコース内を撮影してきた経験から言うと、ブロア交差点付近、ウエレズリー交差点付近、カレッジ交差点付近、ヤングダンダス・スクエア前は、かなりな盛り上がりがあります。

ブロア交差点はヤングに向かって曲がって行くので、他では見られない景色になります。スタート地点に近いここは、人混みをできるだけ避けてパレードを見るポイントとなります。

ウエレズリー交差点前にはコンドの前に大きな階段があって、ここが観客席のように使えるので見やすいと人気。歩行者天国のチャーチからも近いので、多くの人が集まります。

ここから南はずっとこんな感じで続きます。

カレッジストリート交差点付近。

ヤングダンダス・スクエア付近。ここは地下鉄駅の真上のため、パレードが始まるともう身動きができなくなります。

いかがでしたでしょうか。弾けるトロントの夏を、プライドで存分にお楽しみくださいね。

【まとめ】開始したトロント~羽田エアカナダ直行便の機内インターネットの使い方

先程エアカナダからのメールで、これまで国内線のみに行われていた Wifi インターネットが、国際線にも対応したとのメールが届きましたので、早速まとめてみたいと思います。

この記事の目次
羽田〜トロント直行便の機内 WI-FI 情報

エアカナダからのメールは以下の通り。

“We are delighted to enhance your in‑flight experience with Wi‑Fi, now on select international flights and on more flights in North America.

Treat yourself to the smoothest in‑flight streaming available, thanks to our new top-of-the-line satellite Wi‑Fi technology, providing the fastest Wi‑Fi of any Canadian airline.

Stay connected in the sky like never before.”

気になるのは、「on select international flights(限られた国際線のみ)」の部分。

早速羽田直行便を、公式ウエブサイトで調べてみました。

YYZ(トロント国際空港)〜HND(羽田東京国際空港)直行便で、直近の日付を入れてFindをタップすると、AC1(最近フライト番号が変わったのですね)に「WI-FI available」という表示が出ていますね。

WI-FI チケット(パス)は3種類

機内でインターネットに繋げるには、WI-FI チケット(パス)を買う必要があります。オプションは「Buy before you fly(予め買う)」「Buy on board(機内で買う)」の2つがあります。

「Buy before you fly(予め買う)」をタップすると、WI-FI 専用画面が表示されます。

値段は3種類(1時間、搭乗中全時間、月間)あり、値段は上記の通り。「BUY PASS」をタップすると、購入画面へと進みます。

購入のためには、WI-FI を提供している gogo にアカウントを作成する必要があります。

但し書きとして、「Gogo does not support live video or streaming services such as Netflix, Amazon Prime and HBO GO」とあります。Spotify はオッケーなんでしょうか? 乗って調べるしかなさそうです。

 

対象機材について

使用機材はボーイング 777-300ER、200LR など。スクロールして行くと、いろいろ出てきます。国際線のワイドボディーへの WI-FI 実装は2019年中旬には100%完了すると書いてあるので、来年中にはすべての国際線でこのサービスが可能になるようです。

機内での使い方

飛行機が空港を飛び立ち安定飛行に移ると WI-FI がオンになり、端末からネットワークを見ることができるようになります。そこで予め購入しておいたパス情報を入れれば、繋げることができます。

これは2015年当時、まだ始まったばかりの時期にカルガリー行きの機内で利用した時のスクリーンショット。機内でパスを買ってアクセスしているところです。まず機内モードから WI-FI のみをオンにします。すると gogoinflight と言うアクセスポイントが出て来ますので、接続をすると、

パスを買うように促されます。当時は30分なんて言うのもあったんですね。

結局この時は30分を買って試したわけですが、接続が実に遅く、

こんな風に延々と待たされた記憶があります。で、結局アップできませんでした。さすがに3年経ってますので、こんなことにはなっていないはずです。

12時間を超える長時間フライト。家族や友人とテキストチャットしたり写真のやりとりができるのであれば、21ドル払ってもいいかもしれません。できれば音楽ストリーミングサービスに接続できることを望みます。

トロント Tim Hortons の Camp Day チャリティー

カナダでは企業の社会貢献としてチャリティー・イベントが盛んに行われています。今日はコーヒー&ドーナツチェーン店「ティム・ホートンズ」のキャンプ・デーについて書いてみます。

ティム・ホートンズにはこども基金がありますが、その活動の一環として、キャンプデーというチャリティー・イベントが毎年この時期1日限りで行われる、ということを実は今年初めて知りました。

https://www.timhortons.com/ca/en/childrens-foundation/camp-day.php

この日にコーヒーを買うと、その売り上げのすべてがこども基金へ寄付され、この夏なかなかキャンプに行くことができない環境の子供たちが楽しく過ごすことができるようです。

また2ドルを寄付すると、ブレスレットを一つ記念にもらうことができます。

今日は、コーヒーを4杯(LG1/MD2/SM1)と4ドルのドネーションをしました。理由は色違いのカップを揃えるため、という理由もありましたので、カップコレクションが何かの役に立つのであれば、それは良かったです。早速家に帰りコーヒーはジャーに入れ替え、中身のカップ洗って乾かします。

ここから先は、いつもの DIY(カナダ建国150周年記念DIYタンブラーの作り方)。タンブラーから中紙を取り出し、キャンプデーに着せ替えます。

今回は、取ってある型紙を使うので簡単。カップを丁寧に分解し、型紙を載せます。あとは鉛筆で縁取りし、ハサミで切るだけ。

完成!

さっそくミサンガ風のブレスレットもつけてみました。息子たちが小さかった頃、夏になるとキャンプに出席して楽しい思い出を作っていたことを思い出しました。この基金を通じて多くの子供たちが楽しい夏を過ごしてもらえるように、願っています。

トロント Taste of Little Italy 2018 最新情報

毎年6月上旬にダウンタウンのイタリア街を歩行者天国にして行われる Taste of Little Italy。2018年の日程は、6月15日(金)~17日(日)と発表されています。

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今回は、トロントに夏のイベントシーズンがやって来たことを知らせるこのイベントについて書いてみたいと思います。

公式ウエブサイト:

https://tolittleitaly.com/taste-little-italy/

この記事の目次

会場は地下鉄カレッジ駅あるいはクイーンズパーク駅からストリートカー506に乗り換え、約10分。歩行者天国のため、ストリートカーはバサスト・ストリートで降ろされますから、あとは徒歩で向かいます。

スケジュール

公式発表されているのは、下記の通り。これはストリートが閉鎖になる時間帯です。

6月15日(金)午後7時~午前1時
6月16日(土)午前11時~午前1時
6月17日(日)午前11時~午後10時

パティオ&屋台

ストリートカーを降りて歩いていると、すぐに人だかりが見えてきます。その理由は、通りを占領しているパティオ&屋台。Taste of Little Italy 最大の楽しみです。

レストラン前の路上には様々な屋台が出ています。まずは一回りして、どんな屋台があるのか見て回るのも良いでしょう。$5~$10程度で歩きながらでも食べることができるアペタイザー的なものが多く、手軽さが受けています。

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もう一つの楽しみは、路上に簡易の柵で囲われたパティオ。とにかくごった返すので、普段のようにスムーズには行きませんが、ゆっくり過ごそうと考えているのであれば座るのも良いと思います。

混雑しているためウエイターさんはなかなか来ないと思っておいて良いでしょう。注文は一回で全部言ってしまうと、喜ばれます。追加注文はものすごく待つことになります。

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ビール、サングリア、ワインなどを選び、ピザ・パスタ・マッスル・サラダなどの定番が安全です。期間限定メニューが出てくるレストランは待たされるかもしれないので、できるだけオススメに沿って注文をするとうまく行きます。

ロケーションは Cafe Diplomatico 周辺が中心地。野外ステージがあって、ちょうどこのレストランの斜め前ではイタリアの民族民謡を着て演奏するバンドが出演します。これを BGM に雰囲気たっぷりの時間を過ごすのが、なかなかトロントらしいものだと思います。ただここは行列必至なので、早めに入ってしまいましょう。

ライブ音楽

ここ数年、カレッジ&マーカムの交差点にメインステージが設置され本格的な音楽を楽しむことができるようになっています。ステージ前にはパイプ椅子が置いてあり、下記のスケジュールで演奏が行われます。

20130614_190557.JPG

6月16日(土)
午後2時~3時~3時半~5時、5時半~7時、7時半~9時、9時半~11時
6月17日(日)
午後2時~3時、3時半~5時、5時半~7時、7時半~9時

この他、カレッジ・ストリート沿いでも各所で演奏が行われます。これらは時間差で街角ライブ的に行うものです。ここでは演奏時間の枠組みだけ書いておきます。

6月15日(金):午後7時~午前0時
6月16日(土):午後1時~午前0時
6月17日(日):午後1時~10時

詳細は2018年公式ニュースレターを参照:

https://mailchi.mp/e557ce337766/tolittleitalymar2018-431501

注意事項

ここ数年、夕方が近くなると身動きができないほどの大混雑に見舞われるようになりました。そのような状況になったら、バッグ類は正面に持つなど身の回りのものには充分に注意してください。

トロントは北米でも比較的安全な街とは言われていますが、深夜の深い時間にウロウロするのは避けた方が良いと思います。特に飲酒をして騒ぐなどしている集団には目を合わせない、近づかない等は基本中の基本。たとえ友達同士でも裏路地には入らない、意味なく話しかけてくる人とは目を合わせない、などを心がければ気分を悪くすることも減るでしょう。

初代 Apple Watch 所有者(私)への残念なお知らせ

今日はアップルの WWDC 2018(開発者会議)のキーノート(基調講演)が行われました。 新機種の発表はなかったものの、この秋にも行われる基本ソフトウエアの大幅なアップデートについて詳細な説明が行われました。

今回は、Apple Watch に関して書いてみたいと思います。

この記事の目次
watchOS は大幅アップデート

アップデートの内容を、ざっくりまとめてみました。
(詳細は公式ウエブサイトへ:https://www.apple.com/watchos-preview/

1)Activity Competitions(友人同士でエクササイズの成果を競える)

2)Workout Updates(エクササイズを自動で検知する)

3)Advanced Running Features(ランニングのペースを教えてくれる)

4)Walkie-Talkie(Apple Watch を持っている友人と直接話せる)

5)Smarter Siri(Siri の学習機能がアップ)

6)Improved Notifications(様々な通知を効率的に表示)

7)iTunes Music と Pod Cast への対応

8)Student ID Cards(大学の入校証として使う)

面白いなと思ったのは、4)。

これは時計をトランシーバーに見立てて、あらかじめ登録した人と会話ができる機能。

5)の Siri については「Hey Siri」と言わなくても済み、Apple Watch を近づけて告げるだけで起動させると、自分の今の状況に合わせて様々なお知らせ(Siri Shortcut)が画面に表示され、それをタップするだけでアクションが起こせるようになるようです。

ウエブサイトの内容を画面に呼び出したり、メールの内容を読むこともできるようになります。これまではどうしても iPhone に戻らなければなりませんでしたが、Apple Watch 本体だけで解決できるようになるようです。

もちろんアクティビティはさらに充実し、Apple Watch から得るデータを利用し、友人と成果を競い合ったり、最適なカロリー消費パターンを選ぶことができる Gym Kit など多機能です。

気になる対応機種

最新の WatchOS 5は、以下の機種に対応するとのこと。

Apple Watch Series 1, Series 2, Series 3

私が愛用しているのは、2015年に発売された初代 Apple Watch(Gen 0)ステンレス38mm(Model MJ312J/A=A1553)。私のモデルは、今回の WatchOS 5 対応機種から外れます

結構高かったという記憶がありますが、2年でこれだけアップデート対象外になってしまうのは残念ですね。

結論

買い替えの時期が来た、とポジティブに捉えれば、噂で秋にもう少し薄くて画面が少しだけ大きくなるモデルが出ると言われているので、クリスマス前まで様子を見ることにしましょう。

その後は、懐かしのMacintosh Plus ケースに入れて高価な置き時計になってもらうことにします。

【大失敗】トロント chatr mobile の SIM を自分でアクティベート

数年前からトロント国際空港に出店を構えるようになった chatr mobile。

第一ターミナル到着ロビーにこんな風に出ています。これは観光シーズンの夏季営業のようで、冬には見かけませんでした。いわゆる旅行者用プリペイドではありませんが、それに似た契約項目があるので、調べてみました。

この記事の目次
料金設定について

chatr のプランは大きく2種類に分かれています。「AUTO-PAY」はアクティベート時にクレジットカードを登録し、毎月課金が行われ、「REGULAR」は月ごとの支払い(自動更新なし)。従って、「REGULAR」で契約をすれば、使い捨てができることになります。

これが chatr の料金プラン。前回同様、データ通信があるプランを表示させています。この場合最安$40だと、3Gで2GB(データ量を超えると速度制限がかかる)までとなり、先の Public Mobile と同様レベルですね。

SIM の入手と契約方法

旅行でトロントにやってきて一番早く SIM を入手する方法は、先ほどのトロント国際空港の第1ターミナル到着ロビーです。冬季には見かけませんでしたから、シーズン営業なのかもしれません。その場合は、実店舗に行きます。

実店舗はダウンタウンにかなりあり、行きやすいのはイートンセンター地下1階。地下鉄クイーン駅からだとそのままショッパーズ(Shoppers Drug Mart)を超えて少し歩くと看板が見えてきます。

自分で SIM をアクティベート

今回は郵送で SIM を受け取り、オンラインでアクティベートを試みました。

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これが郵送されてきたSIM。公式ウエブサイトのアクティベーションの入り口画面で「Start」をタップして始めることにします。

詳細は上のスクリーンショットをご覧ください。以下ステップごとの解説です。

1)最初に SIM カードの番号を入れるようにと言われるので、郵送されてきたカードの裏面に書かれている番号を入れます。手持ちの iPhone ですから、*Do you have a chatr phone? のチェックボックスは、「NO」。PICK YOUR PROVINCE AND CITY は、Ontario と Toronto。これらを入力して、この画面を抜けます。

2)次は電話番号の選択画面で、No, I want a new number を選ぶと番号の候補が出てきますので、その中から選びます。これが終わるとプランの選択画面になります。

3)ここで気をつけるのは、「REGULAR PLANS」を選ぶこと。今回は月$40のデータ2GBを選択。

4)次はレジストレーション。氏名、ユーザー名、パスワード、パスワードを忘れた時に聞かれる質問(Security reminder question)とその答え、メールアドレスなどを入力し、

5)さらに住所の登録(旅行でトロントを訪れた場合は、滞在中の連絡先で良いと思います)をします。

6)いよいよ支払い情報ですが、ここで One-time payment を選択すると3つの方法が出てきます。今回はクレジットカードを渡さないというストーリーなので、最後の chatr top-up card を選びます。

7)規約を確認(チェックボックスをクリック)し、Continue で次の画面へ。

8)PAYMENT METHOD(支払い方法)の画面には、Top-up card PIN# という表示とボックスが出てきました。

結論

この時、クレジットカードを使わず電気店で売っているトップアップカードを買ってアクティベートをしたいと考えていました。実はここまでの手続きはそのままキャンセルして画面を離れたのですが、次にアクティベートをしようとしたら、「すでに登録されています」と出て身動きが取れなくなってしまいました。大失敗!

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この方法でアクティベートをする場合、最初から$40のトップアップカードも用意しておかないと無理なようです。これはダウンタウン(ダンダスのBest Buy)で売っていたもの。これを近くのカウンターに持っていくと、会計後にレシートに印刷されたコードをくれます。

もしこのトップアップカードが手元にない場合は、クレジットカードで済ませるのが得策。一度きりにしておけば、次月以降に課金されることはありません。

SIMまとめ

【1年後】メインを Macbook Air から iPad Pro に変更

コンパクトなタブレット端末がラップトップの代わりになるか? という議論は延々続けられてきました。この視点で、iPad Pro(以下 iPad)を使い始めて1年が経った現状をまとめてみたいと思います。

目次

iPad が得意なことを見極める

iPad の操作感

結論

使っているのは、iPad Pro 10.5 インチ+Apple Pencil+スマートキーボード。

iPad が得意なことを見極める

トロントでフリーランスを生業とする私の場合、例えば雑誌社や通信社系に関する依頼仕事をこれだけで済ませるのは未知数。そう表現したのは、仕事内容にもよるからです。

iPad は得意とそうでない分野の差がはっきり分かれます。ここが何でもこなすラップトップの違い。では iPad が力を発揮する分野は何か? 仕事に関しては、SNSベースの場合に限れば充分対応できるまでになった、という考えです。

企業に所属していると、データ転送には決められたソフトや接続セキュリティ基準を満たす互換性のある仕様が要求されます。その縛りが少ない請負のフリーランスだから iPad を積極的に使える、という要因もあると思います。

iPad の大きさ、重さ

ここ数年機材は本当にコンパクトになりました。手軽であるということは重要です。

最小最軽量の Macbook の重さは920g、iPad Pro が469gですから、ほぼ半分。短い文章なら画面にソフトキーボードを表示させる方法で済みますから、非常に軽量です。

多少窮屈なソフトキーボードでは役不足の場合、カバーにもなる純正スマートキーボードをつけることでこの問題は解消します。その場合重量は430g増え、Macbook とほぼ同じの899g。それでも最軽量です。

テキスト入力周りの環境

気分を変えて 純正Bluetooth キーボードを出したい時は、Anker のスタンドがコンパクトで自由に角度が決められる仕様が気に入って使っています。横置きにするとディスプレイのエッジをタッチしようとすると引っかかるので、昔懐かしい画面縦置きでこのブログも書いています。

日本語入力は、Google の Gboard(無料)をインストール。純正 IME を使っているとキータッチのスピードに追いつかないのか、特定の文字を入れると「勝手に改行して消える」症状に悩まされています。有料の ATOK でも同様。残念ながら Gboard でも解消されないので、システムレベルの問題なのかもしれません。

データ転送

写真は SNS で重要な役割を果たしています。カメラの SD カードからデータを転送する時に必要なドングルは、大量の写真がある場合やオリジナルの RAW で作業したい時、最も確実で安定した転送手段です。

少ない枚数でしかも RAW ファイルが必要ない場合、Wifi 経由でデータを飛ばし iPad 側は専用アプリで受ける方が便利です。

一方で、複数のファイルをフォルダでまとめたり、外付けハードドライブにあるデータにアクセスするといったパソコンでは当たり前にできることが、iPad では苦手です。ここが「iPad は仕事には使えない」と言われる大きな原因の一つです。この解決のためには、もう少しの時間と経験が必要です。

バッテリーと電源

バッテリーの持ちも良く、全く心配する必要がなくなりました。年齢のこともありなかなか昔のように長時間ぶっ続けて作業をするとがなくなったのも一因。それでも稀に1日ずっと iPad で様々作業をするような時、電源に繋がないで家の中をウロウロしながら作業をしていても安心していられるレベル。構造的に熱くなったりファンが回ったりすることは一切ないのも嬉しいところです。

安価で手に入る携帯型バッテリーを持っていれば、手元で充電ができるので便利。最近、ソーラーパネル付き大容量24,000mAhのバーネット(BERNET)製パワーバンクを使い始めていますが、充電がどこでもできるというのは良いと思います。

仕事に使うアプリついて

これまで本体周りの環境を見てきましたが、コンピューターは結局使いやすいアプリがどれだけあるのかがカギ。現在使っているアプリをリストアップします。

1)純正 Memo Pad(原稿はまずここで書きます)&WORD

2)Adobe Lightroom(写真編集)& Affinity Photo

3)Luma Fusion(ビデオ編集の勉強中)

4)Graphic(タイトル画像など製作する場合)

5)Sony PlayMemories Mobile(A7からワイヤレスで写真を転送)

6)Spotify(作業中に音楽を聴くとき)

7)TV(作業中に映画などを P in P で流したい時)

8)Dropbox & Google Drive (書類やデータを共有したい時など)

iPad の基本性能がパワーアップされ、各社から積極的に iOS アプリが発表されました。パソコンに匹敵する優秀なソフトウエアの入手が可能になったことが、タブレット端末の使い方を飛躍的に変えるきっかけになっていると考えます。

写真現像アプリとして Adobe が出した簡易版の Lightroom Mobile はデスクトップ版とのデータ連携が取れていて非常に使いやすく、シリアスな作業の場合を除いて、ラップトップを開く回数が激減しました。

トロントで仕事を始めた頃は、Quark Xpress / Photoshop / Illustrator 全盛時代。今でも当時の癖が抜けないところがあって、Photoshop はある程度 Lightroom で代用できるとして、Illustrator 的なアプリを探すという多少無駄なことをしています。最近 Graphic という、なかなか完成度の高いベクター系画像アプリを見つけました。

SNS 系の作業はすべて CMS に移ったので、Dreamweaver / Fireworks は全く使わなくなりました。フリーランスはワンストップで全部できることを求められるので、サーバーのことにも頭を悩ませた時期がありましたが、今は昔です。個人のブログは Google の blogger から始めて今は WordPress 一辺倒。アプリは iPad にも対応していて、徐々に安定して使えるようになったと言っても良いでしょう。

おそらく動画編集などを本格的にやるようになると、バッテリーについてはこうも言っていられなくなるでしょう。Macbook Pro に匹敵するパワーがあるとも言われる iPad Pro に Luma Fusion というとてもよくできた動画編集アプリを走らせると、コンパクトでパワフルな動画編集マシンに変身しそうです。

結論

iPad Pro で実現される環境は、今の自分には充分すぎるほど。外付けHDがつなげられらない、ファイルシステムの融通が効かない、日本語IMが優秀ではない、など細かい部分では不便な点がないわけでもありませんが、ラップトップをバックアップにしておけば安心です。

買った当初はどうにも手がつけらなかった iPad ですが、可能な限りここで作業を終わらせ、どうしてもパソコンが必要な時だけスイッチする、というように考え方を切り替えたら気が楽になり、自然と iPad で作業をする時間が増えて行き、ついにはほとんどがまかなえるようになりました。

新しい考え方のモノが出てきた時、飛びついた直後に「使いにくい」と言って止めてしまう人を見かけます。それ自体は理解できるものの、新しい発想で生まれたモノに慣れるまで忍耐したらどうなるだろう? という考え方もあります。使いにくいのはシステムの問題もある一方、こちら側の慣れの部分もあるはずです。

今回 iPad を1年に渡って使い続けて大きく変わったのは、頻繁に指がキーボードを離れて画面をタッチするようになったこと。作業がより直感的になり、ラップトップに戻った時に思わず画面をタッチしようとして、「ちぇっ」と思う時があるほどです。

ナイアガラへ格安往復$30チケットを買って分かったこと

そろそろ観光シーズンが始まる6月。トロントから日帰り往復圏内のナイアガラの滝観光を考えている方も多いでしょう。今回は、今年(2018年)始まった格安チケットについて書いてみます。

この記事の目次

GO Train の季節列車について

例年この時期になると始まる、GO Train の季節列車(5月18〜21日、6月22日〜9月3日の週末と祝日、10月5〜8日)。これは通常トロント〜バーリントン間を走っている快速列車が VIA 鉄道の路線に乗り入れてナイアガラ駅まで行く特別編成(自転車で乗り込めるバイクトレイン)です。

昨年まではこのチケットは$43.50ドルで販売されていたと記憶しています。それが今年$30と超格安設定となりました。

土・日のスケジュールは上記の通り。トロントユニオン駅からは3本(午前9時、午後4時18分、午後8時10分20発)、ナイアガラ駅からは4本(午前8時半、11時半、午後7時20分、午後11時)。金曜日はユニオン駅午後6時20分発、ナイアガラ駅は午後8時40分発のそれぞれ1本。

ナイアガラパークス・トラベルパッケージについて

さらに$30には、ナイアガラを自由に動き回るのに必須の WEGO バスのチケットも含まれました。これは通常$9のバリューがあるもので、去年まではナイアガラ駅で別途買わなければならなかったものです。加えて、これまで別料金だったナイアガラ・オン・ザ・レイクも含まれるようになりました。

要するに、ナイアガラ行き往復 GO Train のチケット+ナイアガラ WEGO バス両方が、$30のパッケージに含まれる、ということです。これほどのバリューがあるパッケージは、これまでになかったと記憶します。

チケット購入

パッケージはナイアガラ・パークスのウエブサイト上で、とありますので、早速アクセスすると、$30のパッケージが表示されていましたので、クリックして購入してみます。

パッケージのウエブサイト:https://www.niagaraparks.com/visit-niagara-parks/plan-your-visit/deals-toronto/

アクセスすると、最初に GO Train のチケット予約ページになります。ここで日付を指定します。

日付を選ぶと、チケットの選択肢が出てきますので、ユニオン駅からのものを選びます。

日付の確認画面が出ますので、確認して Confirm をタップ。

税込で$30という表示が出てきました。大変良心的ですね。ここで Checkout をタップして画面を抜けます。

チケット購入後は、プリンターがある場合は印刷して、ない場合はスマホに表示して使うことができる、と書いてあります。

支払いはクレジットカードで行います。そのための個人情報を入力します。

次にカード番号を入れ、Order Review(購入内容の確認)ボタンを押します。

最終確認をして、一番下の Complete Purchase ボタンをタップすると購入が完了します。

次に出てくる画面は、購入したチケットの登録。買った時の名前を入れ、Register Ticket ボタンをタップします。

画面では加工してありますが、中央にバーコードがありますので、これがチケットになります。別に登録したメールアドレスにも、違ったタイプのチケットが送られてきます。現地ではこれを見せることで GO Train と WEGO バスの検札は抜けられるはずです。

このデータはいつでも、ナイアガラ・パークスのウエブサイト・トップページのメニューから Order Lookup をタップすると、

メールアドレスと電話番号の組み合わせで引き出すことができるようになっています。チケットはこの組み合わせで過去の注文を探し、Order History(注文履歴)をタップすると出てきます。

結論

週末だけとは言え、トロント〜ナイアガラ間を$30で往復できるチケット・パッケージは大変なお値打ち

Your round-trip ticket includes GO Train to Niagara as well as two-day access to WEGO, the hop-on, hop-off bus service that travels throughout the city of Niagara Falls and Niagara Parks. New this season, you’ll also have access to the Niagara-on-the-Lake extension, including access to Niagara Parks heritage sites, wineries, and more.

公式ウエブサイト上で解説されているパッケージ内容は、

・トロント〜ナイアガラ間の GO Train 往復チケット
・2日間の WEGO バスチケット
・ナイアガラ・オン・ザ・レイク行きの WEGO バスチケット

このように記載されていますから、土曜日に出発してその日はナイアガラに宿泊し、日曜日に戻ってくることが想定されています。そうなると、最初に GO Train のチケットを予約したのは行きの出発便で、帰りは日曜日になっても構わない、という解釈が成り立ちます。

トロント PRESTO カード残高表示アプリ4種類比較

トロント TTC 乗車時に使うスマートカード PRESTO。残高は駅のチャージ機にカードを挿して調べるのが最も確実な方法ですが、今回はスマホのアプリを使って簡単に調べる方法について書いてみたいと思います。

この記事の目次

試したアプリは全部で無料(2)有料(2)の合計4種類。PRESTO 公式アプリは現在(2018年6月)存在しないため、これらはすべて「非公式」アプリということになります。またこれらはすべて iPhone X/カナダのAPPストアからダウンロード(購入)してテストしています。

無料アプリ2種類比較

無料でダウンロードできるのは、PRESTO Transsistant と Prestomo – PRESTO Card Checker の2種類。

Transistant アプリを開くとメニュー(一番下)の一番右に PRESTO Online をタップ。出てくる Sign into My PRESTO というページは、公式サイトの当該ページをそのままアプリ内で表示させているようです。

すでにアカウントを持っている場合は、With an Account からログイン。

残高が表示されます。直近の利用履歴は、スクロールダウンして、

Date Range を選択してグリーンのボタンをタップすると出てきます。

左上のメニューをタップすると、公式サイトでログインした時と同様、オンラインでのチャージなどができるようになっています。

アカウントを作っていない場合は、Without an Account にカード裏側の17桁の数字を入力して Sign In をタップすると残高を見ることができますが、利用履歴は見ることができません。

Prestomo アプリを開くと、最初に Sign In を求められます。

このアプリは公式サイトで作ったアカウントのデータを呼び出すようになっています。

画面はシンプルで、最初にログインすると一番上に残高、その下に直近の利用履歴が表示されます。機能としてはこれだけのシンプルさですが、アプリをログアウトをしなければ立ち上げるとすぐ残高+利用履歴のページが立ち上がります。

有料アプリ2種類比較

有料アプリは、Pronto Checker for PRESTO Card($1.39) と My Presto – Check Card Balance($0.99) の2種類。

Pronto Checker もアプリを最初に立ち上げる時、公式サイトで作ったアカウントでログインすることを求められます。

ログインが済むと、カード番号、ログイン名に続いて大きく残高が表示されます。利用履歴を見ることはできません。また、アプリからログアウトすることもできません。

ただし、複数アカウントを持っている場合はアプリ内で切り替えることができるようになっています。

My Presto はアプリを立ち上げると、無料アプリの Transistant と同じ公式サイトを表示させるスタイルの画面になります。

機能も一緒です。

結論

4つのアプリから最適なものを選ぶ基準は、画面の好みや用途に左右されます。このアプリを使うシチュエーションは、瞬時にスマホで残高を知りたいということですので、アプリを開いたらすぐに見ることができるシンプルな作りがベストだと考えます。

個人的には Prestomo のアプリデザインがシンプルで好感が持てました。アプリを開くと一発で残高がわかり、利用履歴も見られる作りが便利だと感じました。無料アプリというところも評価が高い点です。

使ってみて初めて良し悪しがわかる有料アプリですが、残念ながらどれも Prestomo を超えるとは思えませんでした。

非公式アプリは公式サイトのシステムに大幅なアップデートなどがあった場合などのサポートに難ありですが、あくまで気軽に知りたいというスタンスなら、無料アプリで充分と考えます。

トロント(カナダ)への移住体験実例

前回は海外在住者として普段使いする6枚のカードについて書きました。今回はビザに焦点を当てて、体験談的にトロント(カナダ)移住について書いてみたいと思います。

この記事の目次

ビザ申請は専門的な知識のもとに行われる必要があります。今回のブログは、20年近く前の経験のため現在は申請要件も変化しているかと思います。その分は差し引いて読んでください。カナダ国内に滞在しながら移民ビザを取得したというストーリーです。カナダ国外からのものとは異なります。

カナダへ短期留学(1996年)

トロントに到着したのは1996年3月、年齢は36歳、妻と息子2人(5歳と2歳半)の家族はじめての海外生活でした。

事前に日本で留学斡旋業者から提示された候補はアメリカ・オーストラリア・イギリスの3カ国。思えば出発前からトラブル続き。アメリカ議会に予算が通らずビザオフィスを一時的に閉鎖するという事態が発生したため、急遽変更してカナダに決まったという具合でした。「学生の頃絵葉書で綺麗な写真を見た」とか「たまたまキーホルダーがカナダ国旗だった」という「薄い縁」に加えて安全で住みやすそうだという印象が後押ししたのは事実です。

ビザ申請には、青山のカナダ領事館面接が必要でした。審査官に「ビザの期間が終了したら必ず帰国してください」と念押しされ(不法滞在などしないように)、書類を受け取り、日本を引き払って成田〜シカゴ〜トロントと乗り継いでカナダに到着。パスポート・コントロールで書類を見せると「別室へ」と言われ、ここで学生ビザ(写真)を発給してもらいました。

悪夢のビジタービザ延長(1997年)

当初の予定は半年の英語学習(ESL)のみ。ただアメリカ側の申請がうまく進まず、予定されていたように道が開けないという問題に直面しました。

止む無く学生ビザ延長になるわけですが、3カ月の授業料を前払いして得る証明書は経済的な負担が大きく、一旦ビジタービザに落とし、再度学生ビザに上げるという問題の多い選択肢を選んでしまいました。

延長申請を済ませてしばらくすると、係官から電話がかかってきました。内容は「カナダのビザオフィスです。あなたの延長申請は受け入れられませんので、出国の手続きを取ってください」という衝撃的なものでした。カナダ国内でビジター→学生のビザ延長申請は受けられない、という原則(当時)を知らなかったミスです

慌てて「それはとても困る」と訴えると、出国まで2週間の猶予を与えるというオプションをくれましたので、早速専門業者を探すこととしました。

信頼できる弁護士を探す

限られた時間で、ビザを専門に扱う弁護士探しは難航しました。数少ない知人のアドバイスも参考にし、最終的にお願いしたのは日本人のアシスタントがいた事務所(現在は閉業)。直近の解決策に納得がいったことと、手数料がちょうど頃合いだったことが決め手でした。

提示されたのは、下記の書類を持って一人で一旦アメリカに出てデトロイトのカナダ領事館で学生ビザの申請をするという、私にとってはウルトラC。

1)1年オープンの航空券を購入
2)学校からの証明書と銀行口座の残高証明

領事館では「カナダに滞在したい、ということを真剣にアピールしてきてください」というアドバイス。あとは当日の審査官次第、失敗したら即刻日本に帰国という状況のまま他に選択肢はないので、意を決して向かいました。

人生でこれほど怖い思いをしたこともまあなかったかもしれないですね。トロントからウインザー経由のバスでアメリカに出国し、デトロイト市内に1泊。翌朝朝一番に領事館で順番待ちの札を取り、1時間ほどで呼ばれるとガラス越しに資料を渡し「カナダに滞在したい」ということを真剣にアピール・・・のはずでしたが、言葉を発する前に審査は終わりビザを手にしてトロントに戻ってくることができたは奇跡的だったのかもしれません。

カナダに長く住む方に、「ここに長く住んでいられるのは、縁がある人」と言われたことがあります。そう言うものが私たちにあったのだとすれば、それがこの難局を切り抜けた原動力だったのかもしれません。

この世界は結果次第。難局を切り抜けたことを受け、今後について相談をはじめました。

労働ビザから移民申請へ(1998年〜1999年)

これ以上の長期滞在は労働ビザ(ワークパーミット)を取得し、さらに移民も視野に入れた解決策を探るべきだというもっともなアドバイスをもらいました。

最初は考えていなかったカナダでの生活(トロントで暮らす)を決めた最大の理由は、当時6歳と4歳になろうとする息子達の教育でした。目的が、自分の語学留学から子供たちを育てることに変わった人生の分岐点が、今思えばこの時期だったのですね。

いずれのビザ申請には、受け入れてくれる組織からのレター取得が絶対条件。内容は、

1)身元を保証すること
2)年収を提示すること
3)ビザが取れたら必ず雇用をするという約束

この3点。ハードルは高く、入手に多くの方々の助力を受けられたことは感謝でした。振り返ってみれば決め手となったのはボランティアでお手伝いをしていた所に相談ができたこと。北米は実力主義と思われがちですが保守的な街トロントでは人間関係がとても大事です。

カナダは移民の国で、我々のように一旦入ってからビザを変更する時の選択肢は多いと思います。自力で申請も可能で、そうしている人も多いと聞きます。いずれの方法でも変わらないのは、ビザを受ける条件。これを満たせなければ、原則無理なものは無理高いお金を払えば確約がもらえるというのはまちがいです。決定を行う移民局からはほとんど情報は入って来ません。長い期間経過がわからないのが普通で、多くの前金を払う弁護士を使っても、この状況は変わりません。

大事なことがあるとすれば、初回の相談時に自分がビザ申告の要件を満たしているかどうかをしっかり見極めること。当時強く言われたのは、就職先から具体的な雇用のレターが得られること、日本での学歴、語学の3つ。

特に、学歴と日本での職歴、トロントでの職業の繋がりに一貫したストーリーがあること。これらに一貫性がないと、申請通過は難しいかもしれません。例えば映像の専門学校を卒業しているのにカナダで寿司職人になるのはNGといった具合です。

私の場合、日本での成績証明書、学歴、職歴を証明する書類にすべて目を通した結果、要件をクリアしているとのこと。

1998年2月にワークパーミットを申請。次いで移民を申請し、犯罪証明書、健康診断書を提出後は仕事をしながら許可が降りるのを待つ生活が始まりました。

移民ビザ取得

手元の書類を見ると、取得年月日(LAND)は1999年4月10日。申請してから1年2カ月後、英語の面接は免除でした。当時としては早いほうだと言われましたが、この日ようやく得たビザの不安からの解放感は今でもよく覚えています。

ビザ交付は国境での入国時のみ。移民局からのレターとパスポートを持ちナイアガラ国境へレンタカーで向かいました。日本のパスポートでレインボーブリッジを渡り、アメリカに出国。すぐUターンしてカナダ国境側にまわり、移民ビザ取得のために来たことを告げると、当時工事中だった掘っ建て小屋のようなプレハブの前に駐車するよう言われ、建物内で手続きが始まります。

係官が談笑しているところに書類を出すと、今は懐かしいドットプリンターがバリバリという音を立てて書類を吐き出し、そこにサインをしてコピーを受け取ります。

右が移民ビザ。左の通常のものに比べると大きいですね。妻と息子たちはいわゆる家族クラスと言う私のビザにくっついているステータスになります。

カナダに初入国したのが1996年3月、この日は1999年4月でしたから、紆余曲折を経て3年後にここまでたどり着いたというわけです。労働ビザはレターを発行してくれた場所でしか働くことはできませんが、移民ビザを受け取ったこの日から、私はカナダ国内のどの場所でも働く権利を得たことになります。

PRカードの申請と更新について

世界同時多発テロ後の2002年に、移民全員に身分証明PRカード(移住者カード)が義務付けられました。最初の申請は混乱気味で、日本への一時帰国が迫っていたことが重なり大変困った状況でした。

その時知人の紹介で出会ったのが、SUMI INTERNATIONAL のスミさん。もともとはトロント国際空港で審査官をしていたと聞きますが、独立してミシサウガにオフィスを構えていて、とにかく実績が高いと評判がいい方です。

オフィスでお目にかかり、事情を話すと「ちょっと待ってね」と言って席を立ちどこかへ電話をかけているようでした。ものの5分も経たないうちに戻ってくると、「PRカードは今モントリオールの先にあるプロセシング・オフィスにあって、あと1週間もすれば届くということです」と教えてくれました。評判は本当でした。こうして現在(2018年)まで3回の更新をお願いしています。

更新は、申請前の5年間で730日カナダで生活していることが条件。普通に暮らしていれば約2年はそれほど大きな問題にはならないはずです。受理されるまで平均で3カ月強かかるので、有効期限の4カ月前には準備を始めると良いでしょう。PRカードは移民の身分を証明するものなので、失効するとカナダ国境を越える時に問題が起きます。更新申請後は手持ちのカードの有効期限内であれば出入国はできますが、カナダ国外で失効しないように注意が必要です

カードの更新ができない(PRカードが失効)状態でのカナダ入国は法的に保障されています。ただ「次回までに移民ビザの返納をするかどうかの決定をしてください」と言われるようです。カナダに住んでいないのですから当然ですね。

一生をカナダで暮らすのであれば、市民権を取得することを考えても良いでしょう。日本は2重国籍を認めていないので、法律通りの解釈では「日本国籍の返納」という手続きになることも頭に入れておく必要がありますが、実際に市民権取得と同時に日本国籍返納を求められたという人に出会ったことはありません。

私は移民という現在のビザ・ステータスのままPRカードを更新し続けることになると思います。

結論

海外旅行すら減少傾向にある現在、よりハードルが高い移住にどれだけの人が興味を持っているのかはわかりません。ビザは多分にプライベートな部分と関わるため、オープンに話される機会が多くないかと思います。

昔話ではありますが、何かの役に立てれば幸いです。