【写真を撮る】カメラを持ってトロントの屋外遊園地 CNE に行ってきました
トロント夏の伝統行事「CNE(カナディアン・ナショナル・エキジビション)」は今年も始まりました。このイベントはカメラを持って出かけると楽しいので、今回は写真目線で書いてみたいと思います。
主な情報とリンクをまとめておきます。
種類 | 内容 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
開催 | 2018年8月17日〜9月3日 | ||||||
開門・閉門 | 午前10時〜午後10時(レイバーデー休日以外)、閉門後もアトラクションは深夜まで営業(https://theex.com/main/hours) | ||||||
地図 | https://theex.com/main/guest-info/cne-map | ||||||
イベントスケジュール | https://theex.com/main/schedule/ | ||||||
エアショー | 9月1日〜3日(https://theex.com/main/entertainment/canadian-international-air-show/air-show) | ||||||
アクセスはTTC | ユニオン駅:509 Harbourfront Streetcar | バサスト駅:511 Bathurst Streetcar | (https://theex.com/main/getting-here/public-transit/ttc) | ||||
公式ウエブサイト | https://theex.com/ |
CNE は開催時間が長い(お昼〜深夜)ので、いろいろなシーンを撮ることができます。大きく分けると3つ。最初は昼間のCNEを撮ってみます。なお使用したカメラは SONY A7SII、レンズはフォクトレンダー(マニュアル)です。
屋外遊園地なので、青空や雲を背景に構図を考えると現場の雰囲気が良く出る写真が撮れます。
先ほどは空と看板のクローズアップでしたが、全体を広角で撮るとこれもまた現場の雰囲気が良くわかる構図になります。
東に向くと見えるCNタワーを背景に入れるのもポイントでしょう。
ダイナミックな乗り物を見つけてシャッターチャンスを狙うのも楽しみですね。ハリケーンは上下に動きながら開いて行きますので、面白いです。
動きがある被写体なら、ジェットコースターですね。
構図を考える時に効果的なのは、建物の屋上など視野の広い場所を見つけること。昼間に訪れたらぜひリフトに乗ることをオススメします。ここからの眺めはなかなか楽しいものがあります。
夜になると新しい表情を見せる会場は、夜景撮影に最適です。
この場合ポイントはシャッタースピード。上の写真は同じ回転ブランコを1/100、1/25、1/8、0.4、1/4と落としながら撮ったもの。さすがに1/8以下になると手持ち撮影では無理なので、簡単なものでもいいので三脚でカメラを固定する必要が出てきます。CNE は常に混雑はしていますが、入り口でコンパクトな三脚を持っていてもとくに咎められることはなく、ポリシーの持ち込みができないモノとして指定されていません。とは言え、子供達が走り回っているので取り扱いには充分注意が必要です。
これは全回転しないアトラクション「BANZAI」。
振り子のように左右に振れながら回って行きます。そのまま撮るとこうなりますが、
シャッタースピードを3.2秒まで落とすと、孤のように回る面白い軌跡が撮れます。
シャッタースピードを落とし軌跡が作りだす構図を考えながらの撮影。最終的には10秒まで落としています。こうしたアトラクションのイルミネーションを利用した夜景が、CNEの面白さになります。これも回転系のアトラクション。10秒です。
「HURRICANE」は上下に激しく動きながら回るアトラクション。
遊園地と言えば回転木馬。止まっている時も絵になります。
夜景の構図アイディアとして良く使われるのが、水たまり。雨が降っている時(あるいは止んだ直後)の夜に道路を見ながら歩くと、思わぬ構図に出会うことがあります。今回は雨上がりではありませんでしたが、アトラクションから流れ出た水たまりを見つけ、カメラを地面に置いて撮ってみます。
いかがでしたでしょうか? CNEに行ってアトラクションに乗らないというのも何ですが、写真が好きならこういう楽しみ方もあるという一例をご紹介しました。