【バンクーバー】旅行者目線で体験した、交通系コンパスカード

トロントですっかり普及した交通系カード。2019年よりトロントではメトロパス定期券のカードが廃止・プレストに統合されるなど、ますます普及が加速中。カナダにはモントリオールのオプス(OPUS)、トロントのプレスト(PRESTO)に加えて、バンクーバーにコンパス(COMPASS)があります。

今回バンクーバーでに行った際経験したことを、旅行者目線でレポートしてみたいと思います。 続きを読む

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【まとめ】トロント PRESTO(プレスト・カード)の使い方・乗り方

トロントの中心部ダウンタウンは、主要な場所には徒歩で行けてしまうほどコンパクトな作りになっています。この街の移動をさらに便利にするのが、地下鉄・バス・ストリートカーの3つがネットワークのように繋がり市内全域を網羅する公共交通機関(トロントTTC)の「ちょい乗り」。

トロントTTC乗車時に使う長年に渡って行われてきたプレスト・カード導入が、今年に入って、が完了しました。今後はプレストが中心になってので、について、まとめてみました。

この記事の目次

プレスト(PRESTO)カードを使ったTTCの乗り方

2018年8月現在、TTC全域でプレスト・システムの工事もほぼ完了し、運用されています。具体的には、

・地下鉄駅改札
・バス乗車口(前後)
・ストリートカー乗車口(前後)

これらすべてにカードリーダーが設置され、地下鉄駅には自動カード販売機・チャージ機の設置が終了しています。

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これで、プレストがこれまでのレガシー乗車券の大部分をカバーしました。

・通常乗車
・トランスファー(地下鉄・バス・ストリートカー乗り継ぎ)
・メトロパス(月払い)

乗り方は、このカードリーダーをタッチするだけ。

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TTCは一律料金のため、タッチは乗車時のみ。乗り継ぎの場合は乗車時に次々とタッチすることでシステム側が判断しますから、トランスファーチケットも必要ありません。

プレストの今後

カードにはこれまで3種類のパターンがありましたが、現在発行中のグリーン・カードは徐々にブラック・カード(ショッパーズ・ドラッグの限定店舗で販売中)に統一されて行くようです。機能的には変わりません。

トロントTTC のレガシー乗車券のうちメトロパスカードは2018年末、トークン/チケットは来年末(2019年)までに廃止となります。

システム運営会社によると、今後はクレジットカード&銀行デビッドカードをプレストと併用するシステムを導入するとのこと。これはすでにバンクーバーやロンドン(イギリス)で運用されているスタイルですね。

今後短期滞在/旅行などでトロントに滞在する場合、ピアソン国際空港のダウンタウン行き鉄道(UP Express)でプレスト・カード($6)を買い、必要な分をチャージするというスタイルが定番となる日も近付いてきました。

ブログまとめ

以下、これまでプレストについて買いたものをまとめておきます。随時アップデートして行きますが、ご参考までに表にまとめましたので、どうぞご覧ください。

種類 内容
1) トロントの交通系スマートカード事情
2) 【検証】トロント TTC 〜 UP Express 乗り継ぎでディスカウント料金にする方法
3) トロント PRESTO カード購入とチャージ法 2018
4) トロント TTC の自動販売機で PRESTO カード購入
5) スペシャルデザインの PRESTO は完売
6) トロント PRESTO カード残高表示アプリ4種類比較
7) 2019年よりトロント TTC メトロパスは廃止になり PRESTO に合流します(購入実例あり)

2019年よりトロント TTC メトロパスは廃止になり PRESTO に合流します(購入実例あり)

TTC 路線内であれば無制限に1ヶ月間乗車できるメトロパス。日本の定期券に似た乗車券はここ数年、お洒落なデザインのカードを販売してきました。このカードは今年(2018年)12月で見納めとなります。2019年1月1日より PRESTO カード内にチャージする形で入れられるようになります。

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すでに長い間使われてきた紙のチケット、トークン及びメトロパスの販売は2018年で終了するというアナウンスは行われていますが、残り5ヶ月となったので、下記公式サイトに発表されている情報に従って情報をまとめてみたいと思います。
http://www.ttc.ca/Fares_and_passes/PRESTO/Monthly_Pass_FAQ.jsp

なおここでは TTC Monthly Pass を TTC 月極めパスと呼ぶことにします。

これまでの乗車券の発売/有効期限について

When will the TTC stop selling and accepting tickets, tokens and TTC passes?

TTC がチケット(紙)、トークンとパスを販売停止するのはいつですか?

Tickets, tokens and TTC passes will be available for purchase and use throughout 2018. The last day for Metropass use will be December 31, 2018. We will stop selling tickets and tokens in the middle of 2019 and stop accepting them at the end of 2019.

チケット(紙)、トークンとパスは2018年には使用できます。メトロパスの使用最終日は2018年12月31日、チケットとトークンは2019年中旬で販売終了、年末以降は使用できなくなります。

【解説】2019年には現金乗車以外では PRESTO カードのみが TTC 乗車の際に使うことができるチケットになる、と理解しておいて良いと思います。これに従い、地下鉄駅からトークンの自動販売機はすでに姿を消し、パス(メトロパス/週パス)の自動販売機の撤去も始まっています。

表にまとめると以下のようになります。現行のパスには、今回説明するメトロパス(月極め)以外にウイークリー・パス(週乗車券)、デイパス(一日乗車券)もありますが、これらについての発表はまだありません(2018年8月現在)。

乗車券のタイプ 販売 有効期限
現金乗車 継続 継続
PRESTOカード 継続販売 継続利用
チケット(紙) 2019年中旬終了 2019年末終了
トークン 2019年中旬終了 2019年末終了
パス 2019年中旬終了 2019年末終了

以下、メトロパスに焦点をあて詳しく見てゆくことにします。

メトロパスとPRESTOの月極めパスの違い

メトロパスの現行版と PRESTO 版の違いは、内容においてはありませんが、使い方が変わります。

The only difference between a TTC Monthly Pass on PRESTO and a Metropass is that you need to tap a PRESTO card on a card reader instead of showing it to a collector, operator or Transit Fare Inspector, or swiping it at a turnstile. Both provide unlimited travel for a month.

唯一の違いは、メトロパスは専用リーダーにスワイプ/係員や運転手に提示することで乗車ができましたが、PRESTO の TTC 月極めパスは乗車時にこれまで通り、改札でリーダーにタップする必要があることです。両方とも、1ヶ月の有効期限内に TTC 路線を無制限に乗車することができます。

【解説】地下鉄駅では改札口の改修が行われています。実際に現行メトロパスを使っていると入れない改札口が増えていて使いずらい状況が出てきています。その分 PRESTO リーダーが全面的に設置されている改札が増えています。

TTC 月極めパスを PRESTO カードに入れる際の料金

The TTC Monthly Pass on PRESTO provides the same unlimited travel for a month that a Metropass does.
The adult and senior TTC Monthly Passes on PRESTO cost the same as a Metropass. An adult pass is $146.25 and a senior pass is $116.75. A youth and post-secondary student Monthly Pass will be available starting with the September pass period.

TTC 月極めパスを PRESTO カードに入れることで、メトロパス(Metropass)と同様1ヶ月間無制限に乗車することができます。大人とシニアの TTC 月極めパスを PRESTO カードに入れる場合、料金はメトロパスと同じ大人 $146.25/シニア $116.75 のままです。学生の月極めパスの販売は9月利用開始分から行われます。

If you do not already have a PRESTO card you will need to purchase a card for $6.
Cards purchased online at prestocard.ca External link take 7-10 business days to arrive in the mail. Cards purchased at a Gateway Newstands within the TTC subway stations cost $20. This cost includes the $6 card fee and a balance of $14.

PRESTO カードを持っていない場合は、カードを $6 で買う必要があります。カードの購入は、オンライン(prestocard.ca)で申し込む場合は郵送で7〜10日ほどかかります。地下鉄駅コンビニ(Gateway Newstands)で買う場合は、1枚 $20(カード代金 $6、チャージ済 $14)になります。

If a Monthly Pass is loaded onto one of these cards, it is separate from the $14 balance, which can be used to pay fares on other transit agencies that use PRESTO or on the TTC when a pass isn’t loaded onto a card. This balance does not expire.

月極めパスを駅コンビニで買った $20 の PRESTO カードに入れると、チャージ済みの $14 は別な交通機関を利用した時あるいは月極め期間終了後の乗車料金として使われるまで、カードの中に保存されています。

新規の PRESTO カードに月極めパスを入れる方法

If I’m buying a PRESTO card for the first time, can I load the TTC Monthly Pass at the same time I’m ordering my PRESTO card online?
Yes. However you will need to activate your card after it arrives in the mail before you can use it.

もし新しい PRESTO カードをオンラインで買い、同時に TTC 月極めパスを入れることはできますか? はい、ですがカードが郵送されてきたら使用する前にカードのアクティベーションが必要です。

To activate your PRESTO card you must:
Enter the 17 digit PRESTO number and PIN number that you chose when you purchased the card online
Tap your card on a card reader within 30 days to complete the activation process
Please note, it can take up to 24 hours to process the activation. During this time you won’t be able to use your card.

PRESTO カードのアクティベートは、17桁の PRESTO ナンバーと、購入時にセットした PIN ナンバーを入力してください。その後30日以内にカードリーダーでタップすることでアクティベーションが完了します。アクティベーションには24時間がかかり、それまではカードを使うことはできません。

【解説】駅の自動販売機で買った場合に限りその場で機械がアクティベーションをやってくれるので、すぐに使うことができます。

PRESTO カードはネットでのアクティベーションが必要ですから、その後ネットでメールアドレスに紐付けした状態でアカウントを作成する必要があります。アカウント作成の利点は利用履歴をネットで確認できる、オートチャージができるなどの利便性が上がること。上記の説明は、最初の流れを説明しているものです。

販売日について

The passes will be available online 8 days before the first day of the month and will remain for sale until 5 days after the first day of the month.

販売は、それぞれの月が始まる8日前からオンラインで始まり、5日まで行われます。

You should buy your pass before the first day of the month. It can take a few hours from the time you purchase a pass to process your transaction. Once it’s processed, the pass will be added to your card when you tap it on a PRESTO device.

月の最初の日からパスを使う場合は、パスを買ってから処理されるまでに数時間を要しますので、必ずそれ以前の日付でパスを買ってください。処理が完了され次第、PRESTO カードに月極めパスが加えられて使用できるようになります。

TTC transaction times for online card loads made through prestocard.ca External link are ready within a few hours. To be safe, we advise our customers to give themselves extra time to ensure their cards are ready to use by the time of travel.

オンラインで TTC 月極めパスを PRESTO カードに入れる際の処理には数時間がかかります。従って、実際に利用する時にシステムの準備ができるよう余裕を持ってパスを買っておくことをお薦めします。

【解説】これは公式サイトでパスをオンラインで買うことを想定したアドバイスです。実際に確実なのは、地下鉄駅にある自動販売機を使う方法をオススメします。端末が常時システムと繋がっているため、パス購入情報がその場でアップデートされカードに書き込まれます。これは残高確認にも使える方法です。

結論:実際に買いました

今日は8月1日なので、今月の TTC 月極めパスを実際に駅の自動販売機で、すでにアクティベート&登録済みの今まで使ってきた PRESTO カードに入れてみることにします。

1)自動販売機のディスプレイの「Load/Query PRESTO Card」をタップ
2)「Load TTC Pass」をタップ
3)「Select Transit Pass」の「TTC Adult Monthly Pass」をタップ

4)「Choose payment type」から支払い方法(キャッシュ/カード)を選択。今回は右のカードを選択
5)一番右の「Credit Debit」のスロットにカードを入れ、隣のピンパッドの画面の指示に従い暗証番号を入力。支払いが完了したらカードを抜きます
6)PRESTO カードのアップデートが始まります

7)レシートを選択
8)アップデートが終わるまで PRESTO カードは入れたままにしておく
9)終了したら、領収書とカードを抜く

ディスプレイの指示に従えば、難しくはありませんでした。カナダの場合領収書は必ず取っておきましょう。

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早速改札に入ってみます。公式サイトの解説では、カード情報がアップデートされるまでには数時間がかかるとありましたが、今回は駅の端末で買っているので、すぐに使えるはずです。

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中に入れましたが、それはチャージ分から引かれているのか、今購入したパスが使われているのか、早速駅の反対側で出て確認したいと思います。

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最近まであったパス自動販売機が撤去され、ケーブルの配管だけが残っています。

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カードの中身を表示させてみました。さらに詳しく見るために「Transaction History」をタップすると、

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8月1日午前10時5分に駅でパスを購入したことが「+PASS」という表示で分かります。その後すぐに改札を入っていますが、「PASS」という表示で料金は引かれず残金(Balance)は$15.30のまま変化がありません。

駅の自動販売機で買う場合はその場でシステムがアップデートされるため、すぐに使えることがわかりました。

レトロなデザインのトロント TTC メトロパス(2018年7月版)

カラフルなデザインが定着した、トロントの公共交通機関 TTC を1ヶ月間乗り放題できるメトロパス。昨年はカナダ建国150周年ということから、トロントらしい記念となるデザインのカードが発売されたのは記憶に新しいところです。

今年はどうかな? と見ていましたが、さすがに151周年だと中途半端ですから特別なデザインでのカード発行は行われませんでしたね。

今年はトロントのネイバーフッドと呼ばれる代表的なご近所エリアをフィーチャーして、そのデザインのカードが製作されています。今月はトロントの西にあるネイバーフッドの、The Kingsway。駅の周辺にちょっとした商店街がある瀟洒な住宅街が今月のイラストのベースになっていて、絵柄のレトロ感が良かったのでメトロパスを使うこととしました。

最近加速される PRESTO 関連の設備。ユニオン駅の自動券売機とチャージ機も、このようにすっかりと変わりました。一番右の赤い機械が定期券やパス専用機。真ん中の緑の3つが PRESTO チャージ用で、左端が PRESTO カード販売とチャージができる多機能機。この多機能機が各駅に続々と設置され、メトロパスは2018年12月31日をもって引退となります。

メトロパスはプレスト(PRESTO)にチャージという形で入れることができますが、カードは赤い専用機のみ。

これで手持ちのメトロパスは3枚。それぞれに味のあるデザインで、使った後にコレクションするという意味で、カードデザインが毎月変わるのは楽しみでもあります。

バンクーバーの交通系カード Compass をトロントで注文

バンクーバーに行ったのは、2013年のこと。その時にはまだなかった交通系カード Compass(2015年8月より開始)が今回のテーマです。

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世界中で急速に普及し始めている交通系カード。トロントでもようやくトークンから PRESTO への移行が本格化してきましたが、バンクーバーの様子を見ると、トロントより少し先を行っているようです。

Compass カード

Compass は Translink が運営するメトロ・バンクーバーの公共交通機関で使える交通系スマートカード。2013年当時はまだチケット制で、このように進化するとは思いませんでした。

今年(2018年)5月からロンドン式のクレジットカードをタッチすることで乗車ができるようにシステムが変更されたようで、Apple Pay なども使えるようになっているとのこと。

路線図を見ると、バンクーバーはこちらもロンドンと同じゾーン制。最初にタップすると、そこから全ゾーンに乗車した場合の最大料金を Reserve(仮予約)し、下車の際にタップ(tap off)した時に実際の乗車金額を確定させる、というシステムのようです。従って、下車時にタップし忘れると、最初に仮予約された最大料金がチャージされる、という仕組みになっているのですね。

トロントのTTCは全体が1ゾーンですからこの問題は起きませんが、UP Express は距離で料金が決まるため、チャージ料金に混乱がありました。振り返ってみると、日本のシステムは複雑なところを上手に運用しているのだと思わされます。

バンクーバーはトロントと違って海に面している港町。仕事で訪れた自由時間を見つけて街を歩きましたが、今度行く機会があったら、Compass を使って街歩きをするのも楽しいかなと思っています。そこで旅行気分を味わうために、カードを注文してみることにしました。

注文してみました

Compass カードの公式ウエブサイト(https://www.compasscard.ca)の右上「Purchase a Card」をタップすると、カナダ国内にカードを郵送してくれるサービスがあります。今回はこれを利用し、トロントでカードを入手します。

まずはカード購入のトップページ。カードタイプの欄は Adult(大人)を選び、その下のボックスはオプションとして名前を入れることができるようになっていました。Give your card a name instead of a number(番号の代わりに名前を入れられます)ということだったので、試しに自分のファーストネームを入れてみます。

スクロールすると、カードのチャージ額が決められます。取り敢えずバンクーバーに行く予定はないので、最小金額の$5を入れておきます。

$5をタップし Add a Pass to your card をチェックすると、その下に月払いのパスの料金がゾーンごとに表示されます。残念ながらデイバス(1日パス)はないようでしたので、このまま Add to order(注文する)をタップ。

Review your order(オーダー確認)ページが出てきます。カードには、$6(カード代)と$5(チャージ代)が記載され、合計金額が$11になっています。

次の画面では、送り先の住所を入れます。国のところがカナダのみになっていて、日本からは注文できないようになっています。今回はトロントの自宅に送ってもらいます。

支払いはクレジットカードで。

最後にもう一度注文確認の画面が出ます。送料はゼロですね。カナダポストが使われるようですので、8~10日で届くというのでのんびり待ちたいと思います。

オーダーが完了しました。

注文してから約5日で、無事トロントの自宅にカードが届きました。路線図が同封されているかも、と期待しましたが、規約のパンフレットのみでした。それでもロンドンの時はカード一枚がデカイ封筒で送りつけられてきただけでしたから、良心的と言えるでしょう。

大きさは標準のカードサイズ。申し込み時に「カード番号の代わりに名前を入れられます」とありましたが、送られてきたモノには名前は刻印されていませんでした。まあ、仕方ないですね。そもそも、トロントにいて Compass カードを手にすることができること自体が素晴らしいこと。これでいつでもバンクーバーに行くことができます。

ヒースロー・エクスプレスの乗り方

トロントへの帰り道は、Paddington駅〜ヒースロー国際空港間を15分で結ぶ速さがウリの Heathrow Express で。タイムテーブルを調べると、始発:午前5時10分〜終電:午後11時25分で結構頻繁に(毎時4本=10分/25分/40分/55分)運行しています。

チケットは券売機で

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券売機はタッチ式。2列目の真ん中 Express Saver の  Single(片道)/Return(往復)を選択(Carnet はグループチケット)。料金は、片道25 ポンド(月〜金:午前7時〜10時、午後4時〜7時)/ 22 ポンド(先ほどの時間帯以外)/ 37 ポンド(往復)と、地下鉄に比べると非常に高価。90日以上前にオンラインから予約すると 5.50 ポンドという格安料金の設定もあります。(料金設定すべてを知りたい方は公式サイトへ

券売機、Paddington駅ホーム入口付近の見た目はこんな感じです。ホームの先に丸い形の列車が止まっています。

専用列車ならではの快適さ

高いお金を払って乗るわけですが、地下鉄と比較すると、

1)座り心地の良い座席
2)スーツケースが置ける荷物置き場
3)スピード
4)ターミナルへの移動もスムーズ

こんな感じでしょうか。

確かに行きの地下鉄は、ダウンタウンまでほぼ1時間かかった上に狭い普通の車両でしたから荷物の置き場に困りました。気ままな一人旅なら地下鉄で問題ないと思いますが、スーツケースの取り回しが面倒な方はこちらがオススメです。

ロンドン Underground の Oysterカード

ロンドン地下鉄(Undergroundのスマートカード Oyster。ゾーン制の料金体系がわかりずらいので、スマートカードにデポジットを入れておいて使うのが便利です。

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旅行者として Oyster カードを買う方法は2種類(ヒースロー国際空港駅の改札/旅行者用カードをあらかじめ買う)あります。

空港駅窓口で買う方法

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そもそも Oysterカードとは何かということですが、これが空港駅窓口で買った状態です。日本の SUICA や PASMO と似た交通系スマートカードで、改札でタッチして出入りします。これを空港で入手しておくことで、ロンドン観光の移動が便利になります。

国際線ターミナル駅の探し方は、黄色い大きな電光掲示板に書いてある Underground のサイン。赤い丸が目印のロゴとともに「Underground」と書いてある表示に従います。一番上の「Heathrow Express」は、空港と Paddington駅を23分で結ぶ高速鉄道。スーツケースが多かったり急ぐ場合はこれが便利。今回はのんびり地下鉄を使ってダウンタウンを目指します。

地下鉄駅の改札付近はこのような状態です。Oyster カードは正面右手の窓口か、左手側の自動券売機で買うことができます。この時は事情がわからない状態だったので、行列ができていた窓口に並びました。10分ほどで順番がやってきました。ちょっとしたやりとりがあり渡されたのは、

Oysterカード1枚(5パウンドのデポジット)
カードホルダー
トップアップ(10パウンド)
地下鉄路線図

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カードホルダーは、ブロンプトンを買った時にもついてきた(上の黒いモノ)程で、ロンドン市民にはお馴染みということなのでしょう。自動券売機はガラガラでこっちの方が速そうでしたが、記念になるカードホルダーがもらえるので窓口に回って良かったと思います。

旅行者用 Oyster カード

公式ウエブサイトには、空港に到着して行列に並ばずそのまま地下鉄に乗りたい場合、事前に公式ウエブサイト(https://visitorshop.tfl.gov.uk/)から申し込むと、通常のカードとは違うデザインの「Visitor Oyster Card」を自宅に郵送で届けてくれます。

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これが Visitor Oyster カード。空港駅窓口で渡されるケースや地下鉄路線図はなく、でかい封筒にこれだけが入っていました。ちょっと残念ですね。

今回は出発日を1週間後としたため、スタンダード(8〜15営業日)は不可。 DHL のクーリエを選択し配達先(Delivery country)をカナダにすると、送料が12.75ポンドで、合計27.75ポンドは空港で買う通常料金の倍になってしまいました。待ち時間10分のために2000円を払うかは、考えどころでしょう。

改札の抜け方

改札でのカードの使い方は日本と同じタッチ式ですから、特に迷うことはないと思います。改札入場時に「タップオン」、出るときにもう一度「タップオフ」を忘れずに。駅によってはイレギュラーな場所にあるようですが、ダウンタウンの中心部はそんなことはなさそうです。初チューブ乗車を楽しみます。

罰則について

ゾーン制を取るロンドン地下鉄の料金体系は、距離で決まる日本や初乗り料金のみのトロントに慣れている私にとっては馴染みがない分直感的に分かりづらく、Oysterカードにどれだけ入れておけばいいのかの判断に迷います。

特に、Remember that your ticket must cover your entire journey and all the zones you travel in.(手元のチケットには必ず、乗車するゾーン区間をカバーするだけの料金があらかじめ入っていなければなりません)という但し書きがあります。どうも、乗り越し後の清算ができない、らしいのですね。

規則を読んで行くと、改札を出る時に Oyster カードの残金不足が発生すると、80ポンド(21日以内に支払うと半額)という罰金が課せられる非常に厳しい罰則。しかも改札入場時に残金がどれくらいあるのかを自動的には教えてくれないという、日本に比べると不慣れな旅行者に不親切なシステムに見えます。

このため、あらかじめどういう行動パターンになるのかを予測し、必要な金額をチャージしておく自衛策を取る必要がありそうです。

どれくらいチャージが必要か?

論より証拠。Single fare finder で料金を調べてみました。ヒースローに到着し、そこからOyster カードで地下鉄を使いダウンタウンのホテルに向かい、数日観光をするというストーリーです。

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1)空港(ゾーン6)からダウンタウン(ゾーン1)までは 5.10 ポンド
2)ダウンタウンをカバーするゾーン1内の移動は一回 2.40 ポンド

初日に空港からホテルまで、そしてゾーン1を1往復と考えると 5.1+2.4+2.4=9.9ポンドとなり、最初に空港で最低料金の 10 ポンドを入れておけば、ギリギリ問題なさそうです。

翌日以降の行動を、ゾーン1のみあるいはゾーン1〜2とした場合、Daily Cap(1日のチャージ限度額)がどちらも一律 6.80 ポンドなので、

初日を空港〜ホテルのみ5.10ポンド+翌日からの行動日数×6.80+ホテル〜空港5.10ポンド

この計算式から導き出せる空港での最初のチャージ金額は、

最小で17ポンド=5.10(空港)+6.80(フル観光1日)+5.10(空港)

ですから、最初のトップアップ(チャージ金額)は20ポンド。翌日以降については、最初に地下鉄に乗る前にフル観光日数×6.80分だけチャージしておく、と考えておけば良さそうです。

コンタクトレスとは何?

Oyster の下に 「コンタクトレス(Contactless )」という欄が出ています。現金払いのほぼ半分、Oysterよりもさらに安い料金設定です。

これはクレジットカードなどを Oyster カードと同様に直接改札でタップすることができる機能。Apple pay にも対応しているようです。調べていくと、イギリス国外で発行されたカードは使えないものがあることや利用ごとに手数料と為替レートがかかる場合、地元市民には便利で安いサービスが旅行者向けなのかどうかは、検証が必要なようです。

【最新情報追記あり】モントリオール地下鉄 STM 乗車チケットの買い方・使い方ご紹介

モントリオールの個人旅行で重要な移動手段となる地下鉄・バスの公共交通機関、 STM(Société de transport de Montréal / http://stm.info/en)。今回はこの乗車チケットの買い方と使い方の基本をご紹介します。

この記事の目次

地下鉄路線おさらい

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モントリオールのダウンタウンには、No.1(緑)・No.2(オレンジ)・No.4(黄色)・No.5(青)の順番に1966年より開業した4路線(No.3は建設中止)が営業中です。これを乗りこなすと、主要なアトラクションや観光的な場所に簡単にアクセスができます。
(路線図はこちら)

乗車チケットの買い方の基本〜地下鉄駅のブース

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乗車チケット及びスマートカードを買う方法の基本は地下鉄駅のチケットブースになります。かつては現金のみでしたが、現在(2018年8月)はカード可となりました。

乗車チケットの買い方の基本〜自動券売機

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チケット(OPUSカードも)はこの自動券売機で買います。写真はモントリオール中央駅。VIA鉄道からの場合は、コンコースのスタバ側にあります。

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この写真は、モントリオール国際空港。国際線の出口そばにあります。

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端末は、左側にディスプレイ、その左下にお札($5/$10/$20)、右上にはデビッド/クレジットカードの挿入口と、その下に暗証番号用のキーパッドがあります。OPUSのチャージをする場合は、ディスプレイとキーパッドの間にあるスロットにカードを入れます。

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これがディスプレイ近影。

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まずは英語にします(フランス語がわかる場合はそのまま)。

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OPUSカードのリロードは、カードを置くと始まります。右側のメニューには、

・Reloadable OPUS Card(OPUSカードを新規に購入する)
・Non-reloadable card(通常の乗車券を買う)

この2つが出ていますので、今回は乗車券を購入。なお、この写真では画面をタッチしていますが、タッチパネルではありませんので念のため(間違っちゃいました)。

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写真は空港の端末のため、3日券($19)、週末券($13.75)、1日券($10)の3つが出ています。

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地下鉄駅の場合は全ての種類が表示されるため、数が多いのでページを送って探します。今回は1日券を買います。なぜ1日券を買っているかの理由は、下記ブログをご覧ください。
・【モントリオール】空港からダウンタウンへ格安アクセスができるSTM 747バス

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お会計画面でカードを選択しましたので、この画面になります。キャッシュの場合はお札を左下から入れます。

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最初に上のスロットにカードを入れ、下のピンパッドの画面を見ながら指示に従います。

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念のために領収書のボタンを押しておきます。

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右下の口にチケット領収書が出て来ます。

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終了です。

乗車チケット〜基本の1回乗車券

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料金(2018年4月現在)は、基本料金(1 trip)が $3.25 と、トロントと同様初乗り料金のみです。使い方は、紙の磁気カードを改札のオレンジの差込口から入れる形で入場します。

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改札口の入場側の見た目。カードを機械に入れ、バーを押して入場します。

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出てきた磁気カードの裏面には、乗車時間が印字されます。これは 1 trip 券だけの仕様。これが乗車したことを証明するレシート(proof of payment)で、駅員さんから提示を求められることがありますので大切に取っておきましょう。

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出口の見た目です。バーを押して外に出ます。

乗車チケット〜お得なタッチ式のパス

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この磁気カードにはもう一種類、基本の 1 trip に加えて下記の料金をカバーする Occasional Card があります。

このカードはスマートカードのようにチップが埋め込まれているので、タッチ式。

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買う時には、下記の種類を選ぶ形になります。

2 trips($6.00)/10 trips($27.00)
1-day pass(最初の改札通過時より24時間 / $10.00)
3-day pass(最初の改札通過時より72時間 / $19.00)
Weekly pass($25.75)
Unlimited Evening pass($5.00/6pm-5am)
Unlimited Weekend pass(金曜午後4時〜月曜午前5時 / $13.75)

最新の料金は公式ウエブサイトを参照してください。

乗車チケット〜スマートカードの「OPUS」

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これとは別に、OPUS というスマートカード($6/払い戻しなし)も普及しています。これは日本の SUICA と同様チャージ式プリペイドカードです(購入してから4年間有効)。

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駅構内にはクレジットカードを使ってチャージする専用端末があります。

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4年間の有効期限がある OPUS カードがいつまで使うことができるのかを調べるのは、公式ウエブサイトにアクセスし、「Greater Montreal Area」の「Check the expiry date of OPUS card」をクリック。

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カード裏面に印字されている 02-XXXXXXXXXX 12桁の番号を入れると、

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買ったのは2016年でしたので、カードの有効期限は2020年と表示されています。

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カードを買う時に路線図が印刷されたハンディなパンフレットも貰っておきましょう。旅行中は Google Map が便利ですが、いざという時にすぐに全体が見渡せる地図は大変便利です。

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イコカ(ICOCA)カード

どの街に立ち寄っても、最初にするのが交通系カードのチェック。今回大阪に行きましたので、関西圏で使うことができるICOCA(イコカ)カードをゲットしました。

すでに持っている SUICA は大阪でも使えますから、敢えて同じようなカードを買い足す必要はない、と言われればそうかも知れません。それでも何かの記念になればと、到着後間もなくして大阪駅で購入。SUICA はペンギンでしたが、イコカはカモノハシ。名前は「イコちゃん」という名前なんだそうです。可愛いですね。

大阪でチャージした残金があったので、東京に戻って来てからもしばらくは使っていました。

関連グッズは、宿った駅直結の「ホテルグランヴィア大阪」のコンシェルジェが一番の品揃えのようです。ホテルには、イコちゃんがデザインされたキャラクタールームもある程で、カードに加えてこんなものも購入し、早速 iPhone につけています。

なかなか良い旅の思い出になりました。

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トロントで レトロなデザインの TTC 定期券を買う方法

毎年コンセプトが変わるTTCの定期券デザイン。初めて買ったのは昨年でした。この時はどちらかというと無機的なデザインでしたが、今年はまた違ってカラフルな絵柄が採用されています。

今回は、この自動パス販売機で購入。

画面の右下をタッチ。

大人の定期券を1枚。

146ドルと出てきます。「Accept」をタッチ。支払いは銀行カードで。

カードが出てきます。

交通系スマートカードでは日本は随分進んでいて、東京とトロントを行き来していると自然と両都市の違いを考えたりします。iPhone を Suica に入れて改札を抜ける感じは便利で、コンビニで使えたり残金がその場でわかるところも含めて「便利」だと思います。特に東京は忙しい街ですし、機能重視は当然だと感じます。

トロントで暮らしていると、カナダ最大の都市だと言われているけれどもやはりのんびりしているのは事実。それほど便利で多機能である必要はなく、どちらかというとシンプルでわかりやすい使い勝手の方が「トロントらしい」と思います。街には沢山の移民が集まり、多くの文化や言語が入り混じっています。当然考え方が根本的な人々が寄せ集まって生きているわけですから、のんびりやらないとまとまりがつかないという現実もあると思います。

日本の定期券は、スマートカードであっても乗車区間と有効期限が書いてあるのが一般的ですが、トロントの場合はこんな仕上がりになるのが対照的で面白いですね。旧型ストリートカーやバス乗車の際に運転手さんに見せる際、絵柄でその月の定期券とわかるのは便利だと思います。微妙にローテクでレトロな理由は、こんなところにもあるかもしれません。

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ローテクとは言え時代の流れの中で、着々と進化は遂げています。PRESTO 導入に伴う自動化ゲートはその一つ。TTC の近代化に成果を上げた CEO はニューヨーク地下鉄にヘッドハンティングされたのは昨年のことでした。週末ごとに工事で止まる TTC の評判は芳しくはありません。利用者が激増する中で、より多くの人を効率的に運ぶための新しいシステムの導入のためのようです。

といろいろ書きましたが、特に必要もないのに買ってしまったので、TTC を使って今月もせっせと出かけることにします。