昨年末(2018年10月)に訪れた際の経験から、標題の件についてまとめます。

これまでカナダに20年間住み、仕事やプライベートで国内・海外へ旅をした経験から言うと、個人旅行が満足行くものとなるかどうかのカギは、ネットを使った事前調査の精度による所が大きく、ポイントを押さえた情報収集は重要です。

今回は国際空港からダウンタウンへのアクセスという、現地に到着した第一歩。カナダの国際空港の多くはタクシーに加えて公共交通機関(鉄道あるいはバスなど)がダウンタウンを結んでいます。

バンクーバー国際空港はタクシー(リムジン)、公共交通機関(地下鉄空港駅)があるので、まずは両者をざっくりと比較。

・タクシー〜約30ドル(+チップ)、約20分(最も空いている状態)
・地下鉄〜約9ドル(キャッシュ)、約30分

到着までにかかる時間の目安は、Googleマップの経路機能を活用。

上の画面は、ウエブ版。「経路」機能を使い、場所(出発点と目的地)を指定します。

公共交通機関の場合は、「すぐに出発」とある時計のアイコン部分をクリックすると出発時刻を指定できるので、より正確な所要時間情報を得ることができます。

アプリ(iPhone や iPad)の場合でも同様で、普段からこうしたマップを使い込んでいれば、初めて訪れる土地勘のない場所でもある程度の予備知識を得ることができるのは便利です。

もちろん現地でルートがわからなくなった時などは、現在地からの経路を表示させて迷子になることを避けることができる便利なマップです。

料金はタクシー料金検索ページ(taxi fare finder)が参考になります。今回はダウンタウンのホテル(Comfort Inn)を指定。基本料金にチップ(15%)を乗せて$43.25 と出ています。目安としてはこんなものでしょう。

タクシーの場合、空港からは目的地のエリアに応じてタリフと言う統一料金があります。これは、例えば渋滞で時間がかかったとしても、予め決められた料金で目的地に到着できると言う決まりですから、運転手が余分なお金を請求していないかどうかは、この統一料金にチップを15%乗せた金額と覚えておきましょう。なお残念ながら、バンクーバーには格安ライドシェアの UBER はありません。

地下鉄の乗車料金を調べる場合、公式サイトのトリッププランナー(trip planner)が便利です。使い方はまず、出発地(今回は空港)と目的地(住所)を入れ、画面下の「 Next Step」ボタンをクリック。

するといくつか候補が出てきますので、「View Detail」で詳細を表示させます。

最短で24分、金額が(Adult Fare)キャッシュとコンパスカードの両方で表示されています。さすがにタクシーより圧倒的に安いですが、2人あるいは3人になるとタクシーとの料金格差が少なくなってきます。ひとり旅なら地下鉄で十分ですね。

アクセスですが、飛行機を降り到着ロビーまで来たら、地下鉄は「Train to City」

タクシーは「TAXI」のサインに従います。USA & International 到着ロビーあるいは同出発ロビーから各乗り場へのアクセスは、出るとほぼ目の前と便利。カナダ国内便を乗り継いだ場合、到着ロビーからはかなり歩かされます。詳細は、エアポートマップを見ておくと良いでしょう。

また出口によっては黒塗りのリムジン・サービスの方に誘導されてしまう場合があります。タクシーより格段に金額が上がるので、かならず出口に「TAXI」と書いてあるか要確認。

地下鉄は空港駅改札口に自動券売機があります。滞在期間中に地下鉄・バス・フェリーといった公共交通機関を複数回乗る予定がある場合、コンパスカードと呼ばれる交通系スマートカードが便利。買い方や使い方など体験記は下記ブログへ。

https://makotophotography.blog/2018/11/18/vancouver-compass/

空港からの乗車の場合の確認ポイントは、スーツケースを持っての電車の乗り降りのし易さと、駅から徒歩を想定したルート。今回は珍しく結構多めの荷物だったので、タクシーを選択。

ミニバンが来たので、楽々でした。

地下鉄乗車の場合は、空港駅でチケット(あるいはカード)を購入後、この改札のブルーの円形の部分にチケットやカードをタップして入場します。スーツケースがあるので、手前の大きなゲートを利用。

車内はこんな感じで、特に荷物置き場がないのでドア側の邪魔にならない位置に立つ感じでしょうか。結構揺れる所があるので、荷物はしっかりと監視。

下車後、駅内移動は日本の場合などとさほど変わりません。スーツケース移動に必須のエレベーター位置は下記 Accessible map で要確認。

https://www.translink.ca/Schedules-and-Maps/SkyTrain/SkyTrain-Station-and-Elevator-Maps.aspx

地下鉄は自動運転。言えば、東京の湾岸を走る「ゆりかもめ」と同様。運転手や車掌がおらずわずか2両程度の編成のため、日中は空いていますが朝夕は結構な混雑状態になります。夕方にかかってしまうと、スーツケースを持っての地下鉄利用は避けた方がいいかもしれませんね。

羽田発バンクーバー行き全日空機は、午後10時発で翌日の午後2時50分着。税関を抜けて出ると、午後3時半頃にはなっているでしょう。ぎりぎり夕方のラッシュアワーにはかからない時間帯ですね。

ダウンタウンから空港へは、ホテルなどチェックアウト時にタクシーを呼んでもらうと良いと思います。私はお昼頃にダウンタウンのホテルを出たのですが、街でタクシーを拾うことができず、しかも UBER がないのでその時点ではタクシーを呼ぶ手段がありませんでした。

結局地下鉄駅まで歩くことになってしまったわけですが、ちょうどお昼時で駅も車両も空いていたので、結果的にはタクシーに乗らなくてよかったのですが、その時はホテルの受付でお願いしておけばよかったと残念に思ったものです。

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