【1年後】メインを Macbook Air から iPad Pro に変更

コンパクトなタブレット端末がラップトップの代わりになるか? という議論は延々続けられてきました。この視点で、iPad Pro(以下 iPad)を使い始めて1年が経った現状をまとめてみたいと思います。

目次

iPad が得意なことを見極める

iPad の操作感

結論

使っているのは、iPad Pro 10.5 インチ+Apple Pencil+スマートキーボード。

iPad が得意なことを見極める

トロントでフリーランスを生業とする私の場合、例えば雑誌社や通信社系に関する依頼仕事をこれだけで済ませるのは未知数。そう表現したのは、仕事内容にもよるからです。

iPad は得意とそうでない分野の差がはっきり分かれます。ここが何でもこなすラップトップの違い。では iPad が力を発揮する分野は何か? 仕事に関しては、SNSベースの場合に限れば充分対応できるまでになった、という考えです。

企業に所属していると、データ転送には決められたソフトや接続セキュリティ基準を満たす互換性のある仕様が要求されます。その縛りが少ない請負のフリーランスだから iPad を積極的に使える、という要因もあると思います。

iPad の大きさ、重さ

ここ数年機材は本当にコンパクトになりました。手軽であるということは重要です。

最小最軽量の Macbook の重さは920g、iPad Pro が469gですから、ほぼ半分。短い文章なら画面にソフトキーボードを表示させる方法で済みますから、非常に軽量です。

多少窮屈なソフトキーボードでは役不足の場合、カバーにもなる純正スマートキーボードをつけることでこの問題は解消します。その場合重量は430g増え、Macbook とほぼ同じの899g。それでも最軽量です。

テキスト入力周りの環境

気分を変えて 純正Bluetooth キーボードを出したい時は、Anker のスタンドがコンパクトで自由に角度が決められる仕様が気に入って使っています。横置きにするとディスプレイのエッジをタッチしようとすると引っかかるので、昔懐かしい画面縦置きでこのブログも書いています。

日本語入力は、Google の Gboard(無料)をインストール。純正 IME を使っているとキータッチのスピードに追いつかないのか、特定の文字を入れると「勝手に改行して消える」症状に悩まされています。有料の ATOK でも同様。残念ながら Gboard でも解消されないので、システムレベルの問題なのかもしれません。

データ転送

写真は SNS で重要な役割を果たしています。カメラの SD カードからデータを転送する時に必要なドングルは、大量の写真がある場合やオリジナルの RAW で作業したい時、最も確実で安定した転送手段です。

少ない枚数でしかも RAW ファイルが必要ない場合、Wifi 経由でデータを飛ばし iPad 側は専用アプリで受ける方が便利です。

一方で、複数のファイルをフォルダでまとめたり、外付けハードドライブにあるデータにアクセスするといったパソコンでは当たり前にできることが、iPad では苦手です。ここが「iPad は仕事には使えない」と言われる大きな原因の一つです。この解決のためには、もう少しの時間と経験が必要です。

バッテリーと電源

バッテリーの持ちも良く、全く心配する必要がなくなりました。年齢のこともありなかなか昔のように長時間ぶっ続けて作業をするとがなくなったのも一因。それでも稀に1日ずっと iPad で様々作業をするような時、電源に繋がないで家の中をウロウロしながら作業をしていても安心していられるレベル。構造的に熱くなったりファンが回ったりすることは一切ないのも嬉しいところです。

安価で手に入る携帯型バッテリーを持っていれば、手元で充電ができるので便利。最近、ソーラーパネル付き大容量24,000mAhのバーネット(BERNET)製パワーバンクを使い始めていますが、充電がどこでもできるというのは良いと思います。

仕事に使うアプリついて

これまで本体周りの環境を見てきましたが、コンピューターは結局使いやすいアプリがどれだけあるのかがカギ。現在使っているアプリをリストアップします。

1)純正 Memo Pad(原稿はまずここで書きます)&WORD

2)Adobe Lightroom(写真編集)& Affinity Photo

3)Luma Fusion(ビデオ編集の勉強中)

4)Graphic(タイトル画像など製作する場合)

5)Sony PlayMemories Mobile(A7からワイヤレスで写真を転送)

6)Spotify(作業中に音楽を聴くとき)

7)TV(作業中に映画などを P in P で流したい時)

8)Dropbox & Google Drive (書類やデータを共有したい時など)

iPad の基本性能がパワーアップされ、各社から積極的に iOS アプリが発表されました。パソコンに匹敵する優秀なソフトウエアの入手が可能になったことが、タブレット端末の使い方を飛躍的に変えるきっかけになっていると考えます。

写真現像アプリとして Adobe が出した簡易版の Lightroom Mobile はデスクトップ版とのデータ連携が取れていて非常に使いやすく、シリアスな作業の場合を除いて、ラップトップを開く回数が激減しました。

トロントで仕事を始めた頃は、Quark Xpress / Photoshop / Illustrator 全盛時代。今でも当時の癖が抜けないところがあって、Photoshop はある程度 Lightroom で代用できるとして、Illustrator 的なアプリを探すという多少無駄なことをしています。最近 Graphic という、なかなか完成度の高いベクター系画像アプリを見つけました。

SNS 系の作業はすべて CMS に移ったので、Dreamweaver / Fireworks は全く使わなくなりました。フリーランスはワンストップで全部できることを求められるので、サーバーのことにも頭を悩ませた時期がありましたが、今は昔です。個人のブログは Google の blogger から始めて今は WordPress 一辺倒。アプリは iPad にも対応していて、徐々に安定して使えるようになったと言っても良いでしょう。

おそらく動画編集などを本格的にやるようになると、バッテリーについてはこうも言っていられなくなるでしょう。Macbook Pro に匹敵するパワーがあるとも言われる iPad Pro に Luma Fusion というとてもよくできた動画編集アプリを走らせると、コンパクトでパワフルな動画編集マシンに変身しそうです。

結論

iPad Pro で実現される環境は、今の自分には充分すぎるほど。外付けHDがつなげられらない、ファイルシステムの融通が効かない、日本語IMが優秀ではない、など細かい部分では不便な点がないわけでもありませんが、ラップトップをバックアップにしておけば安心です。

買った当初はどうにも手がつけらなかった iPad ですが、可能な限りここで作業を終わらせ、どうしてもパソコンが必要な時だけスイッチする、というように考え方を切り替えたら気が楽になり、自然と iPad で作業をする時間が増えて行き、ついにはほとんどがまかなえるようになりました。

新しい考え方のモノが出てきた時、飛びついた直後に「使いにくい」と言って止めてしまう人を見かけます。それ自体は理解できるものの、新しい発想で生まれたモノに慣れるまで忍耐したらどうなるだろう? という考え方もあります。使いにくいのはシステムの問題もある一方、こちら側の慣れの部分もあるはずです。

今回 iPad を1年に渡って使い続けて大きく変わったのは、頻繁に指がキーボードを離れて画面をタッチするようになったこと。作業がより直感的になり、ラップトップに戻った時に思わず画面をタッチしようとして、「ちぇっ」と思う時があるほどです。

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