【まとめ】トロントのコーヒー・ロースター事情

コーヒーショップの行列はもはや、トロントだけでなくカナダ全国で見ることができる風物詩。今回は有名なチェーン店のティム・ホートンズセカンドカップスタバではなく、地元ロースター(焙煎店)を中心に書いてみたいと思います。

この記事の目次

代表的ロースター

ロースターの仕事はコーヒーの生豆を輸入し、最適なタイミングで焙煎すること。トロントではロースター・ショップでコーヒーを飲んだり豆を買うことができる直販店が多数あります。一例ですが、下記に有名とされているお店の名前を挙げておきます。

49th Parallel Coffee(https://49thcoffee.com/
Detour Coffee Roasters(https://detourcoffee.com/
De Mello Palheta Coffee Roasters(http://hellodemello.net/
Hale Coffee Roasters(https://www.halecoffee.com/
Merchants of Green Coffee(https://merchantsofgreencoffee.com/

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Moonbean Coffee Company(http://www.moonbeancoffee.com/
Outpost Coffee Roasters(https://outpostcoffee.com/
Pilot Coffee Roasters(http://www.pilotcoffeeroasters.com/

この中では、ケンジントンの Moonbean(写真) が一番古いかもしれませんね。Detour や Outpost、Pilot などは新興勢力です。

Jimmy’s Coffee(http://www.jimmyscoffee.ca/
Balzac’s Coffee Roasters(http://www.balzacs.com/

これ以外にも、上記のような独立系のグルメ・コーヒー店も台頭しています。

コーヒーショップ&焙煎豆事情

多くのお店はテイクアウト・コーヒー販売が主流。

2015年にロンドンに行った折に訪れた、世界で最初(1652年)のコーヒーハウス「パスカ・ロゼの店」。トロントはイギリス植民地として始まった街ですから、どこかにロンドンスタイルのコーヒーハウスがあるかと探しましたが、残念ながらその痕跡を見つけることができる老舗は発見できませんでした。トロントのロースターはサードウェーブ由来と考えて良いでしょう。

お店はクリーンで機能的な現代風なデザイン、グラフィティなどを取り入れてちょっとインディーっぽいつくりになっているところなど、お店によって趣向を凝らしているところも注目点。

大手のスタバは、これらとはちょっと違うリザーブ(カナダで2店舗目)をトロント(Shops on Don Mills)に開店。サイフォンでたてるコーヒーを飲むことができます。

さて焙煎豆ですが、直接お店に置かれているパック売りを買う方法が手軽です。量は1パックあたり8〜12オンス(227g〜340g)で、きちんとアロマブレス・パックに入っています。

パッケージには生豆の種類・生産地・とローストした日付が書かれていて、中に入っている焙煎豆の状態を知ることができるのは親切ですね。デザインも色々ですから、使い終わった袋を取っておくのも楽しみ。

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ロースターの多くは、焙煎したての豆を入手する最適な方法としてのオンライン販売を強く勧めています。例えば DETOUR を例に取ると、

・サブクスクリプション〜月々一定金額を払うと毎月選ばれた豆が送られてくる
・パック売り〜専用の袋に入った焙煎豆を買う

こんな風に2種類があり、選ぶことができる焙煎豆も大きく2種類に分かれ、

ハウスブレンドhttps://detourcoffee.com/collections/coffee-blends
シングル・オリジンhttps://detourcoffee.com/collections/single-origin-coffees

一定の味が保たれるお店独自のブレンド(ハウスブレンド)と、季節ごとに入荷先が変わり様々な種類のコーヒーを楽しめるシングル・オリジンがあります。

ロースターは生豆を入手した後焙煎したら早く売りきりたいという理由から、「サブスクリプション(定期購買)」という買い方を勧めています。焙煎された豆はそのままでもしばらくは味が変わらないこともあり、焙煎したての豆を家で保存し、必要な時に必要なだけ挽くというのは理に叶っています。この仕組みを DETOUR でみてみましょう。

Our subscriptions are designed so that you can have your coffee shipment show up in the mail right when you need it. Why? Because it’s freshly roasted days beforehand, and cheaper than buying a cup of coffee every day.

サブスクリプションは、焙煎豆を自宅に郵送するシステム。焙煎は送られる数日前に行われ、梱包されて送られてきますので、わざわざお店に買いに行かなくても良いというのがウリ。

Each shipment is 2 bags of coffee. Choose a frequency that suits your coffee drinking habits of every 1, 2, 3 or 4 weeks. Once you sign up, you control how the frequency, delivery address, and even skip a delivery if you’re going away.

1回の発送は2バッグずつ。サインアップ時に、住所と郵送の間隔(毎週/2週間/3週間/4週間)を選びます。なお旅行に出る時などは一時的にスキップできるようです。

Single Origin Subscriptions ship 2 coffees each time and are $38.50, shipping anywhere in Canada included.
House Menu Subscriptions ship 2 coffees each time and are $36.50, shipping anywhere in Canada included.

シングル・オリジン:$38.50/ハウスブレンド:$36.50

300g程度を1ヶ月とすると20杯分(1杯15gで2ドル弱)。お店のテイクアウトが3ドル程度ですから、半額近い値段で飲めるという計算になります。普通に2パックを注文すると送料($8.00)がかかってくるので、送料込みというのは良いかもしれません。

ハウスブレンドは好みのブレンドを指定できる一方、シングル・オリジンその時々に焙煎されたものが送られてくる(指定できない)という違いがあります。一定の味を求める場合、シングル・オリジンはちょっと冒険ですね。

コーヒー関連グッズ

せっかく焙煎豆を入手したので、コーヒーを淹れるグッズも考えたいところ。

お店によって色々あるので、そういったモノを集めるのも楽しみで、特にロゴ入りグラスやマグなどは外せません。

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コンパクトな方向で色々と探し回り、コツコツ集めています。

まずは焙煎豆の入れ物。特に「Made in Canada」と刻印されたメイソン・ジャーは1900年代初頭のビンテージもので、焙煎豆を保存するのにはちょうど良く、アンティークなガラス瓶は密閉性にも優れていて保存にピッタリですね。

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次はコーヒーミル。15gほどの豆は1分ちょっとで挽くことができるため、手回し式で定評のハリオ(右)とポーレックス(Porlex Mini Hand Coffee Grinder)はカナダでも簡単に手に入ります。最近はエアロプレスとの相性が良く、コンパクトにまとまるポーレックスのミニ・グラインダーを気に入って使っています。

十字のノッチの回し加減によって粉の挽き加減を調整(フルに回してから4ノッチ戻すという設定で試し中)します。

セラミックのミル部を簡単に取り外すことができるので、定期的にお掃除(水洗い)することもできます。(毎回はやりませんが)

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一回に使う粉は12〜15g。ポーレックスは最大20gなので、カップにどれくらい豆が入ったかでもだいたいのグラム数は予想できますが、スケールを用意すれば正確に粉の量を決めることができます。

その都度必要な分だけをミルに入れて挽く時の香りを楽しむということを覚えました。

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エアロプレスは粉が圧縮されるので、ゴミが最小限なところも気に入っています。

結論

トロントはコーヒー愛飲家が多く裾野が広いことから、カナダにしては珍しくチョイスが多く様々な楽しみ方ができます。残念ながらカナダ・オリジナルということにはなりませんが、概してロースターの腕は良いようですから、トロントのコーヒー店を数件回って好みのコーヒーを見つけてみるというのも楽しみになるでしょう。

自前のエアロプレスとミルをタッパーにでも入れてスーツケースに忍ばせておけば、ホテルで街で出会ったお気に入りのコーヒーを飲むことも不可能ではありませんね。こういう旅の楽しみ方もあるような気がしています。

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